Accept論文

2013年

Phase 1 study of efatutazone, a novel oral peroxisome proliferator-activated receptor gamma agonist, in combination with FOLFIRI as second-line therapy in patients with metastatic colorectal cancer.

受理日:
Authors:
Komatsu Y, Yoshino T, Yamazaki K, Yuki S, Machida N, Sasaki T, Hyodo I, Yachi Y, Onuma H, Ohtsu A.
雑誌名:
Invest New Drugs. 2013
コメント:

我が国有数の癌のHigh volume centerが参加する新薬の臨床治験では、がんばっても中々、北大が1st authorを得られる機会は少ないのですが、PPAR-γ阻害薬であるefatutazoneのPhase I 試験において、1st authorを頂くことが出来ました。しかも、新薬Phase I という困難な臨床治験を成し遂げたという観点からも当院化療Gは素晴らしい仕事ができたと考えています。薬剤自体は、残念な事に開発中止となり、論文化の際には大変苦労しました。でも、我がグループメンバーは本治験では本当にがんばってくれました。ご苦労様でした。
(小松)

A multicentre randomised trial to compare the efficacy of omeprazole
versus rabeprazole in early symptom relief in patients with reflux
esophagitis.

受理日:
Authors:
Nagahara A, Suzuki T, Nagata N, Sugai N, Takeuchi Y, Sakurai K, Miyamoto M,
Inoue K, Akiyama J, Mabe K, Konuma I, Kamada T, Haruma K.
雑誌名:
J Gastroenterol.
コメント:

PPIの効果についてCYP2C19の遺伝子多型別に見た全国多施設共同研究の論文が掲載されました。


実際の臨床に貢献するのか微妙なところではありますが、例えばPPI抵抗性のGERD/NERDや速やかな効果を期待する場面では参考になるデータだと思います。今後も多施設研究を企画、あるいは参加してエビデンスを蓄積したいと思います。
(間部)

An educational intervention to improve the endoscopist's ability to correctly diagnose small gastric lesions using magnifying endoscopy with narrow-band imaging

受理日:
Authors:
Katsuhiro Mabe, Kenshi Yao, Masanori Nojima, Tokuma Tanuma, Mototsugu Kato
雑誌名:
Annals of Gastroenterology (2014) 27, 1-7
コメント:

胃病変に対するNBI拡大観察による診断能が教育講演によってあがるか、専門医、非専門医に講演前後、2ヶ月後の3回にわけて診断試験を行い結果を分析した検討がやっと論文になりました。

VSCSの開発者である八尾先生が自ら講演頂き、加藤先生、八尾先生の指導の下、間部、田沼(当時は札医1内)、野島(札医公衆衛生)で企画し行った研究で、IRBを通し、道内の内視鏡医に協力頂いた、皆さんの協力でまとまった仕事でした。2012年のASGEで発表しましたが、論文は検討のメインであるVSCSが一般的はなないなどの理由でrejectが続きました。IFのない雑誌ではありますが、タイトルを含めたmajor revisionが1回、その後さらにreviseを行って掲載。40歳にして大学に戻り初めての仕事が形になった喜びと、学会発表で終わらせず論文化することの重要性と大変さを改めて感じた仕事でした。
(間部)

Evaluation of 19-gauge endoscopic ultrasonography aspiration needles using various echoendoscopes

受理日:
Authors:
Itoi T, Itokawa F, Sofuni A, Kurhara T, Tsuchiya T, Ishii K, Tsuji S, Ikeuchi N, Kawakami H, Moriyasu F, Yasuda I
雑誌名:
Endoscopy International Open
コメント:

東京医大消化器内科 糸井隆夫 先生との共同研究です.非常にマニアックなベンチモデルを用いた論文です.日本人らしい論文と思います.残念ながら,GIE,Endoscopyはrejectでしたが,EIOにacceptされました.
糸井先生よりコメントを頂戴致しましたので,ご参照下さい.(河上)

