Accept論文

Accept論文一覧

Prevalence of Helicobacter pylori infection by birth year and geographic area in Japan

受理日
Authors

Junko Ueda, Masahiko Gosho, Yoshikatsu Inui, Toru Matsuda, Masatoshi Sakakibara, Katsuhiro Mabe, Shigemi Nakajima, Tadashi Shimoyama, Mitsugi Yasuda, Takashi Kawai, Kazunari Murakami, Tomoari Kamada, Motowo Mizuno, Shogo Kikuchi, Yingsong Lin, Mototsugu Kato

雑誌名

Helicobacter

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私が代表のH22-24年度の厚労省班会議の研究成果です。
約15000例の検診データから現在のH. pylori罹患率を示して、疫学的な考察を加えた論文となっています。
班員としてデータセンターの役割をしてくれた愛知医大の大学院生が筆頭者で、これで学位を申請するとのことでした。他にも班会議の成績を論文化する予定です。
(加藤)

The utility and safety of EUS -FNA for pancreatic cancer as a preoperative diagnostic modality

受理日
Authors

Kudo T, Kawakami H, Kuwatani M, Eto K, Kawahata S, Abe Y, Onodera M, Ehira N, Yamato H, Haba S, Kawakubo K, Sakamoto N.

雑誌名

World J Gastroenterol

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膵癌に対する術前EUS -FNAの臨床成績は私が2年目の日本消化器内視鏡学会総会で発表させていただきました.
自分にとっては初めてのシンポジウムでした.3年目には国際シンポジウムでbrush upさせていただきました.
この論文は,その内容に肉付けし,河上先生,桑谷先生にご指導をいただき出来たものです.
最初に論文化した後,修正を加えつつ,初投稿するまで約1年かかりました.その後,rejectに次ぐrejectを受け,今回のacceptに至りました.
大学院1年目のころからデータをまとめだしましたので,実に4年がかりとなりました.ありがとうございました.
(工藤)


新年早々朗報が舞い込んできました!工藤先生の論文がacceptされました!
A cceptまでは紆余曲折ありましたが,7誌目にして何とかacceptされました!IF (2012) 2.547の雑誌ですから,恥じることはないですね.この数年間におよぶ日常診療終了後の仕事が報われました.
さて論文の内容ですが,膵癌に対する術前EU S -FN Aの臨床成績です.コツコツやってきたよかった,としみじみ感じています.学位論文はさらに...なので,お楽しみに.
(河上)

Phase 1 study of efatutazone, a novel oral peroxisome proliferator-activated receptor gamma agonist, in combination with FOLFIRI as second-line therapy in patients with metastatic colorectal cancer.

受理日
Authors

Komatsu Y, Yoshino T, Yamazaki K, Yuki S, Machida N, Sasaki T, Hyodo I, Yachi Y, Onuma H, Ohtsu A.

雑誌名

Invest New Drugs. 2013

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我が国有数の癌のHigh volume centerが参加する新薬の臨床治験では、がんばっても中々、北大が1st authorを得られる機会は少ないのですが、PPAR-γ阻害薬であるefatutazoneのPhase I 試験において、1st authorを頂くことが出来ました。しかも、新薬Phase I という困難な臨床治験を成し遂げたという観点からも当院化療Gは素晴らしい仕事ができたと考えています。薬剤自体は、残念な事に開発中止となり、論文化の際には大変苦労しました。でも、我がグループメンバーは本治験では本当にがんばってくれました。ご苦労様でした。
(小松)

A multicentre randomised trial to compare the efficacy of omeprazole versus rabeprazole in early symptom relief in patients with reflux esophagitis.

受理日
Authors

Nagahara A, Suzuki T, Nagata N, Sugai N, Takeuchi Y, Sakurai K, Miyamoto M,
Inoue K, Akiyama J, Mabe K, Konuma I, Kamada T, Haruma K.

雑誌名

J Gastroenterol.

