Accept論文

Accept論文一覧

No Benefit of Endoscopic Sphincterotomy Before Biliary Placement of Self-expandable Metal Stents for Unresectable Pancreatic Cancer.

受理日
Authors
Hayashi T, Kawakami H, Osanai M, Ishiwatari H, Naruse H, Hisai H, Yanagawa N, Kaneto H, Koizumi K, Sakurai T.
雑誌名
Clin Gastroenterol Hepatol
コメント

研究タイトルは,"切除不能膵癌の胆道狭窄に対するcovered self-expandable metallic stent留置におけるendoscopic sphincterotomyの安全性と有効性に関する多施設共同無作為化比較試験"です.Quality paperへのacceptには大変な苦労がありました.盟友である,札幌医大 林先生よりコメントを頂戴していますので,宜しければ一読ください.
(河上)

札幌医大 林先生のコメント

試験計画の2009年から論文受理まで5年以上の時間を要しました。その間に、酸いも甘いも多くのことを経験させて頂き、自分にとってとても貴重な財産となりました。何より、北海道から世界に向けひとつのエビデンスを発信できたことを嬉しく思います。御協力いただいた参加施設の先生方に厚く御礼申し上げます。

(札幌医大 腫瘍・血液内科学 林 毅)

Long-term Efficacy and Safety of Rabeprazole in Patients Taking Low-Dose Aspirin with a History of Peptic Ulcers: A phase 2/3, randomized, parallel-group, multicenter, extension clinical trial.

受理日
Authors

Fujishiro M, Higuchi K, Kato M, Kinoshita Y, Iwakiri R, Watanabe T, Takeuchi T, Sugisaki N, Okada Y, Ogawa H, Arakawa T, Fujimoto K

雑誌名

Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition

コメント

これはラベプラゾールを用いた低用量アスピリン起因性胃・十二指腸潰瘍の再発予防の長期経過をまとめた論文です。パリエットの予防投与は2月に保険適用となりますが、その根拠になった試験の一つです。私が内視鏡判定委員を行った思い入れのある試験です。
(加藤元嗣)

Herbal medicines for the treatment of cancer chemotherapy-induced side effects.

受理日
Authors

Shunsuke Ohnishi and Hiroshi Takeda

雑誌名

Frontiers in Pharnmacology

コメント

漢方薬は抗がん剤の副作用対策に有用と考えられており、様々な臨床試験が国内外で行われているところですが、その作用機序と臨床試験の現状をまとめました。
(大西俊介)

Intratumoral artery on contrast-enhanced computed tomography imaging: differentiating intrahepatic cholangiocarcinoma from poorly ifferentiated hepatocellular carcinoma.

受理日
Authors

Seiji Tsunematsu, Makoto Chuma, Toshiya Kamiyama, Noriyuki Miyamoto, Satoshi Yabusaki, Kanako Hatanaka, Tomoko Mitsuhashi, Hirofumi Kamachi, Hideki Yokoo, Tatsuhiko Kakisaka, Yousuke Tsuruga, Tatsuya Orimo, Kenji Wakayama, Jun Ito, Fumiyuki Sato, Katsumi Terashita, Masato Nakai, Yoko Tsukuda, Takuya Sho, Goki Suda, Kenichi Morikawa, Mitsuteru Natsuizaka, Mitsuru Nakanishi, Koji Ogawa,Akinobu Taketomi, Yoshihiro Matsuno, and Naoya Sakamoto.

雑誌名

Abdominal Imaging

コメント

低分化型肝細胞癌は,肝細胞癌に典型的な画像所見を示さないことも多く,肝内胆管癌との鑑別に苦慮する場合があります.両者の画像所見を注意深く観察した結果,腫瘍内に残存する動脈走行がその鑑別に有用であるとの結果を得ました.
その結果を病理学的見地から裏付けをとり論文化したものです.論文化に際し,多くの先生方にご協力を頂きました.
この場を借りて御礼申し上げます.

Serum HER2 levels and HER2 status in tumor cells in advanced gastric cancer patients.

受理日
Authors

Sasaki T, Fuse N, Kuwata T, Nomura S, Kaneko K, Doi T, Yoshino T, Asano H, Ochiai A, Komatsu Y, Sakamoto N, Ohtsu A.

雑誌名

Jpn J Clin Oncol.

