Accept論文

2012年

Preliminary report on a new fully covered metal stent designed for the treatment of pancreatic fluid collection

受理日:
Authors:
Yamamoto N, Isayama H, Kawakami H, Sasahira N, Hamada T, Ito Y, Takahara N, Uchino R, Miyabayashi K, Mizuno S, Kogure H, Sasaki T, Nakai Y, Kuwatani M, Hirano K, Tada M, Koike K
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

東大消化器内科との共同研究です.年内ギリギリにacceptされました.東大 伊佐山先生より熱いコメントを頂くことができましたので,LINKを参照ください.
(河上)
東京大学消化器内科 伊佐山浩通先生のコメント

本論文は、膵仮性嚢胞の内視鏡治療における東京大学と北海道大学の共同研究である。

膵仮性嚢胞は、現在内視鏡的な治療の進歩により、低侵襲な治療が確立しつつある。最近では超音波内視鏡ガイド下に胃または十二指腸より嚢胞内腔を穿刺し、ガイドワイヤー挿入後に消化管壁、嚢胞壁を拡張し、ドレナージチューブを挿入する手技である。Plastic stentまたはnasobiliary drainage tubeが使用されてきたが、大口径を有するcovered metallic stentの有用性が報告され始めたところである。

我々は、専用のステントを韓国TaeWoong社より輸入し、臨床試験として治療を進めてきた。近年、膵仮性嚢胞は、いわゆる膵管閉塞・破綻に伴う貯留嚢胞「Pancreatic pseudocyst (PC)」と、急性膵炎後の壊死物質が被胞化された「Walled-off pancreatic necrosis (WOPN」」に分類されており、本論文では5例のPCと4例のWOPNに新しいcovered metallic stentを使用した。このステントは両端のフレアーが大きくて垂直に近い角度で立ち上がっており、内径も16mmとかなり大きいステントである。長さは3cmと短く、PCあるいはWOPNのドレナージに最適な形状となっている。PCではドレナージのみであるが、WOPNでは引き続きこのステントを通して直接スコープを嚢胞内に挿入して壊死物質を除去するnecrosectomyを施行する。超音波ガイド下治療の進歩に伴い、世界的に注目されている治療である。しかし、超音波内視鏡ガイド下治療はいずれも専用のデバイスがなく、広く普及するにはまだまだ時間が必要である。

本論文では、このステントの有用性と安全性をpilot studyとして評価しており、その安全性の高さから今後標準化への大きな役割を果たすものと考えている。
いずれにしてもこの先進的な領域に、積極的に取り組み、新しいデバイスを評価し得たことは世界から注目される業績と思われ、内視鏡治療の進歩に大きく貢献したものと自負している。

(東京大学消化器内科 伊佐山浩通)


Spontaneous intraductal stent migration after EUS-guided
choledochogastrostomy

受理日:
Authors:
Kawakubo K, Kawakami H, Kuwatani M, Haba S, Kudo T, Abe Y,Sakamoto N
雑誌名:
Endoscopy
コメント:

事なきを得てよかった、という素直な気持ちを形にしたまでです。(川久保)
年内最後の吉報です。超音波内視鏡ガイド下"胆管・胃(前庭部)"吻合術後の偶発症の報告です。
偶発症が生じましたが、何とか保存的治療で対処できた点は良かったです。新たな手技なので、今後は"安全な手技"になるよう確立すべく、日々努力してゆきたいと考えています。(河上)

Validation study of a prognostic classification in patients with metastatic colorectal cancer who received irinotecan-based second-line chemotherapy.

受理日:
Authors:
Shitara K, Yuki S, Yamazaki K, Naito Y, Fukushima H, Komatsu Y, Yasui H, Takano T, Muro K.
雑誌名:
コメント:

愛知がんセンター、静岡がんセンターと当科化療Gがいっしょに纏めたstudy結果が報告されました。貴重な患者さんのデータを、他施設と協力して完成させるのも臨床研究の醍醐味です。このような研究は、今後も増えて行く事が予想できます。いずれは当Gでも1st authorをとるようにがんばって行きたいと思いますが、なかなか症例登録で上まれる施設ではないので大変です。
(小松)

What is an adequate management strategy for pharyngeal low-grade dysplasia?