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PPIの効果についてCYP2C19の遺伝子多型別に見た全国多施設共同研究の論文が掲載されました。


実際の臨床に貢献するのか微妙なところではありますが、例えばPPI抵抗性のGERD/NERDや速やかな効果を期待する場面では参考になるデータだと思います。今後も多施設研究を企画、あるいは参加してエビデンスを蓄積したいと思います。
(間部)

Evaluation of 19-gauge endoscopic ultrasonography aspiration needles using various echoendoscopes

受理日
Authors

Itoi T, Itokawa F, Sofuni A, Kurhara T, Tsuchiya T, Ishii K, Tsuji S, Ikeuchi N, Kawakami H, Moriyasu F, Yasuda I

雑誌名

Endoscopy International Open

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東京医大消化器内科 糸井隆夫 先生との共同研究です.非常にマニアックなベンチモデルを用いた論文です.日本人らしい論文と思います.残念ながら,GIE,Endoscopyはrejectでしたが,EIOにacceptされました.
糸井先生よりコメントを頂戴致しましたので,ご参照下さい.(河上)

東京医大消化器内科 糸井隆夫先生のコメント
この論文はEUS-FNAあるいはInterventional EUSにおいて多く用いられている19ゲージFNA針のスコープや起上鉗子台のアングルをかけたときの針の穿刺性(抵抗)をベンチモデルを用いて検討したものです.今回掲載されるEndoscopy International Open (EIO)はEndoscopyの兄弟誌として2013年暮れまたは2014年に創刊されます.従って現在はIFはついていませんが,CGHのように早晩PubMedでのOn-line閲覧とIF獲得が予想されます.本論文はその第1巻第1号の論文として掲載される予定です.
(東京医大消化器内科 准教授 糸井隆夫)

Endoscopic diagnosis of early neoplasia of the esophagus with NBI: Correlations among background coloration and iodine staining findings

受理日
Authors

Takahashi M, Shimizu Y, Ono M, Suzuki M, Omori S, Yoshida T, Mori Y, Nakagawa M, Ono S, Nakagawa S, Mabe K, Kato M, Hatanaka K, Asaka M, Sakamoto N.

雑誌名

Journal of Gastroenterology and Hepatology

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学位の基礎論文がacceptされました。早期食道腫瘍における、NBI観察時の粘膜色調変化(background coloration; BGC)を用いた診断能とその出現機序に関する論文です。BGCにおける最初の前向き研究であり、いいタイミングでacceptされました。IRB申請から症例収集、結果解析までのすべての行程に関われたこともあり、とても達成感があります。1本の論文を仕上げることの大変さを学ぶことができました。清水先生には終始ご指導をいただき、心から感謝しております。
(高橋)


地道な努力が形になって本当に良かったです。Background coloration (BGC) という、今後、一般化するであろう用語を用いた最初の論文となりましたので、多数引用されるKey paper になるものと思われます。さらなる研究の発展を期待しております。
(清水)

Leucovorin, fluorouracil, and oxaliplatin plus bevacizumab versus S-1 and oxaliplatin plus bevacizumab in patients with metastatic colorectal cancer (SOFT): an open-label, non-inferiority, randomised phase 3 trial.

受理日
Authors

Yamada Y, Takahari D, Matsumoto H, Baba H, Nakamura M, Yoshida K, Yoshida M, Iwamoto S, Shimada K, Komatsu Y, Sasaki Y, Satoh T, Takahashi K, Mishima H, Muro K, Watanabe M, Sakata Y, Morita S, Shimada Y,
Sugihara K.

雑誌名

Lancet Oncology. 2013 Dec;14(13):1278-86.

コメント

SOFT試験の成功により、我々のIRISに次いで、本邦生まれの大腸癌レジメンとなるS-1+Oxaliplatin+Bevacizumab(SOX-BV)が誕生しました。私自身も試験計画段階から調整委員として加わり、我が化療Gももちろん治験に参加し、他のHGCSGメンバーも参加し、全国の有志と尽力したことによりこの第三相試験は成功となり、その結果が臨床腫瘍学系雑誌で最高峰のLancet Oncologyにアクセプトされました。
このレジメンも次のガイドライン変更時には標準治療として掲載されることと思います。調整委員としてまた化療G代表として、メンバーの尽力に感謝いたします。
(小松)

Endoscopic salvage technique for dislocation and tumor ingrowth of covered metallic stent after endoscopic ultrasound-guided choledochoduodenostomy

受理日
Authors

Kawakami H, Kuwatani M, Kawakubo K, Kudo T, Abe Y, Kubo K, Sakamoto N.

