Accept論文

Accept論文一覧

Promising highly targeted therapies for cholangiocarcinoma: a review and future perspectives

受理日
Authors

Masaki Kuwatani *, Naoya Sakamoto

雑誌名

Cancers

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研究テーマの一つである光免疫療法と,それと類似した光線力学的療法(PDT),抗体薬物複合体治療(ADC)をレビューして,胆道癌治療における違い,類似点を今後の展望と共に記載いたしました。
執筆は大変でしたが,それなりに役立つ論文に仕上がったのではないかと思っております。
(桒谷)

Novel endoscopic management of gastroenterological anastomosis leakage by injecting gel-forming solutions: an experimental animal experimental study.

受理日
Authors

Yusuke Watanabe, Keiko Yamamoto*, Zijian Yang, Haruna Tsuchibora, Masakazu Fujii, Masayoshi Ono, Shoko Ono, Takayuki Kurokawa, Naoya Sakamoto

雑誌名

Surgical endoscopy

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外科的縫合不全による瘻孔の周囲に、アルギン酸ナトリウム(ESD局注液)とキトサン配合乳酸カルシウム溶液を局注して組織内にハイドロゲル形成させて瘻孔を閉鎖する新規治療法を考案し、動物モデルで証明したものです。膨化した周囲組織が瘻孔を圧排密閉した状態を維持することで、線維増生が起こり永久閉鎖に導かれます。外科や理学部と共同で行ってきた研究のひとつが無事形になりました。
(山本)

Potential correlation between changes in serum FGF21 levels and Lenvatinib induced appetite loss in patients with unresectable hepatocellular carcinoma

受理日
Authors

Risako Kohya, Goki Suda, Masatsugu Ohara, Tomoka Yoda, Naofumi Sakurai, Sonoe Yoshida, Qingjie Fu, Zijian Yang, Shunichi Hosoda, Osamu Maehara, Shunsuke Ohnishi, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Kazuharu Suzuki, Naoki Kawagishi, Masato Nakai, Takuya Sho, Mitsuteru Natsuizaka, Koji Ogawa, Naoya Sakamoto

雑誌名

Cancers

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切除不能肝細胞癌に対するレンバチニブ治療において、食欲不振が肝予備能や予後に与える影響と、FGF21の動態との関連について検討した論文です。論文作成に当たり、多大なる御指導・御助言を頂きました坂本教授、須田先生、大原先生をはじめ、データ収集などにご尽力頂いた肝臓グループの御共著の先生方には心より感謝を申し上げます。
(甲谷)

Recent prevalence and characteristics of patients with hepatitis delta virus in Hokkaido, Japan.

受理日
Authors

Takashi Sasaki, Goki Suda, Masatsugu Ohara, Shunichi Hosoda, Naoki Kawagishi, Risako Kohya, Tomoka Yoda, Osamu Maehara, Shunsuke Ohnishi, Sonoe Yoshida, Qingjie Fu, Zijian Yang, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Kazuharu Suzuki, Masato Nakai, Takuya Sho, Mitsuteru Natsuizaka, Sho Komukai, Koji Ogawa, Naoya Sakamoto.

雑誌名

Hepatology Research

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本論文では、B型肝炎ウイルスと共感染することで肝硬変や肝癌のリスクがあがるD型肝炎ウイルス感染症(HDV)について北海道での有病率(1.7%)やその特性について検討した内容となっています。HDVは臨床的には重要な肝炎ウイルスである一方で、本邦では簡便に検査ができず20-30年間疫学データがない状況でした。また、世界ではHDVに対する新規治療薬の開発をきっかけに、欧米をはじめ、世界各国でHDVの有病率が再評価・報告されつつあります。今回は北海道におけるHDVに関する検討ですが、現在全国多施設共同研究に向けて準備段階であり、日本全国におけるHDVに関しての研究を行う予定です。
坂本教授ご指導の下、先生方には多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございました。特に研究立案から現在まで熱心にご指導頂きました須田先生、大原先生に深い感謝の意を表したいと思います。
(佐々木)

