Accept論文

2016年

Novel Treatment of Hepatitis C Virus Infection for Patients with Renal Impairment.

受理日:
Authors:
Suda G, Ogawa K, Kimura M, Nakai M, Sho T, Morikawa K, Sakamoto N.
雑誌名:
Journal of Clinical and Translational Hepatology
コメント:

この度、透析患者における慢性C型肝炎治療についてreviewを書かせて頂きました。ご指導頂きました、坂本教授、肝臓グループの先生方に心より感謝申し上げます。
(須田)

Safety and efficacy of daclatasvir and asunaprevir in hepatitis C virus- infected patients with renal impairment.

受理日:
Authors:
Suda G, Nagasaka A, Yamamoto Y, Furuya K, Kumagai K, Kudo M, Terashita K, Kobayashi T, Tsunematsu I, Yoshida J, Meguro T, Kimura M, Ito J, Umemura M, Izumi T, Tsunematsu S, Sato F, Tsukuda Y, Nakai M, Sho T, Natsuizaka M, Morikawa K, Ogawa K, Sakamoto N; NORTE Study Group.
雑誌名:
Hepatology Reserch
コメント:

NORTE study groupで行ったダクラタスビル・アスナプレビル併用量の治療成績を腎機能別に層別化して効果・安全性の解析を行った論文になります。ご指導頂 きました、坂本教授、肝臓グループの先生方、また何より多くの症例をご登録頂きましたNORTE study 参加ご施設の先生方にこの場をおかりして、心より感謝申し上げます。
(須田)

Gastric mucosal cracked and cobblestone-like changes by the use of proton pump inhibitors.

受理日:
Authors:
Shuichi Miyamoto, Mototsugu Kato, Momoko Tsuda, Kana Matsuda, Tetsuhito Muranaka, Satoshi Abiko, Masayoshi Ono, Takeshi Mizushima, Saori Omori, Keiko Yamamoto, Katsuhiro Mabe, Shoko Ono, Takahiko Kudo, Yuichi Shimizu, Naoya Sakamoto
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

PPIと胃粘膜変化について検討したものです。1症例の検討から始まったものがこのような結果となり嬉しいです。ご指導いただきました先生方には心より御礼申し上げます。
(宮本)

清書に書かれていないことなので、通常なら何だろうねと見逃されてしまう所見を追求した結果の論文です。まさに、日々の内視鏡検査の積み重ねでできた論文といえます。
(独立行政法人国立病院機構函館病院 加藤元嗣)

Resucue technique using a diathermic dilator for an unremovable stent in malignant perihilar biliary obstruction.

受理日:
Authors:
Sugiura R, Kawakami H, Ehira N, Iwanaga I, Uebayashi M, Kuwatani M, Sakamoto N.
雑誌名:
Endoscopy
コメント:

北見時代に経験した症例について書かせて頂きました。論文作成を勧めて頂き、ご指導して下さった河上先生に感謝申し上げます。また、論文作成にご協力頂いた方々ありがとうございました。
(杉浦)
優れた技術を行うだけではなく,その貴重な価値を伝えるためには,スピードを重視して執筆するのはもちろんですが,まず第一に数多くの論文を読み込んで おくことが重要です.間近でレスキュー手技を見せられて良かったと思います.杉浦先生,おめでとうございます!
(宮崎大学医学部医学科 消化器内科学講座 河上 洋)

Anti-adipogenic and antiviral effects of L-carnitine on hepatitis C virus infection.

受理日:
Authors:
Yoko Tsukuda, Goki Suda, Seiji Tsunematsu, Jun Ito, Fumiyuki Sato, Katsumi Terashita, Masato Nakai, Takuya Sho, Osamu Maehara,Tomoe Shimazaki, Megumi Kimura, Kenichi Morikawa, Mitsuteru Natsuizaka, Koji Ogawa, Shunsuke Ohnishi, Makoto Chuma and Naoya Sakamoto
雑誌名:
Journal of Medical Virology
コメント:

最後まで見捨てずご指導くださった須田先生に厚く御礼申し上げます。
(佃)

Combined use of a two-channel endoscope and a flexible tip catheter for difficult biliary cannulation.