受理日:
Authors:
Shimizu Y, Takahashi M, Yoshida T, Ono S, Mabe K, Kato M, Asaka M, Sakamoto N
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

咽頭上皮内腫瘍の臨床病理学的検討が広島大から出されていましたが、low-grade dysplasia (大きさ中央値4mm)症例まで片っ端から全麻下ESDを行うという、いけないことをしていたため、咽頭ESDのパイオニアとしてletter to the editorの形で意見致しました。自験例をもとに、low-grade症例は完全生検か経過観察で十分である旨、とくとくと諭してあげました。(清水)

Endoscopic ultrasound-guided celiac ganglia neurolysis versus celiac plexus neurolysis: A randomized multicenter trial

受理日:
Authors:
Doi S, Yasuda I, Kawakami H, Hayashi T, Hisai H, Irisawa A, Mukai T, Katanuma A, Kubota K, Ohnishi T, Ryozawa S, Hara K, Itoi T, Hanada K, Yamao K
雑誌名:
Endoscopy
コメント:

超音波内視鏡ガイド下腹腔神経叢ブロックvs. 神経節ブロック術に対するRCTです.
本邦からの多施設共同研究が一流誌にacceptされ(GIE 2編,Endoscopy 1編),喜ばしい限りです.
次回の主任研究者の方々にとっては,プレッシャーです....
岐阜大学 土井晋平 先生より熱いコメントを頂きましたので,ご参照下さい.(河上)

岐阜大学 土井晋平 先生のコメント

この試験は超音波内視鏡ガイド下腹腔神経叢ブロック(EUS-CPN)とその派生手技である腹腔神経節ブロック(EUS-CGN)を比較するために行われた多施設共同による前向き無作為化比較試験です.国内13のEUS先進施設による,まさにオールジャパンで挑んだ試験でした.EUS関連手技に関して本邦からこれだけの規模のRCTはまず前例が無く,日本人の結束力の高さを世界に示した事例として大変意義高いものと思っています.

試験実施にあたり北大のご尽力は大変大きなものでした.北大からの登録は実に全体の約3割をも占めています.データ回収時のレスポイントでも迅速・丁寧であり,多施設共同試験での模範的振舞いとしてこちらも非常に勉強になりました.

多施設共同試験では個々の施設の臨床力も重要ですが,試験に臨む姿勢と協力体制のクオリティの高さが世界における日本の最大の強みであると実感しています.


(岐阜大学 第一内科 土井晋平)


Hepatobiliary alveolar echinococcosis infiltration of the hepatic hilum diagnosed by endoscopic ultrasonography-guided fine-needle aspiration

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kuwatani M, Sakamoto N
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

小ネタですが,何とかacceptされました(河上)

Multi-center randomized controlled study to establish the standard third-line regimen for Helicobacter pylori eradication in Japan

受理日:
Authors:
Kazunari Murakami,Takahisa Furuta, Takashi Ando, Takeshi Nakajima, Yoshikatsu Inui, Tadayuki Oshima, Toshihiko Tomita, Katsuhiro Mabe, Makoto Sasaki, Takanori Suganuma, Hideyuki Nomura, Kiichi Satoh, Shinichiro Hori, Syuuji Inoue, Takeshi Tomokane, Mineo Kudo, Tomoki Inaba, Susumu Take, Toshifumi Ohkusa, Shojiro Yamamoto, Shigeaki Mizuno, Toshiro Kamoshida, Kenji Amagai, Junichi Iwamoto, Jun Miwa, Masaaki Kodama, Tadayoshi Okimoto, Mototsugu Kato, Masahiro Asaka
雑誌名:
Journal of Gastroenterology
コメント:

Japan Gast Study Groupによる4つ目の論文です。H. pylori除菌の三次除菌について3アームの多施設共同の無作為化試験を行いました。Lansporazole60mg+Amoxicillin1500mg+Sitafloxacin200mgによる三次除菌率は約70%と最も除菌率が高く、現時点での三次除菌の標準治療と考えられます。今後は更なる高除菌率を目指したレジメの開発が必要です。(加藤)

Duplicated Wirsung duct

受理日:
Authors:
Kawakubo K, Kawakami H, Sakamoto N
雑誌名:
Pancreatology
コメント:

北大に移籍後初のPublicationになりました。1000件くらいERCPを見ていますが、本当に驚きの症例でした。何はともあれ、形になってよかったです。(川久保)
"これは珍しい!"と認識した時点での形にするためのスピードも能力の1つです。とても大事なことです。(河上)

Endoscopic resection (EMR/ESD) for superficial esophagealsquamous cell carcinoma - current status of various techniques -

受理日:
Authors:
Shimizu Y., Takahashi M., Yoshida T., Ono S., Mabe K., Kato M., Asaka M., Sakamoto N.
雑誌名:
Digestive Endoscopy
コメント:

Review Article 執筆の依頼を頂き、食道癌EMR/ESDの技術面における現況、課題について熱く(暑苦しく?)語ってみました。数ある手技、デバイスに関して、外人さんにも理解できるように解説するのは結構、面倒でした。(清水)

Endoscopic Ultrasonography-guided Rendezvous Technique for Biliary cannulation--Technical Review--

受理日:
Authors:
Isayama H, Nakai Y, Kawakubo K, Kawakami H, Itoi T, Yamamoto N, Kogure H, Koike K.
雑誌名:
J Hepatobiliary Pancreat Sci
コメント:

EUSガイド下ランデブー法のreviewです。
胆膵内視鏡医は必読のreviewとなっています。
和文で堪能されたい方は肝胆膵に執筆させていただきましたので、是非ご購入下さい(66巻1号予定)。(河上)

Comparison of gastric accommodation and sensory functions betweenfunctional dyspepsia and healthy subjects using noveldrinking-ultrasonography test.

受理日:
Authors:
Tamotsu HATA, Mototsugu KATO, Takahiko KUDO, Mutsumi NISHIDA, Urara
NISHIDA, Aki IMAI, Takeshi YOSHIDA, Jyojyo HIROTA, Go KAMADA, Shouko
ONO , Manabu NAKAGAWA, Soichi NAKAGAWA, Yuichi SHIMIZU, Hiroshi
TAKEDA, Masahiro ASAKA
雑誌名:
Digestion
コメント:

これは幡先生の学位論文の一部で、お蔵入りしそうなところを工藤俊彦先生の努力でDigestionに受理されました。飲水エコー検査についての論文は二つ目となり、世界的に普及することを期待しています。論文化をあきらめたり、お蔵入りしている論文でもテーマさえ古くなければこれからでも受理されることが証明されました。
(加藤元嗣)

IgG4関連硬化性胆管炎の臨床像とCT診断~胆管癌との鑑別診断について~

受理日:
Authors:
松崎晋平,菊山正隆,河上 洋,窪田賢輔,真口宏介.
雑誌名:
日本消化器病学会雑誌
コメント:

鈴鹿中央病院の松崎先生が希少症例を和文でまとめあげました(本音で言えば、英文化...。モッタイナイなーと思います)。(河上)

Diagnostic ability and factors affecting accuracy of EUS-FNA for pancreatic solid lesions a large single center experience in Japan.

受理日:
Authors:
Haba S, Yamao K, Bhatia V, Mizuno N, Hara K, Hijioka S, Imaoka H, Niwa Y, Tajika M, Kondo S, Tanaka T, Shimizu Y, Yatabe Y, Hosoda W, Kawakami H, Sakamoto N.
雑誌名:
J Gastroenterol
コメント:

初めての英文論文で大変でした...。名古屋で手羽先ばかりを食べてきたわけではないことを証明できました。(羽場)
国内留学の成果を遺憾なく発揮した成果と思います。本邦よりの貴重な基礎データーとして受け継がれるものと考えています。(河上)

CO2 insufflation for ERCP: is this beneficial to all patients?