Significance of shear wave dispersion slope values before versus after biliary drainage in patients with obstructive jaundice: a single-center prospective observational cohort study

受理日
Authors

Ryo Sugiura, Masaki Kuwatani, Mutsumi Nishida, Megumi Satoh, Kazumichi Kawakubo, Shin Kato, Koji Hirata, Masahito Nakajima, Hajime Hirata, Yunosuke Takishin, Naoya Sakamoto

雑誌名

Ultrasound Quarterly

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Dispersion imagingという比較的新しい肝硬度測定(粘性と弾性の2つの要素により影響を受ける測定値)についての研究です。
閉塞性黄疸において肝硬度測定値が上昇することは既知ですが、今回dispersion imagingを用いても閉塞性黄疸により測定値が変化することを示しています。
なかなか難しい研究でしたが、無事形にすることができ嬉しく思います。
エコー機器の取り扱い、検査にご協力頂いた超音波検査室の西田先生、佐藤先生、計画立案からご指導頂きました桒谷先生に厚く御礼申し上げます。
(杉浦)

Neutrophil gelatinase-associated lipocalin predicts the efficacy of tolvaptan for ascites in patients with liver cirrhosis

受理日
Authors

Masato Nakai, Kenichi Morikawa, Takashi Sasaki, Risako Kohya, Sonoe Yoshida, Shunichi Hosoda, Akinori Kubo, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Ren Yamada, Masatsugu Ohara, Takuya Sho, Goki Suda, Koji Ogawa, Naoya Sakamoto

雑誌名

Journal of Gastroenterology

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肝硬変の体液貯留に対するトルバプタンの有効性については、これまでも報告させていただいておりましたが、新規AKIマーカーの一つである尿NGALに着目して解析した論文を、今回Journal of Gastroenterologyにアクセプトいただくことができました。
本研究では、AKIマーカーであるNGALが非常に優れたオッズ比でトルバプタンの短期効果を予測し、他の因子(CRPおよび尿Na/K比)と一緒に用いることで、トルバプタンの短期効果を層別化して予測できることを明らかにしました。また、トルバプタン投与後のAKI予測にも尿NGALが有用であることを報告させていただきました。
もともとNGAL測定については森川先生にお話をいただき、ここまで研究を進めることができました。論文作成についてもご指導いただき、森川先生には誠に感謝申し上げます。また、論文作成にあたって、御指導・御助言いただいた坂本教授、須田先生をはじめ、データ収集などにご尽力いただいた肝臓グループの御共著の先生方には心よりの感謝を申し上げます。皆様ありがとうございました。
(中井)

Effects of activation of an alcohol metabolic gene, cigarette smoking and alcohol intake on the incidence of metachronous gastric cancer in patients who underwent endoscopic resection for gastric cancer: a multicenter retrospective pilot study

受理日
Authors

Satoshi Abiko, Yuichi Shimizu, Marin Ishikawa, Masaki Inoue, Katsuma Nakajima, Risako Kohya, Koji Hirata, Kazuharu Suzuki, Ryo Sugiura, Shuichi Miyamoto, Kenji Kinoshita, Kazuteru Hatanaka, Yoshiya Yamamoto, Hirohito Naruse, Takuto Miyagishima, and Naoya Sakamoto

雑誌名

JGH open

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2018年にJournal of Gastroenterologyにacceptした学位の基礎論文である、通称『唾液study』の胃癌バージョンがacceptされました(https://doi.org/10.1002/jgh3.12896)。
この論文は、胃癌内視鏡治療後患者における異時性多発癌発症のリスク因子について、飲酒喫煙歴、ピロリ菌の感染状況と遺伝子検査を交えて検討しており、今後の患者指導やサーベイランス方法の選択などに寄与するもの考えます。ADH1BとALDH2に関して、残念ながら有意差は出なかったものの、症例数をさらに集めることによって、有意差が出るのではないか、と思っております。
ALDH2の遺伝子多型は日本人を含む東アジア人に特有であり、この多型と飲酒、発癌の関係について、頭頚部癌、食道癌と胃癌以外の癌腫の報告も、今後、東アジアから出てくるのではないか、と思っております。大学院時代に清水先生と構想を練っていた研究をまとめることが出来て嬉しく思っています。
今回、資金集め、症例集めなど、研究の大変さを学ぶことができました。清水先生、市立函館病院と釧路労災病院の先生方、両病院の内視鏡、外来、病棟スタッフの皆様、坂本先生に、この場をお借りして御礼申し上げます。
唾液採取は、僕の青春の続きです。
(市立函館病院 安孫子怜史)