受理日:
Authors:
Masaki Kuwatani, Yoshimasa Kubota, Shuhei Kawahata, Kimitoshi Kubo, Kazumichi Kawakubo, Hiroshi Kawakami and Naoya Sakamoto
雑誌名:
Gastrointestinal Intervention
コメント:

特殊な状況下での胆管挿管法としては良い idea ではないかと思ったのですが,受けが悪く,アクセプトまでにいろんな雑誌を渡り歩きました.埋もれなくて良かったです.
(桑谷)

Efficacy and safety of bolus 5-FU and l-leucovorin as a salvage chemotherapy for oral fluoropyrimidine-resistant unresectable or recurrent gastric cancer: A single center experience.

受理日:
Authors:
Tetsuhito Muranaka, Satoshi Yuki, Yoshito Komatsu, Kentaro Sawada, Kazuaki Harada, Yasuyuki Kawamoto, Hiroshi Nakatsumi, Naoya Sakamoto
雑誌名:
Journal of Gastric Cancer
コメント:

事務局として参加させていただいておりますHGCSG1502試験の元となった単施設のレトロスペクティブのデータをまとめて発表させていただきました.ご指導いただきました先生方に心より感謝申し上げます.
(村中)

Hepatitis B: Progress in understanding chronicity, the innate immune response, and cccDNA protection.

受理日:
Authors:
Morikawa K, Shimazaki T, Takeda R, Izumi T, Umemura M and Sakamoto N.
雑誌名:
Annals of Translational Medicine
コメント:

"HBV progress"についてReviewの機会を頂いたので、大学院生の梅村先生と出水先生の仕事の内容を総ざらいするつもりで書かせて頂きました。これからHBVの自然免疫とcccDNA防御を解明していく狼煙(のろし)になればと思います
(森川)

A rare case of a well-differentiated neuroendocrine tumor in the bile duct with spontaneous regression diagnosed by EUS-FNA.

受理日:
Authors:
Itsuki Sano, Masaki Kuwatani, Ryo Sugiura, Shin Kato, Kazumichi Kawakubo, Takashi Ueno, Yoshitsugu Nakanishi, Tomoko Mitsuhashi, Hajime Hirata, Shin Haba, Satoshi Hirano, Naoya Sakamoto
雑誌名:
Journal of Gastroenterlogy and Hepatology
コメント:

北大に戻ってきて2か月目に経験した胆管NETの症例について,症例報告を書かせていただきました.胆膵グループ,消化器外科Ⅱ,病理部,釧路労災病院と幅広く共著とさせていただきました.ご協力いただいた各先生方には厚く感謝申し上げます.今後とも何卒宜しくお願いいたします。
(佐野)

すぐに形となり,非常に嬉しく思います.これを機会に,すべての症例を懇切丁寧に診療していくことの大切さを改めて肝に銘じたいと思います。
(桑谷)

Hepatitis B virus X protein impairs α-interferon signaling via up-regulation of suppressor of cytokine signaling 3 and protein phosphatase 2A.

受理日:
Authors:
Seiji Tsunematsu,Goki Suda,Kazushi Yamasaki,Megumi Kimura,Takaaki Izumi,Machiko Umemura,Jun Ito,Fumiyuki Sato,Masato Nakai,Takuya Sho,Kenichi Morikawa, Koji Ogawa,Yasuhito Tanaka,Koichi Watashi,Takaji Wakita,Naoya Sakamoto
雑誌名:
Journal of Medical Virology
コメント:

この度、大学院での研究テーマである「HBx蛋白はSOCS3及びPP2Aの発現亢進を介してインターフェロンシグナルを阻害する」が受理されましたのでご報告させて頂きます。B型肝炎ウイルスがもつインターフェロン抵抗性について研究した内容となります。多くの先生方の御指導によりここまで辿りつくことができました。この場を借りて御礼申し上げます。
(常松)

Drinking alcohol, multiple dysplastic lesions and the risk of field cancerization of squamous cell carcinoma in the esophagus and head and neck region.

