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岸先生の論文が、Cancersにアクセプトとなりました
論文タイトル | Metabolomics of duodenal juice for biliary tract cancer diagnosis |
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受理日 | 2023年8月30日 |
Authors | Kazuma Kishi, Masaki Kuwatani, Yuki Ohnishi, Yasuhiro Kumaki, Hiroyuki Kumeta, Hajime Hirata, Yunosuke Takishin, Ryutaro Furukawa, Kosuke Nagai, Hiroki Yonemura, Shunichiro Nozawa, Ryo Sugiura, Kazumichi Kawakubo, Tomoyasu Aizawa, Naoya Sakamoto |
雑誌名 | Cancers |
コメント | 十二指腸液のメタボローム解析という、学位研究のテーマを無事形にすることができ嬉しく思います。十二指腸液のメタボローム解析は既報が無く、この論文にて初めて報告となりました。また、胆道悪性グループにおいてケトン体の1つであるAcetoneが有意に高値であったことも報告しており、血清腫瘍マーカーであるCA19-9とも同等の診断能を認め、補助診断のツールの1つになり得ることを示しています。メタボロミクスというとても難しいテーマであり、当初は分からないことが多すぎて何度か挫折しそうでしたが、皆様から多くのアドバイスをいただく内に少しずつ方向性が見えてきたため、最後まで頑張り抜くことができました。このような意義深い研究テーマを与えてくださり多くの御指導や論文の指導まで行ってくださった桒谷先生、共同研究者である北大理学部の相沢教授と大西先生、検体採取や研究時間の確保等に御尽力いただきました胆膵グループの皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。 (岸) |