受理日:
Authors:
Kuwatani M, Kawakami H, Sakamoto N.
雑誌名:
Digest Endosc
コメント:

同様のstudyを行ったものとしてどうしても納得がいきませんでした。が、study designの重要性を改めて認識させていただきました(桑谷)
反面教師ですか?(河上)

Recent development of gastric cancer prevention

受理日:
Authors:
Mototsugu KATO, Masahiro ASAKA
雑誌名:
Japanese Journal of Clinical Oncology
コメント:

これは胃癌予防についての総説です。胃癌の一次予防および二次予防についてのトピックスを記載しています。もちろん趣旨は胃がん検診をやめて、除菌治療による胃癌予防の普及です。(加藤)

Changes in endoscopic findings of gastritis after cure of H. pylori infection: A multicenter prospective trial

受理日:
Authors:
Mototsugu Kato, Shuichi Terao, Kyoichi Adachi, Shugemi Nakajima, Takashi Ando, Norimasa Yoshida, Noriya Uedo, Kazunari Murakami, Syuichi Ohara, Masanori Ito, Naomi Uemura, Takuro Shinbo, Hidenobu Watanabe, Takahiro Kato, Kazunori Ida, for the Study group for establishing endoscopic diagnosis of chronic gastritis
雑誌名:
Digest Endosc
コメント:

日本消化器内視鏡学会の附置研究会「慢性胃炎の内視鏡診断確立のための研究会」(代表:井田和徳)が3つの多施設共同の前向き試験を行いました。その中で私が企画運営した「内視鏡によるH. pylori除菌診断の検討」の論文化です。H. pylori除菌前後による胃炎の内視鏡所見を詳細に前向きに検討しています。世界初の多施設共同試験なのでGIEなどに投稿したかったのですが、日本消化器内視鏡学会の下部組織とのことで、内視鏡学会の英文誌になりました。(加藤元嗣)

The identification for high risk group of gastric cancer using serum pepsinogen after successful eradication of Helicobacter pylori

受理日:
Authors:
Haneda M, Kato M, Ishigaki S, Suzuki M, Takahashi M, Nakagawa M, Ono S, Mori Y, Mabe K, Nakagawa S, Kudo T, Shimizu Y, Asaka M
雑誌名:
Journal of Gastroenterology and Hepatology
コメント:

羽田先生の学位論文が受理されました。H. pylori除菌後の胃癌リスクを、除菌後のペプシノゲン値を用いて評価できるとの内容です。最近、除菌を受けた検診受診者が多くなり、胃癌リスクをABC分類で評価できないケースが増えてきています。除菌後(E群)の時代を向かえると、重要性が増してくると思います。(加藤元嗣)

Decrease of peripheral and intestinal NKG2A-positive T cells in patients with ulcerative colitis

受理日:
Authors:
Takehiko Katsurada*, Waka Kobayashi*, Utano Tomaru, Tomohisa Baba, Shigeru Furukawa, Akihiro Ishizu, Kazuyoshi Takeda, Naoya Sakamoto, Masahiro Asaka, Hiroshi Takeda and Masanori Kasahara
*Equally contributed
雑誌名:
PLOS ONE
コメント:

私の学位研究を小林和夏先生に引き継いで研究してもらい論文投稿まで漕ぎつけました。古川滋先生が見出された潰瘍性大腸炎患者に特有のリンパ球異常についてマウスの腸炎モデルと併せて検証しました。IBDグループからやっと形となる業績を出すことができほっとしています。分子病理外丸先生には一から十までお世話になり頭が上がりません。御指導御協力頂いた全ての先生方、実験助手さんたちにこの場を借りて深く御礼申し上げます(桂田)。

The role of peroral video cholangioscopy in patients with IgG4-related sclerosing cholangitis