受理日:
Authors:
Authors: Katada C, Yokoyama T, Yano T, Kaneko K, Oda I, Shimizu Y, Doyama H, Koike T, Takizawa K, Hirao M, Okada H, Yoshii T, Konishi K, Yamanouchi T, Tsuda T, Omori T, Shimoda T, Ochiai A, Amanuma Y, Ohashi S, Matsuda T, Ishikawa S, Yokoyama A, Muto M
雑誌名:
Gastroenterology
コメント:

厚労省班会議で行っていた、全国16施設による前向き研究の中間解析結果がまとまりました。食道癌内視鏡的切除症例において、まだらヨード不染多発(北大分類でいうところのscattered type)が異時性の食道および頭頸部多発癌の有意なbio markerであること、また、禁酒によりこれらの異時性多発癌発生が抑制されることが示されました。ちなみに登録症例数は、国がん東、国がん中央に次いで、北大は3番目でした。もうしばらく先ですが、最終解析が楽しみです。
(清水)

Combination of neutrophil-to-lymphocyte ratio and early des-gamma-carboxyprothrombin change ratio as a useful predictor of treatment response for hepatic arterial infusion chemotherapy against advanced hepatocellular carcinoma.

受理日:
Authors:
Seiji Tsunematsu,Goki Suda,Kazushi Yamasaki,Megumi Kimura,Izumi Takaaki, Machiko Umemura,Jun Ito,Fumiyuki Sato,Masato Nakai,Takuya Sho,Kenichi Morikawa,Koji Ogawa,Toshiya Kamiyama,Akinobu Taketomi,Naoya Sakamoto
雑誌名:
Hepatology Research
コメント:

肝動注化学療法は肝内進行病変を有する肝細胞癌に対して有効とされ、特にアジアで積極的に行われている治療です。今回の論文は、進行肝細胞癌に対する肝動注化学療法の治療効果予測因子を解析した内容となっています。複数の治療法が混在している領域であり、治療法選択の一助となって頂けると幸いです。多数の先生方にお世話になりながら形になりました。感謝申し上げます。
(常松)

Image assessment of Barrett's esophagus using the simplified narrow band imaging classification.

受理日:
Authors:
Masayuki Kato, Kenichi Goda, Yuichi Shimizu, Akira Dobashi, Masakazu Takahashi, Masahiro Ikegami, Tadakazu Shimoda, Mototsugu Kato, Prateek Sharma
雑誌名:
Journal of Gastroenterology
コメント:

慈恵医大チームと北大チーム(加藤元嗣先生、清水、高橋正和先生)の共同研究です。従来、複雑な分類しかなかったバレット食道の内視鏡分類を、NBI拡大を用い簡略化し、その有用性をexpert、non-expert、計4名で評価したものです。実臨床で使いやすい分類であり、今後、本邦におけるバレット食道癌診断のgold standardになることが期待されます。さらに後期研修医8名で有用性を証明したデータもまとまっており、こちらがメインの論文となる予定です。
(清水)

Fluorescent Imaging of Superficial Head and Neck Squamous Cell Carcinoma Using a γ-Glutamyltranspeptidase-Activated Targeting Agent: A Pilot Study

受理日:
Authors:
Takeshi Mizushima; Shunsuke Ohnishi; Yuichi Shimizu; Yutaka Hatanaka; Kanako C Hatanaka; Hidetaka Hosono; Yoshimasa Kubota; Mitsuteru Natsuizaka; Mako Kamiya; Shouko Ono; Akihiro Homma; Mototsugu Kato; Naoya Sakamoto; Yasuteru Urano
雑誌名:
BMC Cancer
コメント:

この度、大学院の研究テーマの1つである早期咽頭癌に対する蛍光イメージングに関する論文がアクセプトされましたのでご報告させて頂きます。本研究を行なう貴重な機会を与えて下さった坂本先生、清水先生、大西俊介先生、そして東京大学の浦野先生に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。また、本論文は多くの先生方のご協力があってこその論文であり、併せて全ての先生方に感謝致します。有り難う御座いました!
(水島)

Diagnostic accuracy of urine Helicobacter pylori antibody test in junior and senior high school students in Japan.