コメント

化療Gの佐々木君が、がんセンターで苦労して研究してきた胃癌の血清Her2の研究です。卒業論文がやっとアクセプトになりました。がんセンター、大学のグループ皆の協力で成しえた仕事と思います。佐々木君は皆に感謝せねばなりませんね。でも良かったです。ご苦労様でした。

New molecular targeted therapies against advanced hepatocellular carcinoma: from molecular pathogenesis to clinical trials and future directions

受理日
Authors

Chuma M, Terashita K, Sakamoto N.

雑誌名

Hepatology Research (Review)

コメント

A Multicenter Randomized Controlled Trial of Early Double Guidewire Cannulation to Facilitate Selective Bile Duct Cannulation: the EDUCATION study.

受理日
Authors
Sasahira N, Kawakami H, Isayama H, Uchino R, Nakai Y, Ito Y, Matsubara S, Ishiwatari H, Uebayashi M, Yagioka H, Togawa O, Toda N, Sakamoto N, Kato J, Koike K.
雑誌名
Endoscopy
コメント

本邦から選択的胆管挿管に関するRCTがEndoscopyにacceptされました!Guidewire cannulationに一石を投じる研究になりました.主任研究者である,小生と同世代のバリバリの江戸っ子,笹平直樹 先生より脂っこいコメントをいただいております.大変長ーい,コメントですが,熱い魂が伝わってくると思います.是非,ご一読ください.
(河上)

公益財団法人がん研究会有明病院 消化器内科 肝胆膵担当部長 笹平 直樹先生のコメント

北海道大学消化器内科の皆様

いつも大変お世話になっております。がん研有明病院消化器内科の笹平直樹と申します。

このたび、北海道大学消化器内科の先生方との共同研究:EDUCATION studyのEndoscopyへのAcceptにつき、河上洋先生よりコメントを依頼され、僭越ながら、寄稿させていただきました。
まずは、当初のコンセプト検討から最終的な論文完成に至るまでご意見を頂戴いたしました河上先生、ならびに、現場でのICの取得やデータ収集にご協力いただいた医局員の皆様に厚く御礼申し上げます。

本研究は、小生が東京大学在任中に、北海道大学・札幌医科大学・北見赤十字病院の北海道3施設を含む11施設で行いました、ERCPの際の胆管挿管法についてのRCTで、近年cannulationの主流となったWire-guided cannulation(WGC)法において、膵管にガイドワイヤーが入ってしまった際に、さっと抜いてしまわないで、そのままガイドワイヤーを膵管に残して乳頭を固定した方(Double guidewire, DGW法)が、胆管に入りやすくなるのではないか、という仮説を検証する、かなり"オタク"な研究であります。結果的には片群140例ずつのstudyで、胆管挿管成功率・ERCP後膵炎発症率のいずれも有意な差は見出せず、negative studyでありましたが、WGC法を実践するに当たって非常に興味深い知見も得られ、有意義な研究であったと自負しております(詳細は論文をご参照ください)。
普段から絶対に膵炎を起こさないようにしようと思いながらERCPを行うわけですが、中でもかなりプレッシャーのかかる患者さんに限って初回膵管に入ってしまうもので、このままサクッと膵管にガイドワイヤーを残した方がいいのではないか、と思ったことは、ERCP経験者ならおありだと思います。結果的には、これが意味のないことだ、ということがよく分かりました(笑)。

今回のstudyの略称:EDUCATIONとは、Early double guidewire method to facilitate CBD cannulationから取ったもので、思いついたときには一晩興奮してしまいましたが、まず、自分たちが盛り上がる、忘れずにリクルートするために、ネーミングはきわめて重要だと思います。デザインの中で一番大変だったことは、膵管にガイドワイヤーが入ってしまったところで割り付けを行う、ということです。当然その場でRCTのICはできませんので、初回新鮮乳頭の全例で術前に説明・同意を得ることになり、1回でうまく胆管に入ると除外、なかなかどちらにも入らないと除外、ということで、280例の最終登録を行うのに750例の一時登録が必要でした。また、研究のQualityを上げるために、封筒法ではなく、WEBを用いた中央割付としましたので、膵管にガイドワイヤーが入った瞬間に誰かがWEB登録を行い、割り付け結果を得る、という慌しい場面が繰り広げられました。特に透視室内からインターネットにアクセスできる環境の施設は少なく、若手Drが検査室外に走る施設も多かったと聞 いております。"面倒だ"という声も上がりましたが、"割り付けが面倒なら一発で胆管に入れて登録除外にしてみろ"と一蹴したのも覚えています。

