Accept論文

Accept論文一覧

Efficacy of therapy for advanced hepatocellular carcinoma: intra-arterial 5-fluorouracil and subcutaneous interferon with image-guided radiation

受理日
Authors

Makoto Chuma, Hiroshi Taguchi, Yoshiya Yamamoto, Mitsuru Nakanishi, Takuya Sho, Hiromasa Horimoto, Tomoe Kobayashi, Masato Nakai, Katsumi Terashita, Shuhei Hige, Hiroki Shirato, Masahiro Asaka

雑誌名

Journal of Gastroenterology and Hepatology.

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EUS-FNA for suspected malignant biliary strictures after negative endoscopic transpapillary brush cytology and forceps biopsy.

受理日
Authors

Ohshima Y, Yasuda I, Kawakami H, Kuwatani M, Mukai T, Iwashita T, Doi S, Nakashima M, Hirose Y, Asaka M, Moriwaki H.

雑誌名

Journal of Gastroenterology

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岐阜大学第一内科 安田一朗先生,森脇久隆教授と当科との共同研究がJG誌に受理されました.浅香教授の退職に何とか間に合いました.悪性胆道狭窄疑い例に対する経乳頭的胆管細胞診and/or生検診断陰性例に対するEUS-FNA診断の有用性についての論文です.Single centerでは少数例の経験であっても,多施設共同によって比較的多数例の検討になり,最終的には論文化することが出来ました.Minorな胆膵領域を押し上げるには,多施設とのコラボが極めて重要と考えています.今後も引き続き,多施設共同研究によるprospective RCTを始めとする臨床研究を計画・実施していきます.(河上)

Target biopsy using magnifying endoscopy in clinical management of gastric MALT lymphoma

受理日
Authors

Shouko Ono, Mototsugu Kato, Yuji Ono, Urara Nishida, Keiko Yamamoto, Yuichi Shimizu, Masahiro Asaka.

雑誌名

Journal of Gastroenterology and Hepatology

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かなり、マニアックな論文ですが、症例を増やし、形になりました。

Three cases of retroperitoneal schwannoma diagnosed by EUS-FNA.

受理日
Authors

Kudo T, Kawakami H, Kuwatani M, Ehira N, Yamato H, Eto K, Kubota K, Asaka M.

雑誌名

World Journal of Gastroenterology

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工藤先生の人生初の論文(case series)です.英文論文として見事受理されました.IF 2台ですので立派です.
うるさい上司にめげずに良く頑張ったと思います.私生活でも症例報告を待っています.この調子で学位も頑張りましょう.(河上)
初めての投稿論文です.これを載せる機会を与えて頂いた河上先生,桑谷先生にとても感謝しています. 僕は臨床ネタで学位を目指しています.これからも日常診療の中での発見をネタにバシバシ投稿出来れば良いと思っています.
今後も頑張ります.(工藤)

Randomized phase II trial of first-line treatment with tailored irinotecan and S-1 therapy versus S-1 monotherapy for advanced or recurrent gastric carcinoma (JFMC31-0301).

受理日
Authors

Komatsu Y, Takahashi Y, Kimura Y, Oda H, Tajima Y, Tamura S, Sakurai J,Wakasugi T, Tatebe S, Takahashi M, Sakata Y, Kitajima M, Sakamoto J, Saji S.

雑誌名

Anticancer Drugs. 2011 Jul;22(6):576-83.

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がん集学的治療研究財団(JFMC)での、胃癌におけるIRIS vs S-1療法の多施設無作為比較第2相試験の結果です。これは、体に優しい、経口抗がん剤を用いた胃癌化学療法の確立を目指してJFMCで計画されたものです。計画段階から、調整委員として関わっており、大学メンバー並びに、釧路の小田先生、宮城島先生など多くの協力者のがんばりのおかげで、authorをとらせて頂き、最近論文化されたものです。この試験アームとなったIRISも昨年論文化された、HGCSGの胃癌IRISが元になっていることは言うまでもありません。北海道生まれのIRIS療法が、様々な分野で活躍することはうれしいことです。メンバー全員の御協力のおかげでありますので、この場をお借りして御礼申し上げます。

Clinicopathological analysis of early stage gastric cancers detected after successful eradication of Helicobacter pylori.