受理日:
Authors:
Katushiro Mabe, Shogo Kikuchi, Masumi Okuda, Mitsuharu Takamasa, Mototsugu Kato, Masahiro Asaka
雑誌名:
Helicobacter
コメント:

北大、がん予防内科として、道内の中高生に対するピロリ菌検査、除菌事業を開始したが、この年代に対する検査方法や除菌レジメ、またマネージメントの仕方はなく、まずはスクリーニング検査の方法として唯一学校検診が行われている尿検査を用いた尿中抗体で行うべく、精度検討を行いました。
稚内市立病院の國枝先生、佐々木先生、市の保健師である細川さん、そして美幌国保病院の高正先生、大村事務局長の多大な協力を得て道内のデータを出し、兵庫県差篠山市での検討は兵庫医大小児科の奥田先生、愛知医大公衆衛生の菊地正悟先生が行いました。800例を超える生徒の協力を得て検討し、結果的にELISA法で測定する尿中抗体、ウリネリザはスクリーニング検査に大変有効であることが示されました。本論文はガイドラインには間に合わなかったが、今後とも検討したデータを着実に論文化していく重要性を肝に銘じて執筆をしていきたい。ご協力頂いた稚内市立病院の皆様、美幌国保病院の高正先生に感謝致します。
(間部)

Liver Elasticity Measurement Before and After Biliary Drainage in Patients With Obstructive Jaundice-A Prospective Cohort Study.

受理日:
Authors:
Kimitoshi Kubo, Hiroshi Kawakami, Masaki Kuwatani, Mutsumi Nishida, Kazumichi Kawakubo, Shuhei Kawahata, Yoko Taya, Yoshimasa Kubota, Toraji Amano, Hiroki Shirato, Naoya Sakamoto
雑誌名:
BMC Gastroenterology
コメント:

学位研究『閉塞性黄疸患者における胆道ドレナージ術前後の肝弾性度測定』がacceptされました.これで真の大学院卒業です.研究計画書の作成,IRB申請,症例集積,解析,論文受理に至るすべての過程に関わることができたため,充実感と達成感があります.ご指導いただいた坂本教授,胆膵Gr河上先生,桒谷先生,超音波センター西田さん,その他この研究に関わっていただいたすべての方々に感謝します.ありがとうございました。
(久保)

Nationwide survey of Helicobacter pylori treatment for children andadolescents in Japan.

受理日:
Authors:
Masumi Okuda, Shogo Kikuchi, Katsuhiro Mabe, Takako Osaki, Shigeru Kamiya, Yoshihiro Fukuda and Mototsugu Kato
雑誌名:
Pediatrics International
コメント:

加藤班の研究として行った、全国の小児科医に対するピロリ菌除菌の実態調査の結果が論文になりました。
胃癌撲滅のための一つの重要な戦略として若年者のピロリ検査、除菌があるとの一貫した方針に基づき、兵庫医大の奥田先生、愛知医大公衆衛生の菊地先生が主となり、加藤班として北大で集まり、アンケート内容の検討から解析まで皆で議論した内容です。
尿中抗体検査の精度検討も論文となり、あとは除菌レジメを検討した内容を同じメンバーで頑張っているところです。加藤班の業績が論文になり大変嬉しく思っています。
(間部)

A Prospective, Multicenter Survey on the Validity of Shorter Periendoscopic Cessation of Antithrombotic Agents in Japan.

受理日:
Authors:
Mabe K, Kato M, Oba K, Nakagawa S, Seki H, Katsuki S, Yamashita K, Ono S, Shimizu Y, Sakamoto N; the Sapporo Consensus Study Group.
雑誌名:
Journal of Gastroenterology
コメント:

KKR札幌医療センター時代に企画し加藤元嗣先生に相談の上で開始した内視鏡時における抗血栓薬の休薬基準、札幌コンセンサスの作成、その多施設前向き調査の研究結果をJGに受理して頂きました。抗血栓薬、特に抗凝固薬は非常に危険でRCTは不可能との凝固系専門家の助言があり単アームでの検証となりましたが、やはりその事を厳しく指摘され、AGAやUEGWでの発表まではスムーズでしたが論文受理までは大変な苦労がありました。今回もレビューアーからコントロール群との比較が必要との厳しい指摘がありましたが、坂本先生、加藤先生、そして大庭先生のご指導、ご助言により期限ギリギリまで掛かった修正版を投稿したところ、受理されました。諦めずしっかりと言いたいことを伝えること、上司、同僚にしっかりと相談して完成させることの重要性を身にしみた論文でした。多施設研究であり、内視鏡学会のガイドライン改訂にも少なからず影響を与えた重要な北海道発の研究、絶対にpaperにしないと、という強い気持ちで形にすることが出来ました。
(間部)

