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中井先生の論文が、Journal of Gastroenterologyにアクセプトとなりました

論文タイトル Neutrophil gelatinase-associated lipocalin predicts the efficacy of tolvaptan for ascites in patients with liver cirrhosis
受理日 2023年4月8日
Authors Masato Nakai, Kenichi Morikawa, Takashi Sasaki, Risako Kohya, Sonoe Yoshida, Shunichi Hosoda, Akinori Kubo, Yoshimasa Tokuchi, Takashi Kitagataya, Ren Yamada, Masatsugu Ohara, Takuya Sho, Goki Suda, Koji Ogawa, Naoya Sakamoto
雑誌名 Journal of Gastroenterology
コメント 肝硬変の体液貯留に対するトルバプタンの有効性については、これまでも報告させていただいておりましたが、新規AKIマーカーの一つである尿NGALに着目して解析した論文を、今回Journal of Gastroenterologyにアクセプトいただくことができました。
本研究では、AKIマーカーであるNGALが非常に優れたオッズ比でトルバプタンの短期効果を予測し、他の因子(CRPおよび尿Na/K比)と一緒に用いることで、トルバプタンの短期効果を層別化して予測できることを明らかにしました。また、トルバプタン投与後のAKI予測にも尿NGALが有用であることを報告させていただきました。
もともとNGAL測定については森川先生にお話をいただき、ここまで研究を進めることができました。論文作成についてもご指導いただき、森川先生には誠に感謝申し上げます。また、論文作成にあたって、御指導・御助言いただいた坂本教授、須田先生をはじめ、データ収集などにご尽力いただいた肝臓グループの御共著の先生方には心よりの感謝を申し上げます。皆様ありがとうございました。
(中井)