Temporary rescue hemostasis for arterial hemorrhage using pentapod forceps during direct endoscopic necrosectomy

受理日
Authors

Ryo Sugiura, Kazuma Kishi, Masaki Kuwatani

雑誌名

Digestive Endoscopy

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被包化膵壊死に対するネクロセクトミー中の合併症として出血が挙げられ、時として致死的な経過をたどります。今回、ネクロセクトミー中の動脈出血に対して5脚鉗子による一時的な止血術について報告しました。止血処置を行っていただいた消化器内科、放射線科IVRの先生方、論文作成のご指導をいただきました桒谷先生に御礼申し上げます。
以上です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(杉浦)

Correlation of UGT1A1 Gene Polymorphisms or Prior Irinotecan Treatment and Treatment Outcomes of Nanoliposomal-Irinotecan plus 5-Fluorouracil/Leucovorin for Pancreatic Ductal Adenocarcinoma: A Multicenter, Retrospective Cohort Study (HGCSG2101)

受理日
Authors

Kazuaki Harada, Takahiro Yamamura, Osamu Muto, Michio Nakamura, Susumu Sogabe, Kentaro Sawada, Shintaro Nakano, Masataka Yagisawa, Tetsuhito Muranaka, Masayoshi Dazai, Miki Tateyama, Yoshimitsu Kobayashi, Sosuke Kato, Kazuteru Hatanaka, Yasuyuki Kawamoto, Satoshi Yuki, Yuh Sakata, Naoya Sakamoto, Yoshito Komatsu

雑誌名

Journal of clinical medicine

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切除不能進行膵癌の標準的な二次治療であるナノリポソーマルイリノテカン+5-FU療法の治療成績について、北海道癌化学療法研究会(HGCSG)で実施した多施設共同後方視的研究の結果を報告しました。これまで明らかとなっていなかった、イリノテカンの代謝に関わるUGT1A1遺伝子多型と治療成績の関連についても解析した点が評価されたものと思います。小松先生を始め、ご協力いただいたHGCSGの先生方に深く御礼申し上げます。
(原田)

Clinical significance of dispersion imaging by shear wave elastography in the treatment and diagnosis of pancreatic cancer

受理日
Authors

Yunosuke Takishin, Masaki Kuwatani, Mutsumi Nishida, Tomoko Mitsuhashi, Kazuma Kishi, Kosuke Nagai, Ryutaro Furukawa, Hajime Hirata, Koji Hirata, Shin Kato, Kazumichi Kawakubo, and Naoya Sakamoto

雑誌名

Journal of Gastroenterology and Hepatology

コメント

学位研究として取り組ませていただきました、エラストグラフィを発展させたディスパージョンエコーという、物質の粘性(に関連した値)を評価する検査を膵臓がんに応用するという研究です。前例のほとんどないことに取り組むにあたり、事前に研究計画をたてることの難しさを身をもって痛感いたしました。皆さまに多大な迷惑をかけてしまうこともありましたが、何とか論文化することができたのは、くじけた僕をあきらめずに熱心に指導して下さいました桒谷先生、坂本先生、あたたかい雰囲気で支えて下さった消化器内科医局の皆々さま方のおかげでした。また西田先生と超音波センターの皆さま、病理の三橋先生のご尽力なくしては研究がはじまりませんでした。心より感謝申し上げます。
(瀧新)

Successful direct clipping for the bleeding source of colonic diverticular hemorrhage using the "long hood-gel-filling" method

受理日
Authors

Satoshi Abiko, Koji Hirata, Kazuharu Suzuki, Kenji Kinoshita, Kazuteru Hatanaka, Yoshiya Yamamoto and Hirohito Naruse

