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市立函館病院 安孫子先生の論文が、Endoscopyにアクセプトとなりました
論文タイトル | Successful closure of a detached muscle layer during gastric endoscopic submucosal dissection with fibrosis using clips with the use of polyglycolic acid sheets and fibrin glue |
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受理日 | 2023年12月28日 |
Authors | Satoshi Abiko, Koji Hirata, Kazuharu Suzuki, Kenji Kinoshita, Kazuteru Hatanaka, Yoshiya Yamamoto and Hirohito Naruse |
雑誌名 | Endoscopy |
コメント | 激しい線維化を伴う胃ESD中、広範囲に離開した筋層をクリップとポリグリコール酸シートとフィブリン糊を用いて閉鎖に成功した症例です(https://doi:10.1055/a-2257-3687)。胃の激しい線維化を伴う胃腫瘍のESDは、依然として困難症例とされています。穿孔は激しい線維化を伴うESDの主要な偶発症です。しかし、筋層が広範囲に離開したという重篤な偶発症の報告はありませんでした。 胃の激しい線維化を伴うESDを行う際には、筋層が広範囲に離開するという重篤な偶発症の可能性を念頭に置いた方が良いのかもしれません。 成瀬先生をはじめとして、市立函館病院の先生方、内視鏡、外来、病棟スタッフの皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。 (市立函館病院 安孫子怜史) |