東京医大消化器内科 糸井隆夫先生のコメント

この論文はEUS-FNAあるいはInterventional EUSにおいて多く用いられている19ゲージFNA針のスコープや起上鉗子台のアングルをかけたときの針の穿刺性(抵抗)をベンチモデルを用いて検討したものです.今回掲載されるEndoscopy International Open (EIO)はEndoscopyの兄弟誌として2013年暮れまたは2014年に創刊されます.従って現在はIFはついていませんが,CGHのように早晩PubMedでのOn-line閲覧とIF獲得が予想されます.本論文はその第1巻第1号の論文として掲載される予定です.
(東京医大消化器内科 准教授 糸井隆夫)

Endoscopic diagnosis of early neoplasia of the esophagus with NBI: Correlations among background coloration and iodine staining findings

受理日:
Authors:
Takahashi M, Shimizu Y, Ono M, Suzuki M, Omori S, Yoshida T, Mori Y, Nakagawa M, Ono S, Nakagawa S, Mabe K, Kato M, Hatanaka K, Asaka M, Sakamoto N.
雑誌名:
Journal of Gastroenterology and Hepatology
コメント:

学位の基礎論文がacceptされました。早期食道腫瘍における、NBI観察時の粘膜色調変化(background coloration; BGC)を用いた診断能とその出現機序に関する論文です。BGCにおける最初の前向き研究であり、いいタイミングでacceptされました。IRB申請から症例収集、結果解析までのすべての行程に関われたこともあり、とても達成感があります。1本の論文を仕上げることの大変さを学ぶことができました。清水先生には終始ご指導をいただき、心から感謝しております。
(高橋)


地道な努力が形になって本当に良かったです。Background coloration (BGC) という、今後、一般化するであろう用語を用いた最初の論文となりましたので、多数引用されるKey paper になるものと思われます。さらなる研究の発展を期待しております。
(清水)

Leucovorin, fluorouracil, and oxaliplatin plus bevacizumab versus S-1 and oxaliplatin plus bevacizumab in patients with metastatic colorectal cancer (SOFT): an open-label, non-inferiority, randomised phase 3 trial.

受理日:
Authors:
Yamada Y, Takahari D, Matsumoto H, Baba H, Nakamura M, Yoshida K, Yoshida M, Iwamoto S, Shimada K, Komatsu Y, Sasaki Y, Satoh T, Takahashi K, Mishima H, Muro K, Watanabe M, Sakata Y, Morita S, Shimada Y,
Sugihara K.
雑誌名:
Lancet Oncology. 2013 Dec;14(13):1278-86.
コメント:

SOFT試験の成功により、我々のIRISに次いで、本邦生まれの大腸癌レジメンとなるS-1+Oxaliplatin+Bevacizumab(SOX-BV)が誕生しました。私自身も試験計画段階から調整委員として加わり、我が化療Gももちろん治験に参加し、他のHGCSGメンバーも参加し、全国の有志と尽力したことによりこの第三相試験は成功となり、その結果が臨床腫瘍学系雑誌で最高峰のLancet Oncologyにアクセプトされました。
このレジメンも次のガイドライン変更時には標準治療として掲載されることと思います。調整委員としてまた化療G代表として、メンバーの尽力に感謝いたします。
(小松)

Endoscopic salvage technique for dislocation and tumor ingrowth of covered metallic stent after endoscopic ultrasound-guided choledochoduodenostomy

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kuwatani M, Kawakubo K, Kudo T, Abe Y, Kubo K, Sakamoto N.
雑誌名:
Endoscopy
コメント:

EUSガイド下胆管十二指腸吻合術(EUS-CDS)施行後のトラブルシューティングをEndoscopy誌に受理して頂きました.現在のEUS-CDSの位置づけは,ERCP不成功時のsalvage治療の域を越えていません.EUSガイド下胆道ドレナージ術に関しては,IFの高い英文誌には,なかなか受理されないようです.偶発症対策関連は,acceptされているような印象がありますが,果たして....今後は,全国多施設でEUS-CDS vs. 経乳頭的アプローチのRCTを施行予定です.
(河上)

A randomized, placebo-controlled, double-blind clinical trial of rikkunshito for patients with non-erosive reflux disease refractory to proton-pump inhibitor: the G-PRIDE study

