Accept論文

Accept論文一覧

Evaluation of the risk of metachronous multiple squamous cell carcinoma of the head and neck after transoral surgery based on the genetic polymorphisms of alcohol dehydrogenase 1B and aldehyde dehydrogenase 2

受理日
Authors

Masaki Inoue, Yuichi Shimizu, Masanobu Taniguchi, Yuki Kimura, Hiroto Furuhashi, Akira Dobashi, Takashi Ikeya, Kenichi Goda, Masayuki Kato, Mototsugu Kato, Naoya Sakamoto, Akihito Watanabe

雑誌名

Carcinogenesis

コメント

頭頸部表在癌の内視鏡治療後に発生する異時性多発頭頸部癌のリスクを、飲酒喫煙習慣とアルコール代謝遺伝子に基づいて検討した論文です。多施設研究を行いました。飲酒の継続と、ADH1Bのホモ低活性型、ALDH2のヘテロ欠損型がリスクが高く、見方を変えれば節酒によってかなり異時癌の発生を抑制できる可能性があるだろうということがわかりました。頭頸部表在癌は内視鏡や診断技術の進歩によって今後、発見率は上がってくるだろうと予測され、この論文の重要性はますます高まってくるものと考えています。ご協力いただいた他施設の先生方、誠にありがとうございました。また、このような貴重な研究の機会を与えてくださった坂本直哉教授、研究計画書から論文の作成までご指導いただきました清水勇一先生には深く感謝申し上げます。
(井上)

Severe spruelike enteropathy and collagenous colitis caused by olmesartan

受理日
Authors

Shiho Kaneko, Kana Matsuda, Yasuko Mizuta, Shoya Shiratori, Kazuma Kishi, Akihisa Nakamura, Masataka Yagisawa, Nobuyuki Ehira, Minoru Uebayashi and Hiroya Kobayashi

雑誌名

BMC gastroenterology

コメント

北見赤十字病院で経験した「オルメサルタン関連スプルー様腸疾患」の症例です。顕微鏡的大腸炎を合併した症例は数例報告がありますが、その詳細な経過に関してはほとんど報告がありませんでした。本症例は小腸だけでなく大腸に関しても臨床的・病理学的改善をフォローできた貴重な症例です。レジデントカンファレンスで発表し、初めての論文発表まで辿り着くことができました。論文作成にあたり熱心に御指導いただきました松田先生をはじめ、共著者の皆様に心より感謝申し上げます。
(北見赤十字病院 金子)

Endoscopic treatment for hepaticojejunostomy anastomotic stricture - advantages and disadvantages of balloon dilatation with stenting

受理日
Authors

Masaki Kuwatani, Naoya Sakamoto

雑誌名

Digestive Endoscopy

コメント

DENの査読論文に対するeditorialを書かせていただきました.胆管空腸吻合部狭窄に対して,バルーン拡張は当然の手技ですが,さらにステント留置を追加することにおける利点と欠点を述べました.
(桒谷)

Have you ever seen the surface of a fractured metallic stent using a scanning electron microscope?

受理日
Authors

Kazuma Kishi, Yoko Taya, Takashi Kato

雑誌名

Journal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences

コメント

北海道医療センターに従事していた際に経験した、良性胆管狭窄に対して留置していた胆管金属ステントが断裂した症例を電子顕微鏡にて原因究明した論文です。レジカンで発表した症例をなんとか論文化することができました。今まで金属ステントの断面を電子顕微鏡で解析した報告はなく、面白い症例報告になったのではないかと思います。論文作成にあたり、御指導いただきました北海道医療センターの多谷容子先生、苫小牧市立病院の加藤貴司先生、多岐にわたり御助言いただきました桒谷将城先生に心より感謝申し上げます。
(岸)

Possible correlation between increased serum free carnitine levels and increased skeletal muscle mass following HCV eradication by direct acting antivirals

受理日
Authors

Yoshimasa Tokuchi, Goki Suda, Megumi Kimura, Osamu Maehara, Takashi Kitagataya, Kubo Akinori, Sonoe Yoshida, Qingjie Fu, Yang Zijian, Shunichi Hosoda, Masatsugu Ohara, Ren Yamada, Kazuharu Suzuki, Naoki Kawagishi, Masato Nakai, Takuya Sho, Mitsuteru Natsuizaka, Kenichi Morikawa, Koji Ogawa, Shunsuke Ohnishi, Naoya Sakamoto