長期間の観察で形態が変化した胆嚢線維性ポリープの1例

受理日:
Authors:
久保公利,河上 洋,久保田良政,川畑修平,川久保和道,桑谷将城,上野 峰,三橋智子,坂本直哉.
雑誌名:
日本胆道学会雑誌
コメント:

和文であっても査読ありの学会誌への受理は大変喜ばしいことです。 1例1例を大切にする姿勢が重要ですし、まとめ上げる努力はさらに重要です。久保先生は大学院在学中に計4編の論文(1編は受理直前です)をまとめ上げてくれました。医局への貢献はきわめて高く、胆膵グループとして誇れるものがあります。私個人として患者様に対する貢献は、診療・研究のみならず論文にまとめ上げることもその1つと考えています。
(河上)

Multicenter randomized controlled study to assess the effect of prophylactic clipping on post-polypectomy delayed bleeding.

受理日:
Authors:
Matsumoto M, Kato M, Oba K, Abiko S, Tsuda M, Miyamoto S, Mizushima T, Ono M, Omori S, Takahashi M, Ono S, Mabe K, Nakagawa M, Nakagawa S, Kudo T, Shimizu Y, Sakamoto N.
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

松本美櫻先生の学位論文を構成する2論文の一つですが、ようやく2年経って形にできました。方法論や結果の導き方について、かなり突っ込んだ指摘がされました。結局、結論は不変ですが、図表や結果は査読者の指摘でかなり変わっています。松本先生はこれで真の大学院の卒業となりました。
(加藤)

Randomized trial comparing a side-port needle and standard needle for EUS-guided histology of pancreatic lesions.

受理日:
Authors:
Ishiwatari H, Hayashi T, Kawakami H, Isayama H, Hisai H, Itoi T, Ono M, Kawakubo K, Yamamoto N, Tanaka M, Itokawa F, Oshiro H, Sonoda T, Hasegawa T, Japan EZ port Study Group.
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:
側孔付きEUS-FNA穿刺針の有用性を検討する多施設共同RCTがGIEにAcceptされました。本邦発の胆膵系RCTがトップジャーナルに掲載されるようになったと実感していますが、昨年度の倫理指針改訂などにより臨床試験(特にRCTの遂行)が難しくなってきました。日々の診療のみならず臨床研究を志す臨床医にとっては、大変な時代になったと言わざるを得ません。このような環境下でも次のステップのためには、業績を積み重ねて頑張るしかないですね。
主任研究者である前札幌医大第四内科石渡先生(現静岡県がんセンター内視鏡科)よりコメントをいただいております。
(河上)

前札幌医大第四内科(現静岡県がんセンター内視鏡科) 石渡裕俊先生のコメント

本試験はEUS-FNA針のside-portの意義を検証するものでした。正診率に寄与できないまでも、組織診の質は若干改善することが明らかになりました。日本国内5施設で研究を行いましたが、病理診断中央判定ができなかったこと、検体処理の統一化ができなかったことが論文化の際には問題となりました。なんとか論文掲載にいたりましたが、研究テーマを考えていただいた河上先生、伊佐山先生、糸井先生に厚く御礼申し上げます。また、協力いただいた各施設の先生方にも感謝いたします。

(石渡裕俊)

A pilot study of a novel, large-bore, fully covered self-expandable metallic stent for unresectable distal biliary malignancies: The NEWCOMER-12 Study.

受理日:
Authors:
Mukai T, Yasuda I, Isayama H, Iwashita T, Kawakami H, Itoi T, Kogure H, Nakai Y.
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

本邦における切除不能遠位胆道閉塞に対する新型12mmのメタリックステントを用いた多施設共同パイロット研究が、Digestive Endoscopy (DEN)にacceptされました。最近DENの採択率はますます厳しいものがありますが、acceptされて良かったです。今回の使用したステントは従来のステントと比較して径2mmの差異ですが、容積にすると大分異なります。50%開存期間は180日と、まずまずの成績でした。ステントが12mmであるが故細径胆管に対する留置は、今後の課題と思います。
(河上)

Peroral video cholangioscopic findings in a biliary intraductal mucinous cystic neoplasm.

