グループ紹介

内視鏡グループ
Endoscopy

 内視鏡グループでは、北海道大学病院における消化管内視鏡検査と消化管内視鏡治療を専門に担当しています。
中央診療部門である光学医療診療部を兼任し、院内各診療科と緊密に連携しながら、食道・胃・小腸・大腸にわたる幅広い消化管内視鏡診療を担っています。正確で安全性の高い検査・治療を提供することはもちろん、患者さま一人ひとりの病状や生活背景に寄り添い、より負担の少ない医療を実現することを大切にしています。
また、大学病院ならではの高度な内視鏡診療に加え、新しい診断・治療技術の開発、臨床研究、次世代を担う医師の育成にも積極的に取り組んでいます。

グループメンバー

内視鏡グループは、教員3名、医員3名、大学院生2名の計8名で構成されています。

グループ長

メンバー

  • 医員 安孫子 怜史
    医員
    安孫子 怜史
  • 医員 江上 太基
    医員
    江上 太基
  • 医員 張 辛寒
    医員
    張 辛寒
  • (留学中) 山本 桂子
    (留学中)
    山本 桂子
  • 医員・大学院生(4) 石部 絵梨奈
    医員・大学院生(4)
    石部 絵梨奈
  • 医員・大学院生(2) 菅 彩花
    医員・大学院生(2)
    菅 彩花

診療

 外来診療では消化管新来と再来を担当しています。内視鏡検査は平日に上部消化管内視鏡検査、大腸内視鏡検査、カプセル内視鏡、小腸内視鏡検査、超音波内視鏡、内視鏡治療を行っています。 さらに、食道アカラシアに対する内視鏡的筋層切開術(POEM)や胃食道逆流症に対する内視鏡的噴門形成術などの先進的な低侵襲治療にも取り組んでいます。 検査や治療に際しては、安全性を最優先にしながら、苦痛や不安の軽減にも配慮し、患者さまが安心して診療を受けられる環境づくりに努めています。

消化管新来

月曜日:井上、火曜日:大野、木曜日:小野、金曜日:安孫子

消化管再来

月曜日:井上、火曜日:大野、木曜日:小野

ピロリ専門外来(自費診療)

金曜日:小野

 ピロリ菌専門外来では、三次除菌以降の治療や、薬剤アレルギーなどの理由により通常の除菌治療が難しい患者さまを対象に、自由診療による除菌治療を行っています。


  • 受診には、患者さまご本人による事前の電話予約が必要です。予約方法や診療内容の詳細については、北海道大学病院ホームページをご確認ください。

研究

 内視鏡グループでは、消化管内視鏡診療に関する臨床研究と、将来の診断・治療につながる基礎研究を行っています。日々の診療から生まれるクリニカルクエスチョンや気づきを出発点とし、内視鏡診療に役立つ研究をモットーに取り組んでおります。

内視鏡グループでの研修

 内視鏡グループでは、内視鏡に興味を持つ医学生、初期研修医、専攻医、大学院生を心から歓迎しています。内視鏡は、消化器内科医にとって欠かすことのできない基本的な診療技術です。一方で、観察の精度、病変の発見能力、診断力、操作技術、治療戦略など、習熟度によって大きな差が生まれる分野でもあります。
 私たちは、単に内視鏡を操作できるようになることだけを目標とはしていません。病変を正確に見つけ、適切に診断し、安全に治療するための診断能力と技術を身につけることを重視しています。

医学生・初期研修医の皆さまへ

 初期研修医には、研修時期や経験に応じて、内視鏡検査・治療の基本、症例の考え方、カンファレンスでの症例プレゼンテーションなどを学んでいただきます。
 意欲の高い研修医には、短期間の研修であっても、状況に応じて内視鏡検査の基本手技を実践的に指導することが可能です。
 医学生や初期研修医の見学も状況に応じて随時受け入れています。内視鏡診療の現場を見てみたい方、消化器内科のキャリアについて話を聞いてみたい方は、医局または小野まで直接ご連絡ください。

専攻医・大学院生の皆さまへ

 専攻医や大学院生には、内視鏡診療の基本と標準的な治療技術を確実に習得したうえで、より高度な知識、診断能力、治療技術を身につけることを目指していただきます。
 症例ごとの正確な診断や、合併症を回避するためのリスク管理、難易度の高い治療に対応するための技術と考え方についても、段階的かつ実践的に指導します。
 大学院生には、日常診療から生まれた疑問を研究へと発展させ、国内外への成果発信と、内視鏡に関連する研究による博士号取得を目指していただきます。臨床と研究を両立し、将来の消化器内視鏡診療をリードする人材の育成に力を注いでいます。

キャリア形成を支えるグループとして

 医師としてのキャリアは、一つの決まった形に限られるものではありません。専門医資格や学位の取得、国内外での研修、研究活動、家庭生活との両立など、それぞれが目指す将来像や置かれている状況は異なります。
 当グループには、さまざまな働き方やキャリア形成を実践してきたメンバーがおり、ワーク・ライフ・バランスや今後の進路に不安を感じている方に対しても、具体的な経験に基づいた相談やサポートが可能です。
 高い内視鏡技術を身につけたい方、臨床と研究の両方に挑戦したい方、自分らしい医師としてのキャリアを築きたい方を、私たちは全力で応援します。
 内視鏡グループは、質の高い内視鏡診療を通じて患者さまに貢献するとともに、次世代の内視鏡診療を担う若い医師の成長とキャリア形成を支えていきます。

文責:小野 尚子(2026年7月)