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薬学研究院 分子細胞医薬学 前原助教の論文が、Cancer Biology & Therapyにアクセプトとなりました
論文タイトル | FGFR2 maintains cancer cell differentiation via AKT signaling in esophageal squamous cell carcinoma |
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受理日 | 2021年06月04日 |
Authors | Maehara O, Suda G, Natsuizaka M *, Shigesawa T, Kanbe G, Kimura M, Sugiyama M, Mizokami M, Nakai M, Sho T, Morikawa K, Ogawa K, Ohashi S, Kagawa S, Kinugasa H, Naganuma S, Okubo N, Ohnishi S, Takeda H, and Sakamoto N. |
雑誌名 | Cancer Biology & Therapy |
コメント | 食道扁平上皮癌(ESCC)の癌幹細胞(CSCs)に関する基礎研究を発表させて頂きました。学位論文のテーマの続きの内容となります。 学位論文ではESCC-CSCs維持にFGF2(リガンド)が重要と報告しましたが、4種類あるFGFR(受容体)のそれぞれの関わりに関しては調べていませんでした。 今回の研究では、受容体の中でもFGFR2は他とは異なり、CSCsの維持ではなくむしろ扁平分化の維持に機能している可能性を示しています。 ご指導頂きました夏井坂先生、様々な助言を頂きました坂本教授・武田教授・大西教授・その他の先生方、また、スタッフ・薬学部の学生などサポートして頂いた全ての方に心より感謝申しあげます。 (薬学研究院 分子細胞医薬学 前原) |