雑誌名

Endoscopy

コメント

EUSガイド下胆管十二指腸吻合術(EUS-CDS)施行後のトラブルシューティングをEndoscopy誌に受理して頂きました.現在のEUS-CDSの位置づけは,ERCP不成功時のsalvage治療の域を越えていません.EUSガイド下胆道ドレナージ術に関しては,IFの高い英文誌には,なかなか受理されないようです.偶発症対策関連は,acceptされているような印象がありますが,果たして....今後は,全国多施設でEUS-CDS vs. 経乳頭的アプローチのRCTを施行予定です.
(河上)

An educational intervention to improve the endoscopist's ability to correctly diagnose small gastric lesions using magnifying endoscopy with narrow-band imaging

受理日
Authors

Katsuhiro Mabe, Kenshi Yao, Masanori Nojima, Tokuma Tanuma, Mototsugu Kato

雑誌名

Annals of Gastroenterology (2014) 27, 1-7

コメント

胃病変に対するNBI拡大観察による診断能が教育講演によってあがるか、専門医、非専門医に講演前後、2ヶ月後の3回にわけて診断試験を行い結果を分析した検討がやっと論文になりました。

VSCSの開発者である八尾先生が自ら講演頂き、加藤先生、八尾先生の指導の下、間部、田沼(当時は札医1内)、野島(札医公衆衛生)で企画し行った研究で、IRBを通し、道内の内視鏡医に協力頂いた、皆さんの協力でまとまった仕事でした。2012年のASGEで発表しましたが、論文は検討のメインであるVSCSが一般的はなないなどの理由でrejectが続きました。IFのない雑誌ではありますが、タイトルを含めたmajor revisionが1回、その後さらにreviseを行って掲載。40歳にして大学に戻り初めての仕事が形になった喜びと、学会発表で終わらせず論文化することの重要性と大変さを改めて感じた仕事でした。
(間部)

A randomized, placebo-controlled, double-blind clinical trial of rikkunshito for patients with non-erosive reflux disease refractory to proton-pump inhibitor: the G-PRIDE study

受理日
Authors

Tominaga K, Kato M, Takeda H, Shimoyama Y, Umegaki E, Iwakiri R, Furuta K, Sakurai K, Odaka T, Kusunoki H, Nagahara A, Iwakiri K, Furuta T, Murakami K, Miwa H, Kinoshita Y, Haruma K, Takahashi S, Watanabe S, Higuchi K, Kusano M, Fujimoto K, Arakawa T, and the G-PRIDEstudy grou

雑誌名

Journal of Gastroenterology

コメント

SAMURAIグループによる多施設共同試験の2つ目の論文です。当院での登録症例が最多のため,本年5月にDDW2013(Orlando)で口頭発表した成績です。六君子湯のPPI抵抗性NERDに対する有効性を評価したものですが、特異的に高齢者、女性、やせ形に効果が示されました。これは漢方でいう虚証であり、六君子湯は虚証に効く薬剤です。これまでの経験が証明された訳です。
(加藤)

Guidelines for Gastroenterological Endoscopy in Patients Undergoing Antithrombotic Treatment

受理日
Authors

Kazuma Fujimoto, Mitsuhiro Fujishiro, Mototsugu Kato, Kazuhide Higuchi, Ryuichi Iwakiri, Choitsu Sakamoto, Shinichiro Uchiyama, Atsunori Kashiwagi, Hisao Ogawa, Kazunari Murakami, Tetsuya Mine, Junji Yoshino, Yoshikazu Kinoshita, Masao Ichinose, Toshiyuki Matsui

雑誌名

Digestive Endoscopy

コメント

昨年、日本内視鏡学会で発表した「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」の英語版です。一応、わが国も世界標準となったことを証明できます。あとは、エビデンスを今後作っていく必要があり、現在進行形も含め複数の研究が動いています。
(加藤)

Is wire-guided selective bile duct cannulation effective for the prevention of postERCP pancreatitis by all endoscopists?