このような皆様のご尽力で280例の登録(750例の一時登録)がほぼ予定通りの15ヶ月で終了したものの、お恥ずかしいことに、その後の論文化に倍近い"!"ヶ月を要してしまいました。ただでさえ論文を書くことが苦手なところに、かなり込み入ったデザインを欧米のReviewerに理解していただくのは非常に困難でした。また、文化の違いを感じることもいくつかあって、たとえば、内視鏡医がガイドワイヤー操作を行うのは、not a common scenario elsewhere in the Worldとのことでした。ガイ ドワイヤーを持って助手をしながら技術を盗め、という精神論は通じないようです。ただ、我々は、トヨタを誇る日本人です。トヨタはglobalizationの中でidentityを保って世界に技術を発信しています。私たちも日本人にしかできないcrazyなまでのきめ細かさで海外に勝負を挑んでもよいかとも思います。

今後の皆様のますますのご活躍を祈念してお礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

平成26年10月31日
公益財団法人がん研究会有明病院
消化器内科 肝胆膵担当部長
笹平 直樹

Huge hemothrax caused by endoscopic ultrasound-guided fine needle aspiration for a sumucosal tumor of the gastric fornix.

受理日
Authors

Kawakami H, Kuwatani M, Kubo K, Kubota Y, Kawakubo K, Abe Y, Kawahata S, Homma N, Hida Y, Yoshino Y, Yagi Y, Domen H, Kaga K, Sakamoto N.

雑誌名

Endoscopy

コメント

胃SMTに対するEUS-FNA後の血胸です....お恥ずかしい話ですが,世界初の偶発症です....呼吸器外科の先生方には大変お世話になりました.教授からは,"タダでは転ばないように",とのご助言をいただき...,メゲズに論文化しました.Endoscopyにacceptされて良かったです.
(河上)

Direct peroral ultra-slim endoscopy-guided biliary drainage for occluded self-expandable metallic stents in patients with cystic duct carcinoma.

受理日
Authors

Kawakami H, Kuwatani M, Abe Y, Kubota Y, Kawakubo K, Kubo K, Kawahata S, Sakamoto N.

雑誌名

Endoscopy

コメント

Gastric outlet obstructionに対して通常の十二指腸内視鏡が挿入不能であった場合に,経鼻内視鏡によるアプローチは試みるべき方法の1つと思います.検査中のフトした思いつきをトラブルシューティングの1つの方法として論文化してみました.スピード命です.
(河上)

A unique use of a double-pigtail plastic stent: correction of kinking of the common bile duct due to a metal stent.

受理日
Authors

Masaki Kuwatani, Hiroshi Kawakami, Yoko Abe, Shuhei Kawahata, Kazumichi Kawakubo, Kimitoshi Kubo and Naoya Sakamoto

雑誌名

Gut and Liver

コメント

ちょっとした工夫をしてみたら上手くいった症例です.コスト削減にも寄与できる良い方法ではないかと
思います.今後EUS関連手技でも良い方法が生まれると良いのですが.より多くの機器開発が望まれます.
(?谷)

Technical tips and troubleshooting of endoscopic biliary drainage for unresectable malignant hilar biliary obstruction

受理日
Authors

Kawakami H, Itoi T, Kuwatani M, Kawakubo K, Kubota Y, Sakamoto N.

雑誌名

JHBPSci

コメント

切除不能悪性肝門部胆道狭窄に対する内視鏡的胆道ドレナージ術に関するtechnical viewを執筆させていただきました.
処置具やとっておきのコツについて,詳細に解説しました.英語で読みにくいとは思いますが,商業誌にも記載したことがないマル秘?のテクニックについて,記載してあります.興味のある方は是非読んでください.
(河上)

Randomized controlled trial on the skin toxicity of panitumumab in Japanese patients with metastatic colorectal cancer: HGCSG1001 study; J-STEPP.

受理日
Authors

Kobayashi Y, Komatsu Y, Yuki S, Fukushima H, Sasaki T, Iwanaga I, Uebayashi M, Okuda H, Kusumi T, Miyagishima T, Sogabe S, Tateyama M, Hatanaka K, Tsuji Y, Nakamura M, Konno J, Yamamoto F, Onodera M, Iwai K, Sakata Y, Abe R, Oba K, Sakamoto N.