受理日:
Authors:
Itoi T, Kamisawa T, Igarashi Y, Kawakami H, Yasuda I, Itokawa F, Kisimoto Y, Kuwatani M, Doi S, Hara S, Moriyasu F, Baron TH
雑誌名:
Journal of Gastroenterology
コメント:

IgG4関連硬化性胆管炎の経口電子胆道鏡(POVCS)所見に関するretrospective studyがacceptされました.胆管癌,原発性硬化性胆管炎との鑑別診断について言及しています.POVCS施行例が単施設のみでは少数であっても,多施設の症例を持ち寄ることにより,大きな形になりました.(河上)

肝門部胆管癌に対する術前胆道ドレナージ術

受理日:
Authors:
河上 洋,加藤元嗣,平野 聡,坂本直哉
雑誌名:
日本消化器内視鏡学会雑誌
コメント:

今回は総説を執筆させて頂きました.北大からは初めてとのことですが,本当であれば光栄です.胆膵疾患専門医師であれば知っているあるいは知りうることでも,関連病院の先生方は知らない,という溝を埋められれば,と言う思いで執筆しました.全国の学会員の先生方は勿論ですが,"関連病院の先生方にこそ読んで頂きたい"と思っています.消化器内科医にとっては,胆道癌ガイドライン改訂時の際にも重要な問題になると思います.是非,熟読下さい.(河上)

Wire-guided cannulation is not a standardized, ideal technique for preventing post-ERCP pancreatitis.

受理日:
Authors:
Kawakami H, Isayama H, Maguchi H, Kuwatani M, Nakai Y, Kawakubo K, Haba S, Kudo T, Abe Y, Koike K, Sakamoto N.
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

GIEにacceptされた胆管深部挿管手技に関するRCTに対するletterへのreplyをacceptして頂きました.自身への論文に反応があると言うことは,論文の内容が注目されているからであり(?),嬉しい限りです.坂本教授が赴任されてから,初めての共著となりました(河上).

Diagnosis of depth of invasion for patients with superficial esophageal cancer: differentiating upper submucosal versus middle or deep submucosal invasion is important for deciding treatment strategy.

受理日:
Authors:
Shimizu Y, Takahashi M, Yoshida T, Ono S, Mabe K, Kato M, Asaka M.
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

食道癌EUS診断のメタ解析が載っており、私の古い論文も引用されていました。が、解釈のされ方が不本意であり、メタ解析の結論も、筋層浸潤が否定できれば診断的EMRを推奨、という大ざっぱなものだったため勘弁ならずLetter to the Editorの形でもの申しました。
自験成績をもとに、EMR/ESD相対的適応であるsm1までとsm2以深の術前鑑別診断の重要性を理論的にとくとくと諭してあげました。(清水)

KRAS mutations in primary tumours and post-FOLFOX metastatic lesions in cases of colorectal cancer

受理日:
Authors:
Kawamoto Y, Tsuchihara K, Yoshino T, Ogasawara N, Kojima M, Takahashi M, Ochiai A, Bando H, Fuse N, Tahara M, Doi T, Esumi H, Komatsu Y, Ohtsu A.
雑誌名:
British Journal of Cancer
コメント:

国内留学させていただいていた国立がん研究センター東病院にてまとめたデータです。初めての論文投稿がBritish Journal of Cancerにacceptされ感無量です。実験・論文の御指導をいただいた国立がん研究センター東病院 土原和哉先生、吉野孝之先生にこの場を借りて御礼申し上げます。また、国内留学を御支援・御指導いただいた小松先生、前教授 浅香先生にも御礼申し上げます。今後とも精進してまいります。(川本泰之)

Endoscopic nasobiliary drainage should be initially selected for preoperative biliary drainage in patients with perihilar bile duct cancer

受理日:
Authors:
Kawakami H, Kuwatani M, Eto K, Kudo T, Tanaka E, Hirano S.
雑誌名:
World Journal of Surgery
コメント:

肝門部胆管癌の術前ドレナージ術はPTBDを再考すべきとの論文が掲載されていました.
瘻孔部再発は既報より低頻度のようですが,やはり播種の可能性は無視できません.
伝統的な外科系雑誌ですが,すかさずLetter to the editor形式で反論しました.
約70%は片葉PTBDであったとのことより,これらは片葉ENBDに変更可能であり,PTBDは限定的にすべき,と諭しておきました.(河上)

Anemia and thrombocytosis induced by ribavirin monotherapy in patients with chronic hepatitis C.

