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杉浦先生の論文が、Journal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciencesにアクセプトとなりました

論文タイトル Subcutaneous adipose tissue radiodensity as a predictor of poor prognosis in advanced biliary tract cancer
受理日 2024年12月20日
Authors Ryo Sugiura, Yasuyuki Kawamoto, Masaki Kuwatani, Kazumichi Kawakubo, Kazuaki Harada, Masatsugu Ohara, Hiroki Yonemura, Shunichiro Nozawa, Naoya Sakamoto.
雑誌名 Journal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences
コメント 局所進行/遠隔転移/再発の胆道癌において、緩和的化学療法/化学放射線療法前の皮下脂肪のCT放射線密度(SATr)の上昇(脂肪の質低下)が腫瘍進行のリスクおよび予後不良と関連すると報告しました。

本研究では治療前1点のみのSATr評価となりましたが、治療開始前あるいは治療中の変化や、胆管炎/胆道ドレナージとの関連についても検討が必要と考えられ、適切な介入が生命予後をを改善する可能性があるのでは、と考えています。

化学療法を行っていただき治療の評価方法などご教授頂いた川本先生、原田先生、肝細胞癌でのSATr研究を行っおり研究にご助言頂いた大原先生、臨床的疑問や論文作成についてご教授頂いた桒谷先生に感謝申し上げます。
(杉浦)