雑誌名

Future Oncol. 2015 Feb;11(4):617-27.

コメント

我らがHGCSGグループで手がけ たRandomized controlled studyであるJSTEPP試験の結果がやっと論文になりました。 2014年の9月30日に受理でしたが、Pub Med掲載が半年も遅れたようです。米国で実施されたSTEPP試験(抗EGFR抗 体Panitumumabの皮膚毒性予防法の有用性の検討)の検証試験となる、世界で二つ目、アジア人の試験としては唯一の大事な試 験です。登録に時間がかかり、若干本当の旬を逃してしまった感は否めませんが、グループの皆が苦労して実施した比較試験の結果がもの になって良かったです。中心になってがんばってくれた、小林先生の 卒業論文でもありますが、立派なものになりました。今後の抗 EGFR抗体の皮膚毒性関連の論文が書かれる際には、必ずreferenceに使われる論文であると思われます。小林先生、グループ の皆さん、ご苦労様でした。
(小松)

Single-step simultaneous side-by-side placement of a self-expandable metallic stent with a 6-Fr delivery system for unresectable malignant hilar biliary obstruction: A feasibility study.

受理日
Authors

Kawakubo K, Kawakami H, Kuwatani M, Kudo T, Abe Y, Kubo K, Kubota Y, Sakamoto N.

雑誌名

JHBPSci

コメント

日本では、あまり行われていない、悪性肝門部胆管狭窄に対する、サイドバイサイド法による金属ステント複数本留置の成績をまとめたものです。懸念されていた門脈閉塞などの重篤な偶発症はなく、ステント開存期間も良好であり、治療の一つの選択肢となりうると、考えております。
現在、ステントインステント法とサイドバイサイド法の多施設共同ランダム化比較試験を行っており、結果が待たれるところです。
(川久保)


胆膵グループのaccept論文は本論文で14本になりました.13本では不吉だったので良かったです.症例数が少なかったため,acceptされるか?と思っていましたが....持っていましたね.どなたかわかりませんが,reviewer様に感謝です.症例数が少なかった理由は,川久保先生が述べている通りにRCTが開始されたためです(UMIN000011699).この臨床研究は,どんな結果にせよ,clinical impactは大きいと思います.乞うご期待です.
(河上)

amucirumab plus paclitaxel versus placebo plus paclitaxel in patients with previously treated advanced gastric or gastro-oesophageal junction adenocarcinoma (RAINBOW): a double-blind, randomised phase 3 trial.

受理日
Authors

Wilke H, Muro K, Van Cutsem E, Oh SC, Bodoky G, Shimada Y, Hironaka S, Sugimoto N, Lipatov O, Kim TY, Cunningham D, Rougier P, Komatsu Y, Ajani J, Emig M, Carlesi R, Ferry D, Chandrawansa K, Schwartz JD, Ohtsu A

雑誌名

Lancet Oncol.

コメント

新規分子標的薬Ramcirumabを使った新しい胃癌の世界標準治療を作る仕事にプロトコール計画時から関わることができ、またその試験自体の結果もpositiveとなり、世界のOncologist達とともに、Top Journalのauthorの一人としてグループ代表の私が並ぶ事ができました。これは当化療Gが世界トップクラスの水準にあることを示しており、グループ皆のがんばりに感謝と敬意を表したいと思います。

Randomized phase III trial of regorafenib in metastatic colorectal cancer: analysis of the CORRECT Japanese and non-Japanese subpopulations.

受理日
Authors

Yoshino T, Komatsu Y, Yamada Y, Yamazaki K, Tsuji A, Ura T, Grothey A, Van Cutsem E, Wagner A, Cihon F, Hamada Y, Ohtsu A.

雑誌名

Invest New Drugs.