雑誌名

Endoscopy

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拍動性出血のある上行結腸憩室出血に対して、ロングフードとビスコクリア("long hood-gel-filling" method:ロングフードゲル充填法)を用いて、憩室内の露出血管を直達的にクリップで止血した症例です (https://doi.org/10.1055/a-2048-6071)。大腸の憩室出血において、出血源の憩室を同定することはしばしば困難ですが、憩室内の出血している血管を同定することはさらに困難です。ロングフードゲル充填法の利点としては、①少量のゲルでロングフード内を満たすだけで、クリアな視界が得られること、②この方法を使用することで、圧迫止血が可能になること、③ロングフード内でクリップが展開できるため、内視鏡を固定しておくことが可能となり、クリップ止血の手技中に、内視鏡の視野を維持することが可能となること、があります。
老齢人口の増加などを背景に近年は憩室出血に対する対応の重要性が高まってきていると思います。ロングフードゲル充填法は憩室出血に対して有用な方法ではないか、と思っております。
成瀬先生をはじめとして、市立函館病院の先生方、内視鏡、外来、病棟スタッフの皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
(市立函館病院 安孫子怜史)

A rare case of pancreatic acinar cell carcinoma presenting a submucosal tumor

受理日
Authors

Ryo Sugiura, Hidetoshi Kagaya, Hideaki Nakamura, Shoichi Horita, Takashi Meguro, Kiyotaka Sasaki, Tatsuya Yoshida, Hironori Aoki, Masaki Kuwatani, Masayuki Fukushima, Takayuki Morita, Miyoshi Fujita, Keisuke Okamura, Eiji Tamoto, Takashi Ueno, Akio Tsutaho, Ayano Inoue, Toshiyuki Takahashi

雑誌名

Endoscopic Ultrasond

コメント

北海道消化器科病院での症例報告です。
十二指腸粘膜下腫瘍のように見える腺房細胞癌の症例です。
各種画像検査でGISTを疑っていましたが、EUS-FNAで腺房細胞癌を疑う病理像を認め、診断に至りました。
改めて治療前の病理学的診断の必要性を痛感しました。
詳細な病理評価を行って頂いた病理診断科・高橋先生、症例の検査・治療を行なって頂いた内科・外科の先生方、EUS検査・論文作成にご協力頂きました桒谷先生に深く感謝申し上げます。
(杉浦)

Novel usage of one nasobiliary drainage tube for cholecystitis with cholangitis from external to internal drainage

受理日
Authors

Kazuma Kishi, Masaki Kuwatani, Naoya Sakamoto

雑誌名

Digestive Endoscopy-Video Article

コメント

胆管炎を合併した胆嚢炎に対して、ENGBDtubeを挿入する際に総胆管に相当する範囲に皮膚生検用のパンチを使用し数箇所側孔を開けて使用した症例です。単にENGBDtubeを挿入するだけでは総胆管内の胆汁の流れを阻害し胆管炎の改善が遅れる可能性があり、胆管炎に対しても効果があるように今回はtubeに側孔を開けて使用しました。また、そのENGBDtubeを内瘻化する際に、2-channelのスコープを使用し鉗子でtubeを把持しながらループカッターで切断することで、断端をきれいにかつスムーズに切断することが可能であることも合わせて報告させていただきました。ご指導いただきました桒谷先生、投稿に関する様々なアドバイスをいただきました杉浦先生、誠にありがとうございました。
(岸)

Changes in Serum Growth Factors during Resistance to Atezolizumab Plus Bevacizumab Treatment in Patients with Unresectable Hepatocellular Carcinoma

受理日
Authors

Zijian Yang, Goki Suda, Osamu Maehara, Masatsugu Ohara, Tomoka Yoda, Takashi Sasaki, Risako Kohya, Sonoe Yoshida, Shunichi Hosoda, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Kazuharu Suzuki, Naoki Kawagishi, Masato Nakai, Takuya Sho, Mitsuteru Natsuizaka, Koji Ogawa, Shunsuke Ohnishi and Naoya Sakamoto