受理日
Authors

Kawakami H, Isayama H, Maguchi H, Kuwatani M, Kawakubo K, Kudo T, Abe Y, Kawahata S, Kubo K, Koike K, Sakamoto N

雑誌名

Endoscopy

コメント

コメント:ERCP 施行時の選択的胆管挿管方法の1つである wire-guided cannulaiton(WGC) に関する meta-analysis がカナダのグループから報告されていました.欧米ではWGC は標準的となっていますが,それを裏付けるmeta-analysisです.本邦で施行させて頂いた RCT の論文も引用して頂きましたが,欧米とは異なる位置づけです.改めて,その結果を紐解きつつ,"meta-analysis の解析結果を鵜呑みにするのではなく,各論文の内容を十分に解釈しなさいよ"と,Letter to the Editor で反論しておきました.著者のreply内容が楽しみです.胸のつかえが取れました.夏休みの宿題 (?) を終えた気分です.
(河上)

Heat shock factor 1 accelerates hepatocellular carcinoma development by activating nuclear factor κB/mitogen-activated protein kinase.

受理日
Authors

Makoto Chuma, Naoya Sakamoto, Shuhei Hige, Mitsuru Nakanishi, Mitsuteru Natsuizaka, Goki Suda, Takuya Sho, et al.

雑誌名

Carcinogenesis

コメント

Endoscopic ultrasound-guided antegrade diathermic dilation followed by self-expandable metallic stent placement for anastomotic stricture after hepaticojejunostomy

受理日
Authors

Kawakami H, Kuwatani M, Sakamoto N

雑誌名

Digestive Endoscopy

コメント

EUSガイド下胆道ドレナージ術をantegradeで施行した際に,6F通電ダイレイターによる狭窄部拡張を行いました.
通電ダイレイターは経乳頭的にもEUSガイド下にもオールマイティで使用可能なので,最近のお気に入りの処置具です.
ところで,DENですが....最近,IFが急上昇したことにより,投稿論文のレベルも一気に上がっています.Acceptは本当にラッキーでした.
内視鏡関連の論文は,投稿先のハードルが高くなっていますので,今後が恐ろしいです....頑張ります.
(河上)

A multicenter retrospective study of endoscopic ultrasound-guided biliary drainage (EUS-BD) for malignant biliary obstruction in Japan

受理日
Authors

Kawakubo K, Isayama H, Kato H, Itoi T, Kawakami H, Hanada K, Ishiwatari H, Yasuda I, Kawamoto H, Itokawa F, Kuwatani M, Iiboshi T, Hayashi T, Doi S, Nakai Y.

雑誌名

Jounal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences

コメント

日本における超音波内視鏡ガイド下胆道ドレナージ術(EUS-guided biliary drainage; EUS-BD)の成績を後方視的にまとめた研究になります.最後まで御指導いただいた,東京大学の伊佐山浩通先生,中井陽介先生をはじめ,御指導いただきました諸先生に厚く御礼申し上げます.このような多施設共同研究に携わり,論文化できたことを非常にうれしく思います.


EUS-BDは従来のERCPによる経乳頭的ドレナージ術に代わる方法として,大きな注目を集めています.しかし,その方法やデバイスについては,標準的なものは存在せず,いまだ"手探り"の段階です.そのような黎明期のEUS-BDの成績をまとめた論文です.日本のトップ施設からの症例集積であり,手技成功率は高かったのですが,偶発症は高い発生率であることが浮き彫りになりました.現在,東京大学を中心としたEUS-BDの前向き研究に北海道大学 消化器内科も参加しています.この領域で,日本から海外に向けてインパクトのあるエビデンスを発信し続けていく必要があると考えています.また,EUS-BDに特化した道具の開発を,これからどんどん行っていき、"世界に北大あり"となるよう,努力していきたいです.繰り返しになりますが,このような機会を与えていただいた各施設の諸先生に深く感謝申し上げます.
(川久保)


紆余曲折ありましたが,何とかacceptされました.偶発症は既報通りであり,EUS-guided hepaticogastrostomy>EUS-guided choledochoduodenostomy との結果であり,予想通りの結果でした.世界的にも避けられつつある手技?と考えられている風潮があります.現状はsalvage technique の位置づけですが,手技の安定化により標準的治療となるよう頑張ります.
(河上)

A "resect and watch" strategy with endoscopic resection for pharyngeal cancer with massive subepithelial invasion would not be rational.