雑誌名

Scientific Reports

コメント

以前投稿した慢性肝疾患患者におけるシスタチンCを用いた腎機能評価の有用性についての論文で、HCVに対するDAAs治療後に骨格筋量が増加することが分かり、その骨格筋量の増加と血清遊離カルニチン値に相関関係があることを示した論文です。
論文作成にあたり、御指導いただきました坂本教授、須田先生をはじめ、御共著の先生方に心より感謝申し上げます。
(得地)

Risk of pancreatitis following biliary stenting with/without endoscopic sphincterotomy: A randomized controlled trial

受理日
Authors

Shin Kato, Masaki Kuwatani, Manabu Onodera, Taiki Kudo, Itsuki Sano, Akio Katanuma, Minoru Uebayashi, Kazunori Eto, Mitsuharu Fukasawa, Shunpei Hashigo, Takuji Iwashita, Makoto Yoshida, Yoko Taya, Hiroshi Kawakami, Hironari Kato, Yousuke Nakai, Kasen Kobashigawa, Shuhei Kawahata, Susumu Shinoura, Kei Ito, Kimitoshi Kubo, Hiroaki Yamato, Kazuo Hara, Iruru Maetani, Tsuyoshi Mukai, Goro Shibukawa, Takao Itoi

雑誌名

Clinical Gastroenterology and Hepatology

コメント

胆管プラスチックステント留置時の乳頭切開がERCP後膵炎発症抑制に寄与するのか、というクリニカルクエッションを解明するべく計画した多施設共同RCTが5年を経て結実しました。結果は当初の想定に反し、乳頭切開の効果を支持する内容となりました。ともあれ、胆膵日常診療において、インパクトのあるエビデンスの楔を打ち込むことができたのではないかと思います。研究の遂行にあたっては、時に継続さえも危ぶまれる困難もありましたが、常に二人三脚で寄り添い励まし、あらゆる点に細やかなご指導を頂きました桒谷 将城先生、外部資金の獲得など万端のサポートを頂きました坂本直哉教授、そしてご多忙の中多くの症例をご登録いただいた協力施設の先生方と参加をご快諾頂いた被験者の皆さまに、この場を借りて心より感謝申し上げます。
(加藤)

Genomic profiling of intestinal/mixed-type superficial non-ampullary duodenal epithelial tumors

受理日
Authors

Shuichi Miyamoto, Goki Suda, Marin Ishikawa, Hideyuki Hayashi, Satoshi Nimura, Yoshihiro Matsuno, Ryo Mori,Shigeki Tanishima, Takahiko Kudo, Tomofumi Takagi, Yoshiya Yamamoto, Shoko Ono, Yuichi Shimizu, Naoya Sakamoto

雑誌名

JGH open

コメント

内視鏡切除を行なった(最大で12mmの小病変)のSNADETsに対してNGSを用いて解析したものです。本検討では小さなLow-grade adenomaでもKRAS.BRAF変異を認めました。SNADETsの癌化などを検討していく上で貴重なデータと考えています。内視鏡・病理・実験・遺伝子解析と多くの方々に協力していただき、とても思い入れのある論文となりました。大変時間がかかりましたが、しっかりとした形で終えることができ本当に嬉しいです。発案の段階からご指導いただきました須田先生をはじめ、ご協力いただきました先生方にこの場をお借りして感謝申し上げます。引き続きスウェーデンの地から精進いたします。
宮本秀一(Karlstad Central Hospital, Sweden)

Clinical and image characteristics of IgG4-relateted sclerosing cholecystitis

受理日
Authors

Masaki Kuwatani, Naoya Sakamoto

雑誌名

Diagnostics

コメント

まだ確立されいないIgG4関連硬化性胆嚢炎についての診断と画像診断のポイントをレビューさせていただきました。
今後の診断基準作成にあたっての礎に少しも貢献できればよいなと思います。
(桒谷)

Characteristics and Lenvatinib Treatment Response of Unresectable Hepatocellular Carcinoma with Iso-High Intensity in the Hepatobiliary Phase of EOB-MRI

受理日
Authors

Akinori Kubo, Goki Suda, Megumi Kimura, Osamu Maehara, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Masatsugu Ohara, Ren Yamada, Taku Shigesawa, Kazuharu Suzuki, Naoki Kawagishi, Masato Nakai, Takuya Sho, Mitsuteru Natsuizaka, Kenichi Morikawa, Koji Ogawa, Shunsuke Ohnishi and Naoya Sakamoto

