ニュース

いまいホームケアクリニックの八木澤先生の論文が、Journal of Clinical Oncologyにアクセプトとなりました

論文タイトル Trastuzumab deruxtecan in advanced solid tumors with HER2 amplification identified by plasma cell-free DNA testing: a multicenter, single-arm phase 2 basket trial
受理日 2024年5月10日
Authors Masataka Yagisawa, MD, Hiroya Taniguchi, MD, PhD, Taroh Satoh, MD, Shigenori Kadowaki, MD, Yu Sunakawa, MD, Tomohiro Nishina, MD, Yoshito Komatsu, MD, Taito Esaki, MD, Daisuke Sakai, MD, Ayako Doi, MD, Takeshi Kajiwara, MD, Hiromi Ono, PhD, Masatoshi Asano, PhD, Nami Hirano, PhD, Justin Odegaard, MD, Satoshi Fujii, MD, Shogo Nomura, PhD, Hideaki Bando, MD, Akihiro Sato, MD, Takayuki Yoshino, MD, Yoshiaki Nakamura, MD
雑誌名 Journal of Clinical Oncology
コメント リキッドバイオプシーによって得られたcell-free DNAからHER2遺伝子増幅が検出された固形がん患者さんを対象に抗体薬物複合体であるトラスツズマブデルクステカンの有効性・安全性を検証したバスケット型医師主導治験(HERALD試験)の解析結果です。16ものがん種に対する良好な抗腫瘍効果が認められました。トラスツズマブデルクステカンはすでに国内においてHER2陽性胃がん・乳がん、HER2遺伝子変異陽性肺がんに対して承認されており、現在本研究の結果を導出し希少フラクション(HER2陽性の他がん種)への承認に向けて準備中です。国立がん研究センター東病院にてご指導ご支援くださったスタッフの皆様をはじめ、本研究にご協力いただいた多くの方々に心より御礼申し上げます。
(いまいホームケアクリニック 八木澤)