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山本先生の論文が、Journal of Gastroenterologyにアクセプトとなりました

論文タイトル Red dichromatic imaging and linked color imaing as reliable image-enhanced endoscopic procedures for detecting the distal end of the palisade vessels in the columnar metaplastic mucosa of the gastroesophageal junction zone
受理日 2024年5月21日
Authors Ono S, Yamamoto K(Corresponding author), Ishibashi F, Fujimoto A, Urabe Y, Takeda T, Ishikawa H, Fujishiro M, Gotoda T, Kaminishi M, Sugano K.
雑誌名 Journal of Gastroenterology
コメント 胃食道接合部領域(GOJ-zone)は、診断、定義が国際的に統一されておらず、controversialな領域です。近年は京都国際コンセンサス会議により、欧米とアジアで見解のすり合わせが行われる中、『胃食道接合部』の診断基準に関しては柵状血管の下端をメルクマールとする日本の見解に歩み寄りの兆しが見えます。

この論文は、この分野のエビデンス構築のために組織された、GOJZコンセンサスのIEE(Image-enhanced endoscopy)グループで行った多施設共同研究で、新規IEEの接合部同定における有用性を示したものです。
(山本)