受理日:
Authors:
Kobayashi T, Hige S, Terashita K, Nakai M, Horimoto H, Sho T, Nakanishi M, Ogawa K, Chuma M, Sakamoto N, Asaka M.
雑誌名:
Jounal of Gastroenterology
コメント:

約2年間にわたり、実験から論文化までご指導いただきました髭 修平先生に深謝いたします。また、検体の収集、保管にご尽力くださいました歴代肝臓グループの諸先生方、津田さん、小路さん、植田さん、ありがとうございました。

Comparison of Partially-covered Nitinol Stents with Partially-covered Stainless Stents as a Historical Control by Japanese Multicenter Study in Distal Malignant Biliary Obstruction: WATCH study

受理日:
Authors:
Isayama H, Mukai T, Itoi T, Maetani I, Nakai Y, Kawakami H, Yasuda I, Maguchi H, Ryozawa S, Hanada K, Hasebe O, Ito K, Kawamoto H, Mochizuki H, Igarashi Y, Irisawa A, Sasaki T, Togawa O, Hara T, Kamada H, Toda N, Kogure H.
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

中下部悪性胆道狭窄に対するWallFlex stentの多施設共同症例集積研究がGIEにacceptされました.ここ最近,胆膵内視鏡領域における多施設共同研究はGIEなどのtop journalをtargetにできるようになってきました.今後も質の高い臨床研究を継続すべく,技術は勿論のこと,フルに知恵を絞って頑張ります.(河上)

Is intraductal papillary mucinous neoplasm really a risk factor of post-ERCP pancreatitis after pancreatic stenting?

受理日:
Authors:
Kuwatani M, Kawakami H, Kato M
雑誌名:
Internal Medicine
コメント:

論文の結果はただ鵜呑みにするだけでなく,抱いた疑問をぶつけてみることも大事なことと思います.著者の方々とも良い意見交換が出来ると信じています(桑谷).
自身の専門領域には日々常々アンテナを張り巡らす必要性を感じます(河上).

Endoscopic resection is the criterion standard of treatment for patients with early squamous cell neoplasia of the esophagus.

受理日:
Authors:
Shimizu Y, Takahashi M, Yoshida T, Ono S, Mabe K, Kato M, Asaka M
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

内視鏡的ラジオ波焼灼(既にBarrett食道dysplasiaに対する有用性がN Engl J Medに報告されています)がsquamous cell neoplasiaに対しても良好な治療成績であったという論文が載っていたので、勘弁ならずLetter to the Editorの形でもの申しました。
自験成績をもとに、完全切除による正確な病理組織診断の重要性を理論的にとくとくと諭してあげました。(清水)

Successful treatment with clarithromycin for primary immune thrombocytopenia of aged patients

受理日:
Authors:
Ohe M and Hashino S
雑誌名:
Formosan J
コメント:

北海道社会保険病院大江先生との5編目です。この路線も確立しました。

A case of oropharyngeal squamous papilloma in which endoscopic resection was performed

受理日:
Authors:
Takahashi M, Shimizu Y, Yoshida T, Kudo T, Mabe K, Nakagawa S, Nakagawa M, Mori Y, Yamamoto J, Ono S, Kato M, Asaka M
雑誌名:
Gastrointestinal Endoscopy
コメント:

中咽頭乳頭腫EMR症例をBrief Reportにまとめたものです.この領域は日本の一部の施設の独壇場であり,何を書いても通る勢いです.
英語アレルギーの高橋君が頑張ってくれました.大学院2年目での英文執筆は立派です.(清水)

TAS-102 monotherapy for pretreated metastatic colorectal cancer: a double-blind, randomised, placebo-controlled phase 2 trial.