雑誌名

Cancers

コメント

CTNNB-1 変異を有す肝細胞癌は免疫チェックポイント阻害薬に耐性があり、CTNNB-1変異はEOB-MRIで早期相・平衡相共に等~高信号で描出される肝細胞癌、いわゆるGreen hepatomaとの関連が手術例を中心に報告されています。しかしながら、全身化学療法を必要とする非切除肝癌におけるGreen hepatomaの有病率やCTNNB-1変異の頻度、予後については明らかになっていませんでした。
今検討では、Lenvatinib治療を受け、EOB-MRI検査歴がある切除不能肝細胞癌患者52例においてGreen hepatoma症例は7例(13%)である事が明らかとなりました。非Green hepatomaとGreen hepatomaでLenvatinib治療のPFS、OSは同様であり、有意差はみられませんでした。また、cf DNA採取されたGreen hepatoma 3例を遺伝子解析したところ、3例中2例でCTNNB-1変異を認めました。一方非Green heoatoma 4例のcf DNAを用いた遺伝子解析結果は、全例CTNNB-1変異を認めませんでした。Green hepatomaとCTNNB-1変異には非切除肝癌であっても関連があり、EOB-MRIでGreen hepatomaを同定することは非切除肝細胞癌に対する薬物療法選択に寄与する可能性が考えられました。

本研究にあたりご指導頂きました坂本教授や須田先生をはじめ、共著の先生方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
(肝臓グループ 久保彰則)

Frequency and characteristics of overestimated renal function in Japanese patients with chronic liver disease and its relation to sarcopenia

受理日
Authors

Sonoe Yoshida, Goki Suda *, Masatsugu Ohara, Megumi Kimura, Osamu Maehara, Qingjie Fu, Zijian Yang, Shunichi Hosono, Akinori Kubo, Yoshimasa Tokuchi, Kazuharu Suzuki, Naoki Kawagishi, Masato Nakai, Takuya Sho, Mitsuteru Natsuizaka, Kenichi Morikawa, Koji Ogawa, Shunsuke Ohnishi, Naoya Sakamoto

雑誌名

Nutrients

コメント

慢性肝疾患患者では、筋萎縮により血清クレアチニンに基づく腎機能が過大評価されている可能性があります。今回の検討では24.8%の症例で腎機能が過大評価されており、肝硬変やPMI値と有意に関連している結果でした。また、腎機能過大評価群では筋肉量低下やサルコペニアを高率に呈しており、慢性肝疾患では腎機能が実際よりも過大評価されている可能性を念頭におくことが必要と考えます。論文作成にあたり御指導賜りました坂本教授、須田先生をはじめ、共著の先生方に心より感謝申し上げます。
(肝臓グループ 吉田苑永)

Early Response and safety of atezolizumab plus bevacizumab for unresectable hepatocellular carcinoma in patients who do not meet IMbrave150 eligibility criteria

受理日
Authors

Takuya Sho, Goki Suda, Koji Ogawa, Megumi Kimura, Akinori Kubo, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Osamu Maehara, Shunsuke Ohnishi, Taku Shigesawa, Akihisa Nakamura, Ren Yamada, Masatsugu Ohara, Naoki Kawagishi, Mitsuteru Natsuizaka, Masato Nakai, Kenichi Morikawa, Ken Furuya, Masaru Baba, Yoshiya Yamamoto, Kazuharu Suzuki, Takaaki Izumi, Takashi Meguro, Katsumi Terashita, Jun Ito, Takuto Miyagishima, and Naoya Sakamoto

雑誌名

Hepatology Reserch

コメント

切除不能進行肝細胞癌に対する初めての免疫チェックポイント阻害剤であるアテゾリズマブとベバシズマブ併用療法の早期治療効果の検討をまとめさせていただきました。本研究にご参加・ご協力して頂いたNORTE Study Groupの皆様方、そしてご指導頂きました須田先生、坂本教授に深謝申し上げます。
(荘)

Trial protocol: a randomised controlled trial to verify the non-inferiority of a partially covered self-expandable metal stent to an uncovered self-expandable metal stent for biliary drainage during neoadjuvant therapy in pancreatic cancer patients wit

受理日
Authors

Masaki Kuwatani, Kazumichi Kawakubo, Kazuya Sugimori, Hiroyuki Inoue, Hideki Kamada, Hirotoshi Ishiwatari, Shin Kato, Takuji Iwashita, Makoto Yoshida, Shinichi Hashimoto, Masahiro Itonaga, Yusuke Mizukami, Yusuke Nomura, Akio Katanuma, Naoya Sakamoto