受理日:
Authors:
Tominaga K, Kato M, Takeda H, Shimoyama Y, Umegaki E, Iwakiri R, Furuta K, Sakurai K, Odaka T, Kusunoki H, Nagahara A, Iwakiri K, Furuta T, Murakami K, Miwa H, Kinoshita Y, Haruma K, Takahashi S, Watanabe S, Higuchi K, Kusano M, Fujimoto K, Arakawa T, and the G-PRIDEstudy grou
雑誌名:
Journal of Gastroenterology
コメント:

SAMURAIグループによる多施設共同試験の2つ目の論文です。当院での登録症例が最多のため,本年5月にDDW2013(Orlando)で口頭発表した成績です。六君子湯のPPI抵抗性NERDに対する有効性を評価したものですが、特異的に高齢者、女性、やせ形に効果が示されました。これは漢方でいう虚証であり、六君子湯は虚証に効く薬剤です。これまでの経験が証明された訳です。
(加藤)

Guidelines for Gastroenterological Endoscopy in Patients Undergoing Antithrombotic Treatment

受理日:
Authors:
Kazuma Fujimoto, Mitsuhiro Fujishiro, Mototsugu Kato, Kazuhide Higuchi, Ryuichi Iwakiri, Choitsu Sakamoto, Shinichiro Uchiyama, Atsunori Kashiwagi, Hisao Ogawa, Kazunari Murakami, Tetsuya Mine, Junji Yoshino, Yoshikazu Kinoshita, Masao Ichinose, Toshiyuki Matsui
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

昨年、日本内視鏡学会で発表した「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」の英語版です。一応、わが国も世界標準となったことを証明できます。あとは、エビデンスを今後作っていく必要があり、現在進行形も含め複数の研究が動いています。
(加藤)

Is wire-guided selective bile duct cannulation effective for the prevention of postERCP pancreatitis by all endoscopists?

受理日:
Authors:
Kawakami H, Isayama H, Maguchi H, Kuwatani M, Kawakubo K, Kudo T, Abe Y, Kawahata S, Kubo K, Koike K, Sakamoto N
雑誌名:
Endoscopy
コメント:

コメント:ERCP 施行時の選択的胆管挿管方法の1つである wire-guided cannulaiton(WGC) に関する meta-analysis がカナダのグループから報告されていました.欧米ではWGC は標準的となっていますが,それを裏付けるmeta-analysisです.本邦で施行させて頂いた RCT の論文も引用して頂きましたが,欧米とは異なる位置づけです.改めて,その結果を紐解きつつ,"meta-analysis の解析結果を鵜呑みにするのではなく,各論文の内容を十分に解釈しなさいよ"と,Letter to the Editor で反論しておきました.著者のreply内容が楽しみです.胸のつかえが取れました.夏休みの宿題 (?) を終えた気分です.
(河上)

Heat shock factor 1 accelerates hepatocellular carcinoma development by activating nuclear factor κB/mitogen-activated protein kinase.

受理日:
Authors:
Makoto Chuma, Naoya Sakamoto, Shuhei Hige, Mitsuru Nakanishi, Mitsuteru Natsuizaka, Goki Suda, Takuya Sho, et al.
雑誌名:
Carcinogenesis
コメント:
-

Endoscopic ultrasound-guided antegrade diathermic dilation followed by self-expandable metallic stent placement for anastomotic stricture after hepaticojejunostomy

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kuwatani M, Sakamoto N
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

EUSガイド下胆道ドレナージ術をantegradeで施行した際に,6F通電ダイレイターによる狭窄部拡張を行いました.
通電ダイレイターは経乳頭的にもEUSガイド下にもオールマイティで使用可能なので,最近のお気に入りの処置具です.
ところで,DENですが....最近,IFが急上昇したことにより,投稿論文のレベルも一気に上がっています.Acceptは本当にラッキーでした.
内視鏡関連の論文は,投稿先のハードルが高くなっていますので,今後が恐ろしいです....頑張ります.
(河上)

A multicenter retrospective study of endoscopic ultrasound-guided biliary drainage (EUS-BD) for malignant biliary obstruction in Japan