受理日
Authors

Keiko Yamamoto, Mototsugu Kato, Masakazu Takahashi, Masahira Haneda, Keisuke Shinada, Urara Nishida, Takeshi Yoshida, Norikazu Sonoda,Shoko Ono, Manabu Nakagawa, Yasuaki Mori, Soichi Nakagawa, Katsuhiro Mabe, Yuichi Shimizu, Jun Moriya, Kanako Kubota, Yoshihiro Matsuno, Tadakazu Shimoda, Hidenobu Watanabe, Masahiro Asaka

雑誌名

Helicobacter

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山本桂子先生の学位論文です。学位の最終決定の前に、英文論文は見事受理されました。H. pylori除菌によって胃癌の腸型化が抑制されるとの内容で、今後さらに注目される論文になると思われます。

Endoscopic naso-pancreatic drainage for the treatment of pancreatic fistula occurring after living donor liver transplantation

受理日
Authors

Nagatsu A, Taniguchi M, Shimamura T, Suzuki T, Yamashita K, Kawakami H, Abo D, Kamiyama T, Furukawa H, Todo S

雑誌名

World J Gastroenterol

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第一外科 長津先生が肝移植後合併症(膵液瘻)について論文をまとめてくれました.
個の力や単科の力ではなかなか太刀打ち出来ないところがありますが,本年度はコラボも大切にしていきます.(河上)

メロペネム・コリスチン併用療法が奏功した同種骨髄移植後の多剤耐性緑膿菌感染症

受理日
Authors

神田真聡,重松明男,岡田耕平,笠原郁美,岩崎純子,山口圭介,小野澤真弘,遠藤知之,秋沢宏治, 石黒信久, 橋野聡,今村雅寛

雑誌名

臨床血液

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多剤耐性緑膿菌に対してコリスチンを使用した症例.コリスチン認可前に論文 にしました.

Retrospective Cohort Study on the Safety and Efficacy of Bevacizumab with Chemotherapy for Metastatic Colorectal Cancer Patients: The HGCSG0801 Study

受理日
Authors

Susumu Sogabe, Yoshito Komatsu, Satoshi Yuki, Takaya Kusumi, Kazuteru Hatanaka, Michio Nakamura, Takashi Kato, Takuto Miyagishima, Ayumu Hosokawa, Ichiro Iwanaga, Yuh Sakata, Masahiro Asaka

雑誌名

Jpn J Clin Oncol

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血管新生阻害薬であるBevacizumabの日常臨床での使用状況を17施設で後ろ向きに解析した試験結果のまとめです。国内で最大規模のまとめとなりました。学位に間に合ってホッとしています。ご協力いただいた諸先生方に対して心より御礼申し上げます。(結城)

Phase II study of erlotinib plus gemcitabine in Japanese patients with unresectable pancreatic cancer.

受理日
Authors

Okusaka T, Furuse J, Funakoshi A, Ioka T, Yamao K, Ohkawa S, Boku N, Komatsu Y, Nakamori S, Iguchi H, Ito T, Nakagawa K, Nakachi K.

雑誌名

Cancer Sci. 2011 Feb;102(2):425-31.

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膵癌の治療としては初となるタルセバの開発治験の論文です。この承認結果をもって本年7月より、本邦においてタルセバが進行膵癌に承認となりました。当科化学療法グループ、膵癌グループの共同参画による御協力によるもので、代表してco-autorに載せて頂く事ができました。関係者の皆様に感謝いたします。

Evaluation of Low-Dose Aspirin Induced Small Bowel and Gastric Injury Using Video Capsule Endoscopy, Gastroduodenal Endoscopy, and Contrast-Enhanced Ultrasonography

受理日
Authors

Urara Nishida, Mototsugu Kato, Mutsumi Nishida, Go Kamada, Shouko Ono, Yuichi Shimizu, Shunji Fujimori, Masahiro Asaka

雑誌名

J Clin Biochemical Nutr

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西田先生の学位成績のpreliminary試験の論文です。UEGWは口演発表でしたが、なかなか受理なく随分遠回りをしました。これで2本の英文論文が受理され、他の大学院生に分けてあげたい位です。

Portobiliary fistula: an unusual complication of wire-guided cannulation during endoscopic retrograde cholangiopancreatography

受理日
Authors

Kawakami H, Kuwatani M, Kudo T, Ehira N, Yamato H, Asaka M

雑誌名

Endoscopy

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ERCPにおける胆管深部挿管法は,Wire-guided cannulation (WGC) 時代になりつつあります.WGCによる合併症の報告はまれですが,重篤になりうるので注意すべきです.→ということを形にしました.

Needle knife sphincterotomy for an impacted ampullary stone with difficult selective biliary cannulation

受理日
Authors

Hiroshi Kawakami, Masaki Kuwatani, Manabu Onodera, Shin Haba, and Masahiro Asaka

雑誌名

Digestive Endoscopy supplement 2010

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正月早々に他の論文がrejectされましたので,ひとまずホッとしています.
新年早々ですが,来年度にかけて全国RCTの結果をまとめあげるのが最大の目標となっています.

11.Phase I/II study of sunitinib malate in Japanese patients with gastrointestinal stromal tumor after failure of prior treatment with imatinib mesylate.

受理日
Authors

Shirao K, Nishida T, Doi T, Komatsu Y, Muro K, Li Y, Ueda E, Ohtsu A.

雑誌名

Invest New Drugs. 2010 Dec;28(6):866-75.