雑誌名

BMJ open

コメント

膵癌術前治療中の胆管金属ステントに関する多施設共同無作為化比較試験のプロトコール論文になります。全13施設です。最近はプロトコール論文の段階から倫理面や結果の患者さんへの公表など、いろいろな細かな記述が求められ、また査読も厳しく、大変苦労しましたが、勉強になりました。

これから長丁場になりますが、世の中への貢献のため胆膵グループ一丸で頑張ります。
(桒谷)

FGFR2 maintains cancer cell differentiation via AKT signaling in esophageal squamous cell carcinoma

受理日
Authors

Maehara O, Suda G, Natsuizaka M *, Shigesawa T, Kanbe G, Kimura M, Sugiyama M, Mizokami M, Nakai M, Sho T, Morikawa K, Ogawa K, Ohashi S, Kagawa S, Kinugasa H, Naganuma S, Okubo N, Ohnishi S, Takeda H, and Sakamoto N.

雑誌名

Cancer Biology & Therapy

コメント

食道扁平上皮癌(ESCC)の癌幹細胞(CSCs)に関する基礎研究を発表させて頂きました。学位論文のテーマの続きの内容となります。
学位論文ではESCC-CSCs維持にFGF2(リガンド)が重要と報告しましたが、4種類あるFGFR(受容体)のそれぞれの関わりに関しては調べていませんでした。
今回の研究では、受容体の中でもFGFR2は他とは異なり、CSCsの維持ではなくむしろ扁平分化の維持に機能している可能性を示しています。

ご指導頂きました夏井坂先生、様々な助言を頂きました坂本教授・武田教授・大西教授・その他の先生方、また、スタッフ・薬学部の学生などサポートして頂いた全ての方に心より感謝申しあげます。
(薬学研究院 分子細胞医薬学 前原)

Sharp recanalization and rendezvous technique for biliary occlusions due to spacious bile leak after hepatectomy

受理日
Authors

Hajime Hirata, Masaki Kuwatani, Daisuke Abo

雑誌名

Journal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences

コメント

肝切後の胆汁瘻と胆管閉塞に対して、IVRの先生方に胆膵領域で用いられることは珍しいsharp recanalizationという方法で 道を切り開いて頂き何とか内瘻化に持ち込めた症例報告になります。阿保先生始めIVRの先生方にはいつもお世話になっており、この場をお借りして御礼申し上げます。また、論文のご指導頂きました桒谷先生、胆膵グループの皆様、誠にありがとうございました。
(平田)

A Phase I Trial of Oxaliplatin, Irinotecan, and S-1 CombinationTherapy (OX-IRIS) as Chemotherapy for Unresectable PancreaticCancer (HGCSG 1403)

受理日
Authors

Kawamoto Y, Nakatsumi H, Harada K, Muranaka T, Ishiguro A, Kobayashi Y, Hayashi H, Yuki S, Sawada K, Yagisawa M, Nakano S, Sakamoto N, Komatsu Y

雑誌名

Oncologist

コメント

現在、進行膵癌の標準治療のひとつであるFOLFIRINOX療法は48時間持続静注のインフューザーポンプの接続が必要ですが、このポンプをS-1内服に置き換えてポンプフリーとなるのがこのOX-IRIS療法になります。本論文は北海道消化器科癌化学療法研究会(HGCSG)で行われた第I相試験の結果で、最大耐用量と第II相試験における推奨投与量の設定を行いました。本試験は、現慶応大学の林先生が当科所属時にプロトコールを作成し、現北海道医療センターの中積先生→川本と事務局を引き継ぎ、試験完遂となりました。

御参加いただいた患者様と御家族の方々、試験を遂行していただいた施設のみなさまの御協力に感謝申し上げます。引き続き、本試験の結果をもとに、HGCSG1803試験:OX-IRIS療法の第II相試験が行われております。御協力の程、よろしくお願い申し上げます。
(川本)

Immunoglobulin G4-related cholecystitis mimicking gallbladder cancer diagnosed by endoscopic ultrasound-guided biopsy Endoscopic Ultrasound

受理日
Authors

Kosuke Nagai, Masaki Kuwatani, Yunosuke Takishin, Ryutaro Furukawa, Hajime Hirata, Kazumichi Kawakubo, Tomoko Mitsuhashi, Naoya Sakamoto

