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杉浦先生の論文が、Endoscopic Ultrasondにアクセプトとなりました

論文タイトル A rare case of pancreatic ductal adenocarcinoma with ossification mimicking a pancreatic stone impaction
受理日 2022年4月23日
Authors Ryo Sugiura, Kiyotaka Sasaki, Hideaki Nakamura, Shoichi Horita, Takashi Meguro, Hidetoshi Kagaya, Tatsuya Yoshida, Hironori Aoki, Takayuki Morita, Miyoshi Fujita, Keisuke Okamura, Eiji Tamoto, Masayuki Fukushima, Takashi Ueno, Akio Tsutaho, Ayano Inoue, Toshiyuki Takahashi
雑誌名 Endoscopic Ultrasond
コメント 北海道消化器科病院での症例報告です。
腹痛を主訴に来院し、膵内に石灰化を認めたため膵石嵌頓による症状をまず疑いました。
その後の検査で細胞診で悪性疑いとなり、骨化を伴う膵癌を早期切除できた、という稀な経験をさせて頂きました。
膵石のみを疑っても、稀ではありますが膵癌+骨化の症例もおり、慎重な検査が必要であると示しています。
詳細な病理評価を行って頂いた病理診断科・高橋先生、症例の検査・治療を行なって頂いた内科・外科の先生方に感謝申し上げます。
(杉浦)