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kubota Y, Kubo K, Sato D, Mitsuhashi T, Hirano S, Sakamoto N.
雑誌名:
Endoscopy
コメント:

肝MCNはご存知の先生方もいらっしゃると思いますが、本例は肝実質内に病変が存在していませんでした。
グリソン鞘から発生し、肝外胆管に進展した稀少疾患に対する経口胆道鏡所見の特徴をまとめました。
大学病院では稀少症例に遭遇する確率は高いと思いますので、可能な限りまとめる義務があると思います。
しぶとくまとめる時間を提供していただいた胆膵グループの先生方や病理部スタッフの先生方に感謝致します。
(河上)

Peroral transhepatic cholangioscopy-guided electronic hydraulic lithotripsy via an EUS-guided hepaticogastrostomy route for bile duct stones.

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kubota Y, Kawahata S, Kubo K, Okabayashi S, Tatsumi R, Sakamoto N.
雑誌名:
Endoscopy
コメント:

難易度が高い手技ですが、症例によってはあきらめずこういうことも出来るということを形にしました。
胆膵グループの先生方や貴重な症例をご紹介していただいた札幌東徳洲会病院の先生方、スタッフの方々に感謝致します。
(河上)

Prevalence and characteristics of naturally occurring sofosbuvir resistance-associated variants in patients with hepatitis C virus genotype 1b infection.

受理日:
Authors:
Ito J, Suda G, Yamamoto Y, Nagasaka A, Furuya K, Kumagai K, Kikuchi H, Miyagishima T, Kobayashi T, Kimura M, Yamasaki K, Umemura M, Izumi T, Tsunematsu S, Sato F, Tsukuda Y, Terashita K, Nakai M, Sho T, Natsuizaka M, Morikawa K, Ogawa K, Sakamoto N; NORTE Study Group.
雑誌名:
Hepatology Research
コメント:

北海道大学消化器内科および関連病院を中心としたNORTE study groupの登録症例でソフォスブビル薬剤耐性ウイルスの自然存在頻度を検討した論文になります。多くの先生方に御協力御指導いただき、このような形にすることができました。この場をかりてお礼申し上げます。
(伊藤 淳)

Magnifying Endoscopy Simple Diagnostic Algorithm for Gastric Cancer (MESDA-G)

受理日:
Authors:
Muto M, Yao K, Kaise M, Kato M, Ueda N, Yagi K, Tajiri H.
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

これは日本消化管学会が中心となって、拡大内視鏡を用いた早期胃癌の診断アルゴリズムを作成しました。通常、拡大内視鏡を使用している内視鏡医には当たり前のことですが、論文にして示すことが海外に向けて重要です。欧州の内視鏡学会では「早期胃癌診断は通常観察では無理だが、拡大内視鏡なら可能である」といったコンセ ンサスが出ている位ですから。
(加藤)

Stevens-Johnson Syndrome and Intestinal Perforation following regorafenib Administration for Metastatic Rectal Cancer: A Case Report.

受理日:
Authors:
Muranaka T, Komatsu Y, Sawada K, Nakatsumi H, Kawamoto Y, Yuki S, Abe R, Hatanaka K, and Sakamoto N.
雑誌名:
Clinical Medical Reviews and Case Reports
コメント:

新規抗がん剤「レゴラフェニブ」で引き起こされた重篤な有害事象の症例報告です。小松嘉人先生はじめ,病理診断科:畑中加奈子先生,新潟大学:阿部理一郎先生など多数の先生方の粘り強いご指導のおかげで論文として形にすることができました。この場をお借りして心からお礼申し上げます。
(村中)

Diagnostic and therapeutic single-operator cholangiopancreatoscopy in biliopancreatic diseases: Prospective multicenter study in Japan.