雑誌名

Endoscopic Ultrasound

コメント

胆嚢癌との鑑別に苦慮したIgG4関連胆嚢炎の症例を経験しました。
胆嚢癌疑いで手術後にIgG4関連胆嚢炎だったという報告はいくつかありますが、EUS-FNAで診断がついた報告はなく手術も回避できたためご報告させていただきました。ご指導いただきました桒谷先生をはじめ、御共著の先生方ありがとうございました。
(永井)

Successful closure of huge perforation during rectal endoscopic submucosal dissection using an endoscopic string clip suturing method and polyglycolic acid sheets and fibrin glue

受理日
Authors

Satoshi Abiko, Itsuki Sano, Ayumu Yoshikawa, Kazuaki Harada, Naoki Kawagishi, Hisashi Oda and Takuto Miyagishima

雑誌名

Endoscopy

コメント

吻合部近傍の直腸癌のESD時に、巨大穿孔を来した症例です。内視鏡的縫縮術
(下部直腸症例なのでdouble-loop clipsテクニック [ https://doi.org/10.11280/gee.63.313 で解説しております]ではなくendoscopic string clip suturing method を使用)を施行したものの、巨大穿孔のため、完全縫縮が出来ず、縫合線に隙間が出来てしまいました。その隙間にPGAシートを埋め込んで、保存的治療が可能だった症例です( https://doi.org/10.1055/a-1519-6555 )。

内視鏡的縫縮術とPGAシート貼付の技術を使用することで、偶発症が発生した時に、被害の程度を最小限に出来るのではないか、と思っております。

宮城島先生をはじめとして釧路労災病院の先生方、内視鏡スタッフの皆様、病棟スタッフの皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
(市立函館病院 安孫子怜史)

Very urgent endoscopic retrograde cholangiopancreatography is associated with early discharge in patients with non-severe acute cholangitis

受理日
Authors

Ryo Sugiura, Hirohito Naruse, Yoshiya Yamamoto, Kazuteru Hatanaka, Kenji Kinoshita, Satoshi Abiko, Shuichi Miyamoto, Kazuharu Suzuki, Masayuki Higashino, Risako Kohya, Naoya Sakamoto

雑誌名

Revista Española de Enfermedades Digestivas

コメント

市立函館病院でのデータにて投稿させて頂きました、杉浦です。
(現在は北海道消化器科病院に勤務しております)

函館では救急患者が非常に多く、胆管炎に対してERCPをいつ行うか、という疑問を持ち研究を行いました。

非重症の急性胆管炎に対して、超緊急(論文内では3時間以内)のERCPが早期退院をもたらすことを示しています。

当院では多くが24時間以内の早期ERCPを行なっているため、入院中死亡・ICU入室などはおらず、論文の意義としてはなかなか難しいところではございますが、より早期にERCPを行うことのメリットは提示できたと考えます。

成瀬先生をはじめ、市立函館病院で多数のERCP処置を行って頂いた先生方に感謝申し上げます。
(杉浦)

Possible reasons for the regrettable results of patency of an inside stent in endoscopic transpapillary biliary stenting

受理日
Authors

Masaki Kuwatani, Kazumichi Kawakubo, Naoya Sakamoto

雑誌名

Digestive Endoscopy

コメント

正月に引きこもって執筆いたしましたreview article がアクセプトされました.引きこもって苦労した櫂がありました.
内容は胆管ステント留置法として,乳頭出し(いわゆる通常法)が良いか,乳頭上留置(inside stent)が良いか,
をレビューしたものになります.まだ検討の余地は残されていそうです.
(桒谷)

Successful treatment by on-demand glecaprevir and pibrentasvir for hepatitis C flare during R-CHOP in patients with diffuse large B-cell lymphoma: A case report

受理日
Authors

Machiko Umemura; Goki Suda; Shihori Tsukamoto; Ko Ebata; Shinjiro Takahash; Takashi Sasaki; Sae Nakajima; Koji Hirata; MarikoOzasa; Masatoshi Takano; Masaki Katagiri; Naoya Sakamoto

雑誌名

BMC Infectious Diseases

コメント

札幌北楡病院で経験したDLBCLに対するR-CHOP療法中にC型肝炎フレアを発症し、GCR+PBV治療を開始し安全に治療を完遂し得た症例についての症例報告です。DAA治療の時代となり、より多くの人が治療の恩恵を受けられるようになったことを改めて実感した症例でした。
実際の診療にあたられ、この症例を経験する機会を与えてくださった札幌北楡病院血液内科の先生方、札幌北楡病院消化器内科の先生方、論文作成にあたり御指導、御助言いただいた須田先生、伊東(塚本)先生へ、心よりの感謝を申し上げます。
(梅村真知子)