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井上先生の論文が、Esophagusにアクセプトとなりました

論文タイトル Lack of predictive value of esophageal multiple Lugol-voiding lesions for metachronous head and neck cancer in patients undergoing transoral surgery for superficial hypopharyngeal cancer
受理日 2026年2月12日
Authors Masaki Inoue, Akihito Watanabe, Yuichi Shimizu, Kenichi Goda, Yuki Kimura, Suguru Ito, Keiko Yamamoto, Shoko Ono, Naoya Sakamoto.
雑誌名 Esophagus
コメント 以前、私たちの研究グループは咽頭の不染帯病変の程度についても異時性頭頸部癌の発生リスクの指標になることを報告しました(Kimura Y, et al. Laryngoscope. 2021;131(9):2036-2040.)。しかしながら、食道の不染帯と咽頭の不染帯の関係性についてはよくわかっていませんでした。
本研究では食道と咽頭の不染帯の程度は一致していないこと、また、食道の不染帯所見は異時性頭頸部癌の発生リスク評価には有用ではないことが示されました。これらの結果から、咽頭病変のリスク評価には、咽頭における不染帯を評価に用いるべきであると考えられました。
本研究の遂行にあたり、貴重なデータを提供してくださった恵佑会札幌病院の渡邉昭仁先生をはじめとする耳鼻咽喉科・頭頸部外科の先生方に深く感謝申し上げます。また、研究立案および論文作成に指導いただいた清水勇一先生、研究の機会を賜りました小野尚子教授、坂本直哉教授に御礼申し上げます。
(井上)