受理日:
Authors:
Kurihara T, Yasuda I, Isayama H, Tsuyuguchi T, Yamaguchi T, Kawabe K, Okabe Y, Hanada K, Hayashi T, Ohtsuka T, Oana S, Kawakami H, Igarashi Y, Matsumoto K, Tamada K, Ryozawa S, Kawashima H, Okamoto Y, Maetani I, Inoue H, Itoi T.
雑誌名:
World J Gastroenterol
コメント:

本邦の多施設共同前向き観察研究が論文化されました.第一世代のディスポーザブル型胆道鏡である,SpyGlassを用いた診断的,治療的胆道鏡に関する成績をまとめた論文になります.現在,第2世代のデジタルディスポーザブル型胆道鏡が販売されています.解像度は格段に向上しましたが,お値段が....
(河上)

Transpapillary selective bile duct cannulation technique: A review of Japanese randomized controlled trials since 2010 and an overview of clinical results in precut sphincterotomy since 2004.

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kubota Y, Kawahata S, Kubo K, Kuwatani M, Kawakubo K, Sakamoto N.
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

胆膵専門医にとっては永遠のテーマである選択的胆管挿管に関する本邦からのRCT、およびprecut法についての論文のまとめを執筆させていただきました。Precut法はいくつかの方法に大別されますが、各方法の定義が曖昧であり、本論文内で明確に定義させていただきました。また、私のお薦めについても執筆させていただきました。総説・原著論文・症例報告・letter論文までの全論文を手抜きせず引用し、現時点で最も詳細な論文と自負できる内容です。北海道大学消化器内科に在籍中の最後の筆頭著者原著論文になると思います、個人的には大変感慨深い論文となりました。皆様大変お世話になり有難うございました。
(河上)

Eccentric abscess due to bile duct microperforation caused by self-expandable metal stent and neoadjuvant chemoradiation.

受理日:
Authors:
Kuwatani M, Kawamoto Y, Nakamura T
雑誌名:
Clinical Gastroenterology and Hepatology
コメント:

1人の患者さんを3人の主治医で経時的にみていたところ,びっくりするようなことが起きてしまいました.それをそのまま3人共著でまとめさせていただきました.(著者が3人限定であったため,ご協力いただいき共著に加えることができなかった先生方には,この場をお借りしてお詫び,そして感謝申しあげます.)この症例で学んだことを明日からの診療に役立てて生きたいと思います.
(桒谷)

Analysis of Helicobacter pylori genotypes in clinical gastric wash samples.

受理日:
Authors:
Miyamoto S, Watanabe Y, Oikawa R, Ono S, Mabe K, Kudo T, Yamamoto H, Ito F, Kato M, Sakamoto N.
雑誌名:
Tumor Biology
コメント:

胃洗浄液を用いてのピロリ菌の検討をさせていただきました。
ご指導いただきました聖マリアンナ大学 渡邊先生をはじめ、加藤先生、坂本先生、たくさんの先輩方のご協力をいただきこのような結果となりました。
今後も日々精進していきたく思います。本当にありがとうございました。
(宮本)

Viral life cycle of hepatitis B virus : host factors and druggable targets.

受理日:
Authors:
Morikawa K, Suda G, and Sakamoto N.
雑誌名:
Hepatology Research
コメント:

B型肝炎ウイルスの生活環と関与する宿主因子および創薬ターゲットについて総説を書く機会をいただきました。2012年に本邦で始まったB型肝炎創薬実用化事業も2016年で5年目を迎えますが、一筋ではいかない手強さとB型肝炎完全治癒に向けた世界中の取り組みを示した論文となってると思います。
(森川)

Evidence-based clinical practice guidelines for peptic ulcer disease 2015.

受理日:
Authors:
Satoh K, Yoshino J, Akamatsu T, Itoh T, Kato M, Kamada T, Takagi A, Chiba T, Nomura S, Mizokami Y, Murakami K, Sakamoto C, Hiraishi H, Ichinose M, Uemura N, Goto H,Joh T, Miwa H, Sugano K, Shimosegawa T.
雑誌名:
Journal of Gastroenterology
コメント:

これは日本消化器病学会ガイドラインで消化性潰瘍2015改訂版の英語版です。字数制限から治療に関するQ&Aのみが英文化されています。私の担当はH. pylori除菌の初期治療です。
(加藤)