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GISTの二次治療薬である、スーテントの本邦における承認治験です。当大学病院は、本邦における数少ないGISTの治験実施施設の一つです。これからもこの分野でも積極的に協力して行きたいと考えています。

Evaluation of Small Bowel Blood Flow in Healthy Subjects with Low-Dose Aspirin: A Randomized Placebo-Controlled Double-Blinded Cross-Over Study Using Video Capsule Endoscopy and Contrast-Enhanced Ultrasonography

受理日
Authors

Urara Nishida, Mototsugu Kato, Mutsumi Nishida, Go Kamada,Takeshi oshida, Shouko Ono, Yuichi Shimizu, Masahiro Asaka, Shouko Ono, Yuichi Shimizu, Masahiro Asaka

雑誌名

Wor J Gastoroenterol

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西田先生の学位論文です。最初の論文がなかなか受理されず、この論文も難航するかと思われましたが、狙い通り楽々パスできました。これで堂々学位授与の資格を得ました。

Localized lymphoplasmacytic sclerosing cholecystitis in a patient with autoimmune pancreatitis

受理日
Authors

Kawakami H, Eto K, Kuwatani M, Asaka M

雑誌名

Intern Med

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自己免疫性膵炎に大変珍しい限局性病変を合併した例を風化させることなく形にしておきました.
本来であればまとめて原著狙いなのでしょうが,いつ巡り会うかもわかりません.
Acceptされそうなjournalにacceptされましたので,取りあえず良しとします.

Irinotecan plus S-1 (IRIS) versus fluorouracil and folinic acid plus irinotecan (FOLFIRI) as second-line chemotherapy for metastatic colorectal cancer: a randomised phase 2/3 non-inferiority study (FIRIS study).

受理日
Authors

Muro K, Boku N, Shimada Y, Tsuji A, Sameshima S, Baba H, Satoh T, Denda T, Ina K, Nishina T, Yamaguchi K, Takiuchi H, Esaki T, Tokunaga S, Kuwano H, Komatsu Y, Watanabe M, Hyodo I, Morita S, Sugihara K

雑誌名

Lancet Oncol. 2010 Sep;11(9):853-60.

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HGCSGで開発されたIRIS療法が、日本初となる大腸癌第三相試験の試験アームに選ばれ、小松もプロトコール作成段階より、調整委員として参加していました。HGCSGグループからもこの研究に参画し、研究の成功に協力してきましたが、その結果が評価され、Lancet Oncology誌に掲載されました。これにより、HGCSGの夢であった、北海道より世界に向けEBMを発信し、標準的治療の開発に寄与するという目的が果たされたことになります。この場をおかりして、関係者皆様の御協力に対して御礼申し上げます。

Endoscopic nasobiliary drainage is most suitable for preoperative management in patients with hilar cholangiocarcinoma

受理日
Authors

Kawakami H, Kuwatani M, Onodera M, Haba S, Eto K, Ehira N, Yamato H, Kudo T, Tanaka E, Hirano S, Kondo S, Asaka M

雑誌名

Journal of Gastroenterology

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肝門部胆管癌に対しては依然としてPTBD(PTCD)と言う施設が多いかもしれませんが,内視鏡技術の向上によりトレンドがすっかり変わりました.
内視鏡的ドレナージの中でもstent(EBS)は合併症により避けるべきであり,ENBDが良いという結果を論文化しました.
ENBDは本邦ではすっかり市民権を獲得した感がありますが,将来的に世界のtrendになれば良いかと思っています.

Phase 1/2 clinical study of irinotecan and oral S-1 (IRIS) in patients with advanced gastric cancer.

受理日
Authors

Komatsu Y, Yuki S, Fuse N, Kato T, Miyagishima T, Kudo M, Kunieda Y, Tateyama M, Wakahama O, Meguro T, Sakata Y, Asaka M.

雑誌名

Adv Ther (2010) 27(7):483-492

コメント

化学療法グループ、HGCSGの臨床研究の根幹となる大事なIRIS studyの結果がやっと論文になりました。ここから枝葉が広がる研究が多数進行中です。御協力下さった、先生方に厚く御礼申しあげます。

Multicenter phase II study of everolimus in patients with previously treated metastatic gastric cancer.

受理日
Authors

Doi T, Muro K, Boku N, Yamada Y, Nishina T, Takiuchi H, Komatsu Y, Hamamoto Y, Ohno N, Fujita Y, Robson M, Ohtsu A.

雑誌名

J Clin Oncol. 2010 Apr 10;28(11):1904-10.

コメント

新薬であるRAD001(everolimus)が,本邦において胃癌に対して実施された治験であり、当Gもそれに参画したものです。この結果が評価され、化学療法としては、最高のJ Clin Oncol.誌にアクセプトされました。これにより、RAD001の国際共同第3相臨床試験が動き出しており、新しい胃癌の治療薬が生まれる可能性が出てきました。当Gからも多数エントリーできており、グループの皆さんに感謝しています。