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加藤 新先生の論文が、Clinical Gastroenterology and Hepatologyにアクセプトとなりました

論文タイトル Risk of pancreatitis following biliary stenting with/without endoscopic sphincterotomy: A randomized controlled trial
受理日 2021年8月7日
Authors Shin Kato, Masaki Kuwatani, Manabu Onodera, Taiki Kudo, Itsuki Sano, Akio Katanuma, Minoru Uebayashi, Kazunori Eto, Mitsuharu Fukasawa, Shunpei Hashigo, Takuji Iwashita, Makoto Yoshida, Yoko Taya, Hiroshi Kawakami, Hironari Kato, Yousuke Nakai, Kasen Kobashigawa, Shuhei Kawahata, Susumu Shinoura, Kei Ito, Kimitoshi Kubo, Hiroaki Yamato, Kazuo Hara, Iruru Maetani, Tsuyoshi Mukai, Goro Shibukawa, Takao Itoi
雑誌名 Clinical Gastroenterology and Hepatology
コメント 胆管プラスチックステント留置時の乳頭切開がERCP後膵炎発症抑制に寄与するのか、というクリニカルクエッションを解明するべく計画した多施設共同RCTが5年を経て結実しました。結果は当初の想定に反し、乳頭切開の効果を支持する内容となりました。ともあれ、胆膵日常診療において、インパクトのあるエビデンスの楔を打ち込むことができたのではないかと思います。研究の遂行にあたっては、時に継続さえも危ぶまれる困難もありましたが、常に二人三脚で寄り添い励まし、あらゆる点に細やかなご指導を頂きました桒谷 将城先生、外部資金の獲得など万端のサポートを頂きました坂本直哉教授、そしてご多忙の中多くの症例をご登録いただいた協力施設の先生方と参加をご快諾頂いた被験者の皆さまに、この場を借りて心より感謝申し上げます。
(加藤)