受理日:
Authors:
Yoshino T, Mizunuma N, Yamazaki K, Nishina T, Komatsu Y, Baba H, Tsuji A, Yamaguchi K, Muro K, Sugimoto N, Tsuji Y, Moriwaki T, Esaki T, Hamada C, Tanase T, Ohtsu A.
雑誌名:
Lancet Oncology. 2012 Oct;13(10):993-1001
コメント:

TAS102は、本邦の製薬会社が創薬した、本邦生まれの経口抗がん剤です。本邦において無作為比較第2相試験において、placevoに対して、優位な結果となり、現在Globalの第三相試験も実施され、その結果も出ようとしています。本邦では、すでに承認され2014年6月にはロンサーフという名前で世に出ることになりました。そして、その結果がLancet Oncologyにアクセプトされるという名誉な結果となったわけです。治験から新薬発売まで関われたというのは素晴らしい事であり、さらに化療Gメンバーの努力により、多数のエントリーができ、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)では、私が2年連続でPGx研究結果を発表させてもらうことができました。今後もグループの皆で最先端治療開発に関わって行きたいと思います。
(小松)

Efficacy and safety of capecitabine plus cisplatin in Japanese patients with advanced or metastatic gastric cancer: subset analyses of the AVAGAST study and the ToGA study.

受理日:
Authors:
Yamaguchi K, Sawaki A, Doi T, Satoh T, Yamada Y, Omuro Y, Nishina T, Boku N, Chin K, Hamamoto Y, Takiuchi H, Komatsu Y, Saji S, Koizumi W, Miyata Y, Sato A, Baba E, Tamura T, Abe T, Ohtsu A.
雑誌名:
Gastric Cancer. 2013 Apr;16(2):175-82.
コメント:

AVAGAST studyとToGA studyという二つの巨大Global試験の中から、日本人のXP治療結果のみを抽出して、解析し報告した論文です。Global studyに参加するだけでは無く、目の付け所さえ良ければ、このような研究方法もあるのだということを改めて認識した研究でした。
(小松)

First-line sunitinib plus FOLFIRI in Japanese patients with unresectable/metastatic colorectal cancer: a phase II study.

受理日:
Authors:
Tsuji Y, Satoh T, Tsuji A, Muro K, Yoshida M, Nishina T, Nagase M, Komatsu Y, Kato T, Miyata Y, Mizutani N, Hashigaki S, Lechuga MJ, Denda T.
雑誌名:
Cancer Sci. 2012 Aug;103(8):1502-7
コメント:

大腸癌に対するマルチターゲットのTKIであるスニチニブと世界標準療法であるFOLFIRI療法の併用によるPhase II studyの結果報告です。苦労したのですが、スニチニブの副作用マネージメントが困難であり、既存の治療を越える事は出来ないとの判断から、negative studyと判断されたstudyです。しかし、negativeでもしっかりと解析すれば、それなりの雑誌にアクセプトされる事がわかる論文です。
(小松)

Phase II study of combined chemotherapy with irinotecan and S-1 (IRIS) plus bevacizumab in patients with inoperable recurrent or advanced colorectal cancer.

受理日:
Authors:
Komatsu Y, Yuki S, Sogabe S, Fukushima H, Nakatsumi H, Kobayashi Y, Iwanaga I, Nakamura M, Hatanaka K, Miyagishima T, Kudo M, Munakata M, Meguro T, Tateyama M, Sakata Y.
雑誌名:
Acta Oncol. 2012 Sep;51(7):867-72.
コメント:

言うまでもなくHGCSGの看板レジメンであるIRIS+BVのPhase II結果の報告です。PIIとしては、大腸癌レジメンでは世界最高の治療効果を示しています。この結果をもって、現在All JapanでTricolore試験(PIII)が実施されています。この試験がpositiveになれば、また一つ当化療GならびにHGCSGグループ発の、世界の標準療法が生まれる可能性があるわけですので、今からワクワクしています。
(小松)