受理日:
Authors:
Kawakubo K, Isayama H, Kato H, Itoi T, Kawakami H, Hanada K, Ishiwatari H, Yasuda I, Kawamoto H, Itokawa F, Kuwatani M, Iiboshi T, Hayashi T, Doi S, Nakai Y.
雑誌名:
Jounal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences
コメント:

日本における超音波内視鏡ガイド下胆道ドレナージ術(EUS-guided biliary drainage; EUS-BD)の成績を後方視的にまとめた研究になります.最後まで御指導いただいた,東京大学の伊佐山浩通先生,中井陽介先生をはじめ,御指導いただきました諸先生に厚く御礼申し上げます.このような多施設共同研究に携わり,論文化できたことを非常にうれしく思います.


EUS-BDは従来のERCPによる経乳頭的ドレナージ術に代わる方法として,大きな注目を集めています.しかし,その方法やデバイスについては,標準的なものは存在せず,いまだ"手探り"の段階です.そのような黎明期のEUS-BDの成績をまとめた論文です.日本のトップ施設からの症例集積であり,手技成功率は高かったのですが,偶発症は高い発生率であることが浮き彫りになりました.現在,東京大学を中心としたEUS-BDの前向き研究に北海道大学 消化器内科も参加しています.この領域で,日本から海外に向けてインパクトのあるエビデンスを発信し続けていく必要があると考えています.また,EUS-BDに特化した道具の開発を,これからどんどん行っていき、"世界に北大あり"となるよう,努力していきたいです.繰り返しになりますが,このような機会を与えていただいた各施設の諸先生に深く感謝申し上げます.
(川久保)


紆余曲折ありましたが,何とかacceptされました.偶発症は既報通りであり,EUS-guided hepaticogastrostomy>EUS-guided choledochoduodenostomy との結果であり,予想通りの結果でした.世界的にも避けられつつある手技?と考えられている風潮があります.現状はsalvage technique の位置づけですが,手技の安定化により標準的治療となるよう頑張ります.
(河上)

A "resect and watch" strategy with endoscopic resection for pharyngeal cancer with massive subepithelial invasion would not be rational.

受理日:
Authors:
Shimizu Y, Takahashi M, Yoshida T, Ono S, Mabe K, Kato M, Asaka M, Sakamoto N
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

咽頭癌EMR/ESDの成績が静岡がんセンターから報告されていましたが、上皮下massive invasion症例(2000 μm - 9500 μm)にも手を出していて、頸部リンパ節転移が出てもあとから郭清すれば大丈夫、というワイルドすぎる内容だったので、咽頭癌ESDのパイオニアとしてLetter to the Editorの形でもの申しました。
Shimizuらもやっていた、とか書かれてましたが、私がやっていたのは1000 μm未満の症例です。咽頭癌ESDの発展、普及のためにも、こんな乱暴なことをしちゃいかんだろうと諭してあげました。
(清水)

Transpapillary Dilation of Refractory Severe Biliary Stricture or Main Pancreatic Duct by using a Wire-guided Diathermic Dilator (with video)

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kuwatani M, Kawakubo K, Eto K, Haba S, Kudo T, Abe Y, Kawahata S, Sakamoto N.
雑誌名:
Gastrointest Endosc
コメント:

膵仮性嚢胞の瘻孔拡張用に開発された通電ダイレイターを難治性胆・膵管狭窄に対して応用し,狭窄部拡張(突破)に有用であるとの結果を報告しました.世界で第1例目の使用経験をEndoscopyに2012年に報告して以降,順調に症例が増え,この度はGIEに受理して頂きました.今後も新たなアイデアを論文化できるよう,頑張ります.
(河上)

Randomized clinical trial: Rabeprazole improves symptoms in patients with functional dyspepsia in Japan

受理日:
Authors:
Ryuichi Iwakiri, Kazunari Tominaga, Kenji Furuta, Masahiko Inamori, Takahisa Furuta, Hironori Masuyama, Kazunari Kanke, Akihito Nagahara, Ken Haruma, Yoshikazu Kinoshita, Kazuhide Higuchi, Shin’ichi Takahashi, Motoyasu Kusano, Katsuhiko Iwakiri, Mototsugu Kato, Michio Hongo, Hideyuki Hiraishi, Sumio Watanabe, Hiroto Miwa, Yuji Naito, Kazuma Fujimoto, Tetsuo Arakawa
雑誌名:
AP&T
コメント:

SAMURAIグループ(代表 荒川哲男先生)が主催するによる最初の論文となりました。日本人によるFDに対するPPIの有効性を見たRCTの結果です。Rabeprazole40mgまでは用量依存性にFD症状の軽減に有効でしたが、80mgとなると逆に有効性が低下したという結果です。解釈が難しいのですが無事受理されました。
(加藤元嗣)

Pharmacokinetic assessment of irinotecan, SN-38, and SN-38-glucuronide: a substudy of the FIRIS study.

受理日:
Authors:
Satoh T, Yasui H, Muro K, Komatsu Y, Sameshima S, Yamaguchi K, Sugihara K.
雑誌名:
Anticancer Res. 2013 Sep;33(9):3845-53.
コメント:

北大(HGCSG)レジメンであるIRISが検証されたFIRIS studyにおいて実施された、薬理学的解析研究を阪大の佐藤先生が纏めて報告してくれました。一つの研究から、このような副(子?)論文がいくつか書けるのは嬉しいものです。もちろん当化療Gメンバーは、このPK採血でも尽力してくれました。PKは本当に大変です。良くがんばってくれました。
(小松)

Hypoxia-inducible factors activate CD133 promoter through ETS Family transcription factors.

受理日:
Authors:
Ohnishi S, Maehara O, Nakagawa K, Kameya A, Otaki K, Fujita H, Higashi R, Takagi K, Asaka M, Sakamoto N, Kobayashi M, Takeda H.
雑誌名:
PLoS One
コメント:

大学に戻って3年,やっとプロジェクトの一つが形になりました.
これまで多大なご協力を賜りました皆様に感謝申し上げます.
私に北大での研究のチャンスを与えてくださいました浅香先生,帰局後に実験場所と優秀な学生を提供してくれた武田先生,研究立ち上げのために研究費をサポートしてくれた小林先生,研究内容の立案,学生指導,追加実験をしてくれた中川先生,前原くんをはじめとしてデータを出してくれた学生の方々,本当にありがとうございました(大西俊介).

Endoscopic in vivo cellular imaging of superficial squamous cell
carcinoma of the head and neck by using an integrated endocytoscopy
system (with video).

受理日:
Authors:
Shimizu Y, Takahashi M, Yoshida T, Ono S, Mabe K, Kato M, Asaka M, Hatanaka K, Sakamoto N
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

頭頸部表在癌に対するエンドサイトスコピー(超拡大内視鏡)の診断能、有用性をNew
methodとしてまとめました。ホントにできるの?と思われてしまいそうな内容なので、説得力のあるビデオと写真をたくさん添付しました。

最近GIE誌にはcase reportとletterばっかりでしたので、久々にfull paperが書けて良かったです。
(清水)

Japanese multicenter experience of endoscopic necrosectomy for infected walled-off pancreatic necrosis: The JENIPaN study

受理日:
Authors:
Yasuda I, Nakashima M, Iwai T, Isayama H, Itoi T, Hisai H, Inoue H, Kato H, Kanno A, Kubota K, Irisawa A, Igarashi H, Okabe Y, Kitano M, Kawakami H, Hayashi T, Mukai T, Sata N, Kida M, Shimosegawa T
雑誌名:
Endoscopy
コメント:

全国多施設共同研究の結果がまとまりました.本邦発の多施設共同研究が一流誌にacceptされ,嬉しいです.
このままの勢いを維持すべく頑張りたいところですが,一方,主任研究者となった以降のプレッシャーは大変なものです.
岐阜大 安田先生より熱いコメントを参照ください.裏話も....LINKを参照ください.
(河上)