受理日
Authors

Shimizu Y, Takahashi M, Yoshida T, Ono S, Mabe K, Kato M, Asaka M, Sakamoto N

雑誌名

Gastrointestinal Endoscopy

コメント

咽頭癌EMR/ESDの成績が静岡がんセンターから報告されていましたが、上皮下massive invasion症例(2000 μm - 9500 μm)にも手を出していて、頸部リンパ節転移が出てもあとから郭清すれば大丈夫、というワイルドすぎる内容だったので、咽頭癌ESDのパイオニアとしてLetter to the Editorの形でもの申しました。
Shimizuらもやっていた、とか書かれてましたが、私がやっていたのは1000 μm未満の症例です。咽頭癌ESDの発展、普及のためにも、こんな乱暴なことをしちゃいかんだろうと諭してあげました。
(清水)

Transpapillary Dilation of Refractory Severe Biliary Stricture or Main Pancreatic Duct by using a Wire-guided Diathermic Dilator (with video)

受理日
Authors

Kawakami H, Kuwatani M, Kawakubo K, Eto K, Haba S, Kudo T, Abe Y, Kawahata S, Sakamoto N.

雑誌名

Gastrointest Endosc

コメント

膵仮性嚢胞の瘻孔拡張用に開発された通電ダイレイターを難治性胆・膵管狭窄に対して応用し,狭窄部拡張(突破)に有用であるとの結果を報告しました.世界で第1例目の使用経験をEndoscopyに2012年に報告して以降,順調に症例が増え,この度はGIEに受理して頂きました.今後も新たなアイデアを論文化できるよう,頑張ります.
(河上)

Randomized clinical trial: Rabeprazole improves symptoms in patients with functional dyspepsia in Japan

受理日
Authors

Ryuichi Iwakiri, Kazunari Tominaga, Kenji Furuta, Masahiko Inamori, Takahisa Furuta, Hironori Masuyama, Kazunari Kanke, Akihito Nagahara, Ken Haruma, Yoshikazu Kinoshita, Kazuhide Higuchi, Shin’ichi Takahashi, Motoyasu Kusano, Katsuhiko Iwakiri, Mototsugu Kato, Michio Hongo, Hideyuki Hiraishi, Sumio Watanabe, Hiroto Miwa, Yuji Naito, Kazuma Fujimoto, Tetsuo Arakawa

雑誌名

AP&T

コメント

SAMURAIグループ(代表 荒川哲男先生)が主催するによる最初の論文となりました。日本人によるFDに対するPPIの有効性を見たRCTの結果です。Rabeprazole40mgまでは用量依存性にFD症状の軽減に有効でしたが、80mgとなると逆に有効性が低下したという結果です。解釈が難しいのですが無事受理されました。
(加藤元嗣)

Pharmacokinetic assessment of irinotecan, SN-38, and SN-38-glucuronide: a substudy of the FIRIS study.

受理日
Authors

Satoh T, Yasui H, Muro K, Komatsu Y, Sameshima S, Yamaguchi K, Sugihara K.

雑誌名

Anticancer Res. 2013 Sep;33(9):3845-53.

コメント

北大(HGCSG)レジメンであるIRISが検証されたFIRIS studyにおいて実施された、薬理学的解析研究を阪大の佐藤先生が纏めて報告してくれました。一つの研究から、このような副(子?)論文がいくつか書けるのは嬉しいものです。もちろん当化療Gメンバーは、このPK採血でも尽力してくれました。PKは本当に大変です。良くがんばってくれました。
(小松)

Hypoxia-inducible factors activate CD133 promoter through ETS Family transcription factors.

受理日
Authors

Ohnishi S, Maehara O, Nakagawa K, Kameya A, Otaki K, Fujita H, Higashi R, Takagi K, Asaka M, Sakamoto N, Kobayashi M, Takeda H.

雑誌名

PLoS One

コメント

大学に戻って3年,やっとプロジェクトの一つが形になりました.
これまで多大なご協力を賜りました皆様に感謝申し上げます.
私に北大での研究のチャンスを与えてくださいました浅香先生,帰局後に実験場所と優秀な学生を提供してくれた武田先生,研究立ち上げのために研究費をサポートしてくれた小林先生,研究内容の立案,学生指導,追加実験をしてくれた中川先生,前原くんをはじめとしてデータを出してくれた学生の方々,本当にありがとうございました(大西俊介).