雑誌名

Cancers

コメント

アテゾベバの治療を受けた肝細胞癌患者さんの血清生長因子の経時変化について調べさせていただいた論文がcancersにアクセプトされました。

研究の立案及び常に指導していただいた須田先生、前原先生、大原先生、坂本教授、実験を手伝いいただいた養田さん、細田先生、吉田先生、得地先生、データの集めにご協力いただいた先生各位に心より感謝を申し上げます。
(楊)

Serum Angiopoietin-2 Predicts the Occurrence and Recurrence of Hepatocellular Carcinoma After Direct-Acting Antiviral Therapy for Hepatitis C

受理日
Authors

Naoki Kawagishi, Goki Suda, Yoshiya Yamamoto, Masaru Baba, Ken Furuya, Osamu Maehara, Shunsuke Ohnishi, Sonoe Yoshida, Qingjie Fu, Zijian Yang, Shunichi Hosoda, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Masatsugu Ohara, Kazuharu Suzuki, Masato Nakai, Takuya Sho, Mitsuteru Natsuizaka, Koji Ogawa and Naoya Sakamoto.

雑誌名

Viruses

コメント

Angiopoietin2 とHCV SVR後発癌の関係についてまとめさせて頂いた論文がVirusesにアクセプトされました。
以前、Ang2とHCV-SVR後の肝線維化に対して短期的、長期的に影響を及ぼすことを報告しましたが、本検討では、治療前(もしくは治療後)のAng2高値が発癌の予測因子になることを報告させていただきました。
論文作成にあたり、ご指導、ご助言を頂きました坂本教授、須田先生をはじめ、検体を提供していただいた関連施設の先生方には、深く感謝を申し上げます。
(川岸)

Prophylactic tenofovir alafenamide for hepatitis B virus reactivation and reactivation-related hepatitis

受理日
Authors

Goki Suda, Masaru Baba, Yoshiya Yamamoto, Takuya Sho, Koji Ogawa, Megumi Kimura, Shunichi Hosoda, Sonoe Yoshida, Akinori Kubo, Qingjie Fu, Zijian Yang, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Osamu Maehara, Shunsuke Ohnishi, Ren Yamada, Masatsugu Ohara, Naoki Kawagishi, Mitsuteru Natsuizaka, Masato Nakai, Kenichi Morikawa, Ken Furuya, Kazuharu Suzuki,Takaaki Izumi, Takashi Meguro, Katsumi Terashita, Jun Ito, Tomoe Kobayashi, Izumi Tsunematsu, Naoya Sakamoto

雑誌名

Journal of Medical Virology

コメント

HBV再活性化予防としてのTAFの有効性を初めて明らかにしたNORTE study Groupの論文がアクセプトとなりました。

NORTE study Groupから新たなエビデンスを創出できたことを御参加頂きました先生方に心より感謝申し上げます。

御指導頂きました坂本先生、症例登録、データの収集、研究に御助言頂きました関係各位に心より感謝申し上げます。
(須田)

A woman case with chronic anemia, hypoalbuminemia, and ileo-ileal fistula

受理日
Authors

Shinya Fukushima, Takehiko Katsurada, Naoya Sakamoto

雑誌名

gastroenterology

コメント

アジア圏に特異的な遺伝性疾患である非特異性多発性小腸潰瘍症(CEAS)の回腸-回腸瘻合併例について、Q&A形式の症例報告になります。
ご指導いただきました桂田先生、桜井先生、ご協力頂きました皆様に心より感謝申し上げます。
(福島)

Study protocol for HGCSG1801: A multicenter, prospective, phase II trial of second-line FOLFIRI plus aflibercept in patients with metastatic colorectal cancer refractory to anti-EGFR antibodies

受理日
Authors

Hiroshi Nakatsumi, Yoshito Komatsu, Tetsuhito Muranaka, Satoshi Yuki, Yasuyuki Kawamoto, Kazuaki Harada, Masayoshi Dazai, Miki Tateyama, Yusuke Sasaki, Takuto Miyagishima, Yasushi Tsuji, Masaki Katagiri, Michio Nakamura, Susumu Sogabe, Kazuteru Hatanaka, Takashi Meguro, Tomoe Kobayashi, Atsushi Ishiguro, Osamu Muto, Yoshiaki Shindo, Masahito Kotaka, Takayuki Ando, Ryo Takagi, Naoya Sakamoto, Yu Sakata