岐阜大学 第一内科 安田一朗先生のコメント

感染性膵壊死(Walled-off necrosis)に対する内視鏡的ネクロセクトミーの日本における現状を,全国16施設から57例のデータを集積してまとめました.
まず大丈夫だろうと思って最初に投稿したJGからrejectされた時には目の前が真っ暗になりましたが,論文の価値を信じて上位誌へ再投稿してのacceptは気分爽快です!!
EUS-FNAおよび関連手技において日本が欧米に後れをとっていたのは既に過去のことです.最近の日本の先生方のご活躍によってこの領域でもアメリカ・ヨーロッパに迫る第三極としての立場を固めつつあります.しかし,韓国・中国・インドなど他のアジア諸国から猛追されているのも事実です.もっともっと世界に向けて日本の優れた内視鏡手技・研究成果をアピールしていきましょう!!
(岐阜大学 第一内科 安田一朗)

A randomized, double-blinded, placebo-controlled, multicenter
trial, healing effect of rebamipide in patients with low-dose aspirin
and/or non-steroidal anti-inflammatory drug induced small bowel injury

受理日:
Authors:
Sei Kurokawa, Shinichi Katsuki, Tomoki Fujita, Yusuke Saitoh,
Hidetoshi Ohta, Kouji Nishikawa, Yasushi Sato, Yasuhiro Sato, Koji
Ohira, Masataka Yamada, Mototsugu Kato
雑誌名:
Journal of Gastroenterology
コメント:

北海道小腸研究会による多施設共同試験です。世界で初めてのNSAIDs小腸粘膜傷害に対するプラセボを対照としたRCTです。rebamipideの有効性は明らかで、どのような解析でも有意差がついています。NSAIDs小腸粘膜傷害に対する予防法が確立できたと思われます。Lancet,JAMAなど欧米の雑誌5誌からはrejectでした。やっとrebamipideについての理解があるJGで採択されました。
(加藤)

Acute pancreatitis caused by migration of the Anisakis parasite into the ampulla of Vater

受理日:
Authors:
Yamato H, Kawakami H, Takagi K, Ogawa K, Hatanaka K, Yamamoto Y, Naruse H, Kawakubo K, Sakamoto N
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

2005年度に高木貴久子先生が第91回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会で発表された症例をまとめました.
成瀬先生,河上先生,川久保先生にご指導いただき,論文化することができました.この場をお借りして厚く御礼申し上げます.
(大和)



大和先生が市立函館病院赴任後に掘り起こした症例です.
時間はかかりましたが立派の一言に尽きます.特に,大和先生は写真の重要性を理解できたのではないでしょうか?
基幹病院でも引き続き論文化が出来るよう,今後も一緒に頑張りましょう!
(河上)

Outcomes and predictive factors of "not self-completion" in gastric
endoscopic submucosal dissection for novice operators

受理日:
Authors:
Shouko Ono, Mototsugu Kato, Manabu Nakagawa, Aki Imai, Keiko Yamamoto,
Yuichi Shimizu.
雑誌名:
Surgical Endoscopy
コメント:

retrospective studyながら、比較的良い雑誌に受理されました。
現在、前向きにESD learning curveを試験中です。
(小野 尚子)

Human equilibrative nucleoside transporter 1 and Notch3 can predict gemcitabine effects in patients with unresectable pancreatic cancer

受理日:
Authors:
Eto K, Kawakami H, Kuwatani M, Kudo T, Abe Y, Kawahata S, Takasawa A, Fukuoka M, Matsuno Y, Asaka M, Sakamoto N
雑誌名:
British Journal of Cancer
コメント:

大学院を卒業し、1年以内のacceptを目標に論文を作成してきました。やっと届いたacceptの知らせは本当に嬉しいの一言です。
胆膵疾患の診療ならびに大学院での研究や論文作成の指導を頂いた河上先生、研究を支えて頂いた浅香先生、坂本先生、病院病理部 松野先生を始めとするスタッフの皆様方に心より感謝致します。
今後も研究内容をさらに検討し、日常診療への一助となれるよう深めていければ嬉しく思います。
(江藤)


検体採取から始まり、候補遺伝子の検索と解析、予後調査に至るまで、泥臭い研究でした。
何から何まで手探り状態で始めましたが、最高の形で結実しました。
(旧)第三内科時代から消化器領域の学内研究ではBJC誌へのacceptは初めてです。本当に良かったです!
(河上)

