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重沢先生の論文が、PLOS ONEにアクセプトとなりました

論文タイトル Baseline serum angiopoietin-2 and VEGF levels predict the deterioration of the liver functional reserve during lenvatinib treatment for hepatocellular carcinoma
受理日 2021年2月12日
Authors Taku Shigesawa, Goki Suda, Megumi Kimura, Osamu Maehara, Yoshimasa Tokuchi, Akinori Kubo, Ren Yamada, Ken Furuya, Masaru Baba, Takashi Kitagataya, Kazuharu Suzuki, Masatsugu Ohara, Naoki Kawagishi, Masato Nakai, Takuya Sho, Mitsuteru Natsuizaka, Kenichi Morikawa, Koji Ogawa, Naoya Sakamoto
雑誌名 PLOS ONE
コメント 論文がPLOS ONEにアクセプトされましたのでご報告させていただきます。
肝癌患者に対してレンバチニブ開始後に肝予備能が悪化する症例が一定数おりますが、そうした症例を治療開始時点で拾い上げる指標は従来ありませんでした。
本論文は、レンバチニブ開始前の血清ANG2とVEGF値が、治療開始8週後のChild-pugh score変化の指標になるという内容であり、治療継続の判断材料として臨床上重要なデータであると考えています。
大学院での3本目の基礎論文になりますが、ここまで出来たのはひとえに諸先生方のご指導があってこそと、改めて感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(肝臓グループ 重沢 拓)