雑誌名

Frontiers in Oncology

コメント

抗EGFR抗体薬不応の結腸・直腸癌に対する2次治療としてのFOLFIRI+アフリベルセプトの有効性と安全性を検討する単群多施設共同前向き第Ⅱ相臨床試験(HGCSG1801)のプロトコール論文がFrontiers in Oncologyに掲載されました。この試験は村中徹人先生(現・市立稚内病院)が大学所属時にプロトコールを作成し、現在は中積と原田一顕先生が試験事務局を担当しております。

本試験は10月末で無事予定登録症例を満了することができました。御参加いただいた患者様と御家族の方々、試験を遂行していただいた施設のみなさまの御協力に感謝申し上げます。本試験を通じて大腸癌診療が発展する一助となるように精進いたしますので、引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
(北海道医療センター 中積)

Low baseline CXCL9 predicts early progressive disease in unresectable HCC with atezolizumab plus bevacizumab treatment

受理日
Authors

Shunichi Hosoda, Goki Suda, Takuya Sho, Koji Ogawa, Megumi Kimura, Zijian Yang, Sonoe Yoshida, Akinori Kubo, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Osamu Maehara, Shunsuke Ohnishi, Akihisa Nakamura, Ren Yamada, Masatsugu Ohara, Naoki Kawagishi, Mitsuteru Natsuizaka, Masato Nakai, Kenichi Morikawa, Ken Furuya, Masaru Baba, Yoshiya Yamamoto, Kazuharu Suzuki , Takaaki Izumi, Takashi Meguro, Katsumi Terashita, Jun Ito, Takuto Miyagishima, Naoya Sakamoto

雑誌名

Liver Cancer

コメント

切除不能肝細胞癌におけるアテゾリズマブ+ベバシズマブ併用療法の治療開始時の血清CXCL9低値は早期PDを予測する因子となる可能性があることを検討させていただいた論文がLiver Cancerにアクセプトされました。免疫チェックポイント阻害剤の治療開始後に腫瘍が急速に増大するHyperprogressionの報告もあり、今後の研究により肝細胞癌のアテゾリズマブ+ベバシズマブ治療の適応を検討する一助になればと考えております。本研究にご協力いただきましたNORTE study groupの先生方、ご指導いただきました坂本教授、須田先生に深く感謝を申しあげます。
(細田)

Serum IL-1β predicts de novo hepatitis B virus reactivation during direct-acting antiviral therapy for hepatitis C, not during anti-cancer/immunosuppressive therapy

受理日
Authors

Naoki Kawagishi, Goki Suda, Ryotaro Sakamori, Takeshi Matsui, Masahiro Onozawa, Zijian Yang, Sonoe Yoshida, Masatsugu Ohara, Megumi Kimura, Akinori Kubo, Osamu Maehara, Qingjie Fu, Shunichi Hosoda, Yoshimasa Tokuchi, Kazuharu Suzuki, Masato Nakai, Takuya Sho, Kenichi Morikawa, Mitsuteru Natsuizaka, Koji Ogawa, Hajime Sakai, Shunsuke Ohnishi, Tetsuo Takehara, Naoya Sakamoto

雑誌名

Scientific Reports

コメント

C型肝炎DAAs治療時に起こるHBV再活性化とサイトカインの関連について検討させていただいた論文がScientific Reportsにアクセプトされました。
HCV治療時と化学療法中のHBV再活性化に関与するサイトカインは異なっており、再活性化のメカニズムが違うこと、IL-1βがHCV治療時の再活性化に関与することをまとめて報告させていただきました。
HCV治療時のHBV再活性化はまれですが時に重篤化することがあり、今後の予測因子の一助になればと考えています。
ご指導頂きました坂本教授を始めとする、須田先生、肝臓グループの先生方、検体を提供していただいた先生方には深く感謝申し上げます。
(川岸)