Endoscopic ultrasound-guided rendezvous procedure for unidentifiable papilla and non-dilated pancreatic duct

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kuwatani M, Sakamoto N
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

Interventional EUS関連のnew techniqueを一発acceptして頂きました。小ネタでDEN3連発になりました。すぐに形にしないと、競争社会ですので...。
(河上)

The Ability of A Novel Blue Laser Imaging System for the Diagnosis of Invasion Depth of Colorectal Neoplasms

受理日:
Authors:
Yoshida N, Hisabe T, Inada Y, Kugai M, Yagi N, Hirai F, Yao K, Matsui T, Iwashita T, Kato M, Yanagisawa A, Naito Y
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

レーザー光を光源にした新たな内視鏡であるBlue Leaser Imagingの初めての論文です。大腸腫瘍の診断能においてNBIと非劣性であることを証明しています。BLIにはNBIとは違った微細診断を有していることが明らかになりつつありますが、営業的な面から急いで書かれた論文です。BLIの今後の展開に期待してください。
(加藤)

Optimal dose period for indisetron tablets for preventing chemotherapy-induced nausea and vomiting with modified FOLFOX6: a randomized pilot study.

受理日:
Authors:
Nakatsumi H, Komatsu Y, Yuki S, Sogabe S, Tateyama M, Muto S, Kudo M, Kato K, Miyagishima T, Uebayashi M, Meguro T, Oba K, Asaka M.
雑誌名:
Chemotherapy. 2012;58(6):439-44
コメント:

新規制吐剤を用いて、当Gで計画立案したRandomized pilot studyであり、HGCSG皆で頑張った結果を、中積先生が纏めて報告してくれました。この結果は前年のACOSでも中積先生からOral発表されAWARDを獲得した報告です。卒業論文として立派な報告だと思います。
(小松)

New stent exchange technique following endoscopic ultrasound-guided nasobiliary drainage

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kuwatani M, Sakamoto N
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

通電ダイレイターが発売され、EUSガイド下胆道ドレナージ術に応用されていますので、この手技は不要になります。
廃れる前のポテンヒットです。しかし,最近case reportは厳しいですね...。
(河上)

Preoperative percutaneous transhepatic biliary drainage is an option and limited only for patients with hilar cholangiocarcinoma in whom endoscopic nasobiliary drainage is technically difficult

受理日:
Authors:
Kawakami H
雑誌名:
World Journal of Surgery
コメント:

伝統的な外科雑誌ですが,術前胆道ドレナージ術に関して諭してあげました.外科系の最高峰雑誌である,Ann Surgの最新のreviewでもENBDが第1選択と明記してあります!
(河上)

Impact of Anticancer Treatment on Recurrent Obstruction in Covered Metallic Stents for Malignant Biliary Obstruction

受理日:
Authors:
Nakai Y, Isayama H, Mukai T, Itoi T, Maetani I, Kawakami H, Yasuda I, Maguchi H, Ryozawa S, Hanada K, Hasebe O, Ito K, Kawamoto H, Mochizuki H, Igarashi Y, Irisawa A, Sasaki T, Togawa O, Hara T, Kamada H, Toda N, Hamada T, Kogure H.
雑誌名:
Journal of Gastroenterology
コメント:

全国多施設共同研究の再解析の結果がまとまりました。海外には負けてられませんよね。東大 中井先生より"さらっと(結構,熱いな...)"コメントを頂くことができましたので、LINKを参照ください。
(河上)


東京大学消化器内科 中井陽介先生のコメント

昨年GI endoscopyにacceptされた中下部悪性胆道狭窄に対するWallFlex stentの多施設共同試験 (WATCH study)について、抗腫瘍療法の影響という点に注目した別解析論文です。


抗腫瘍療法を行う・行わないという判断を行う時点で、予後が大きく異なる2群を比較するという強いバイアスを避けるために、"競合リスク解析"という新しい解析法を用いました。
何はともあれ、1つの試験で集積したデータで2本の論文をpublishできたという"一粒で二度おいしい"研究でした。
今後も胆膵領域におけるevidenceを日本から世界へ発信すべく、All Japanで協力して頑張っていきましょう!
(東京大学消化器内科 中井陽介)