コメント

大腸のlast lineでの世界標準治療となったRegorafenibのCORRECT試験の日本人サブ解析の結果が報告されました。大腸の世界標準治療を検証する試験に関わる事ができ、本邦の仲間達との協力の賜です。化療Gのメンバーの尽力により、2nd authorに載ることができました。皆のがんばりに感謝します。

Altered levels of serum sphingomyelin and ceramide containing distinct acyl chains in young obese adults

受理日
Authors

Hisatoshi Hanamatsu, Shunsuke Ohnishi, Shota Sakai, Kohei Yuyama, Susumu Mitsutake, Hiroshi Takeda, Satoshi Hashino, and Yasuyuki Igarashi

雑誌名

Nutrition & Diabetes

コメント

先端生命科学研究院の先生方との共同研究です.若年高度肥満者のスフィンゴ脂質を測定し,飽和脂肪酸結合型スフィンゴミエリンの血中濃度が肥満合併症の多くのパラメータと相関することを見いだしました.
(大西)

Endoscopic nasogallbladder tube or stent placement in acute cholecystitis: a preliminary prospective randomized trial in Japan

受理日
Authors
Itoi T, Kawakami H, Katanuma A, Irisawa A, Sofuni A, Itokawa F, Tsuchiya T, Tanaka R, Umeda J, Ryozawa S, Doi S, Sakamoto N, Yasuda I
雑誌名
Gastrointestinal Endoscopy
コメント

本邦で行った内視鏡的胆嚢ドレナージ術に関する多施設共同RCTがGIEにacceptされました!大学の"臨床"を担うべく,これからも質の高い臨床研究を提案,立案,実行,継続するように頑張ります.東京医大 糸井准教授よりコメントをいただいております.以下ご参照ください!
(河上)

糸井隆夫先生コメント:
本論文はいままでありそうで無かった急性胆嚢炎に対するENGBD vs EGBSのRCTを日本の多施設で行ったものです。GIEは米国の雑誌であり、急性胆嚢炎は緊急Lap-Cが常識です。まれにPTGBDをRadiologistが行うくらいで内視鏡的ドレナージには関心がありません。従ってAcceptまでの道のりは大変でしたがなんとか皆さんのおかげで完遂できました。ありがとうございました。

Randomized phase II trial of nimotuzumab plus irinotecan versus irinotecan alone as second-line therapy for patients with advanced gastric cancer.

受理日
Authors

Satoh T, Lee KH, Rha SY, Sasaki Y, Park SH, Komatsu Y, Yasui H, Kim TY, Yamaguchi K, Fuse N, Yamada Y, Ura T, Kim SY, Munakata M, Saitoh S, Nishio K, Morita S, Yamamoto E, Zhang Q, Kim JM, Kim YH, Sakata Y.

雑誌名

Gastric Cancer.

コメント

胃癌の化学療法では、Herceptin以来、なかなか新規分子標的治療薬の開発が進まない中、新規分子標的薬剤nimotuzumabの開発治験に、そのプロトコール立案時より関わり、一つの結果を出せたことになります。現在、この結果から、Global PIIIが計画され、当Gも参加しており進行中である。化療Gメンバーの尽力に感謝します。

Serum granulysin levels as a predictor of serious telaprevir-induced dermatological

受理日
Authors

Goki Suda, Yoshiya Yamamoto, Astushi Nagasaka, Ken Furuya, Mineo Kudo, Chuganji Yoshimichi, Yoko Tsukuda, Seiji Tsunematsu, Fumiyuki Sato, Katsumi Terasita, Masato Nakai, Hiromasa Horimoto, Takuya Sho, Mitsuteru Natsuizka, Kouji Ogawa, Shunsuke Ohnishi, Makoto Chuma, Yasuyuki Fujita, Riichiro Abe, Miki Taniguchi, Mina Nakagawa, Yasuhiro Asahina, Naoya Sakamoto for the NORTE Study Group

雑誌名

Hepatology Research

コメント

抗HCV薬のテラプレビルにより惹起される重症皮疹に対して、血清グラニュライシン値測定が有用である という論文になります。
NORTE study groupに御登録頂いた症例を対象に検討を行わせて頂きました。多くの施設の先生方に御参加・御協力頂きこの場をかりてお礼申し上げます。
(須田)

Chromoendoscopy with iodine staining, as well as narrow-band imaging, is still useful and reliable for screening of early esophageal squamous cell carcinoma.

受理日
Authors

Shimizu Y, Takahashi M, Mizushima T, Ono S, Mabe K, Ohnishi S, Kato M, Asaka M, Sakamoto N

雑誌名

American Journal of Gastroenterology

コメント

早期食道癌スクリーニングにおいて、NBIはヨード染色よりも特異度が高く、信頼性が高い、という前向きデータが出されていたため、自験データと症例写真を提示して、pink color signの重要性を今更ながら力説しました。letter論文ではありますが、一般消化器の一流誌にpink color signという言葉が刻まれて良かったです。
(清水)